老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

大阪のイメージ(続) 大阪弁編  ③大阪や関西で独特の言葉 

2024年08月26日 18時46分09秒 | その他
 大阪人が何気なく使っている言葉の意味が判りにくいと言われる人も多いです。

チャリ・チャリンコ   (自転車) 
じゃり         (子供) 
             ※「じゃりン子チエ」という漫画もありました
押しピン        (画鋲)
アメちゃん       (大阪のおばちゃんはいつも飴を持っていて、直ぐ
            に「アメちゃんあげよか」と言います)
モータープール     (駐車場)
レイコ―        (アイスコーヒー)
アテ          (酒のおつまみ)
マクド/ミスド     (マクドナルド/ミスタードーナツ)


面白い意味の関西弁のフレーズ
行けたら行くわ      (まず行かないだろうけど…)
遠慮のかたまり      (何人かで食べている時に、一つだけ残る料理のこ
             と)
なんぼ?         (How much?)
それ、なおしといて (それを、片付けといて)
自分           (大阪では一人称の「自分」を、二人称にも使うの
            です。「自分、何しとん?」は、<お前は何をして
            るのか?>です)
茶をしばく                (コーヒーなどを飲むときに「茶をしばきに行こか」とい
          う言い方もします)
(まさ)

大阪のイメージ(続) 大阪弁編  ②会話などで使われる言葉

2024年08月25日 19時01分25秒 | その他
 大阪人同士で交わす挨拶も独特のもので、なかなか判りにくいと思いますが、代表的なものを列記してみます。

<挨拶などで>
まいど       (いつもお世話になってます)
おおきに      (ありがとう)
さいなら      (さようなら)
ほな        (そうしたら、これで失礼します)
よろしゅう     (ヨロシクお願いします)
もうかりまっか   (儲かっていますか?)
ボチボチでんなぁ  (おかげで、何とかやってます)

<日常の会話の中で>
あほやなぁー/あほか/あほちゃうか (バカという言葉は使いません) 
  これに対する切り返しは「あほちゃいますねん、パーですねん」です
あかん       (全然ダメ)
ほんま       (本当に)
めっちゃ      (最近の若者言葉と同じく、「メチャメチャ」と同じ意味)
なんでやねん    (なんで?)
かまへん      (かまわない)
 おもんな      (面白くない、洒落た場合は「黒犬」(=尾も白くない)です)
しゃーない     (仕方ない)

 してへん/してまへん/してまっかいなぁ/するかいな/せえへん
          (していない・しない)
ちゃうで      (違うよ)
せや/せやで    (その通り)
やってもた     (しでかした)
えらいこっちゃ   (大変なことや)
わやや       (駄目になる)
ハラ 立つわぁー  (腹が立つ)
ええねん/かまへん (良いのよ)
ずっこいなぁ    (ズルいなぁ)
なんそれ      (それどういうこと?)
知らんけどなぁ   (自分は知らないけれど)
懐さぶい      (手持ちの金が少ない)
 (まさ)
この項は<We Xpats Guide> <LINE SRORE>などを参考にさせていただきました。


2日前の夕焼け 西側に高層マンシャンがあり視界が限られていますが、この日は結構高い空で、バッチリでした

同上 伊丹空港に向かう飛行機が我が家近くを通ります
今日の夕食 冷奴/鯛のアラ炊き/野菜炒め/じゃこ天/メカブ
鯛のアラ炊き
野菜炒め チンゲン菜と椎茸のオイスター味

じゃこ天



大阪のイメージ(続) 大阪弁編  ①挨拶

2024年08月24日 19時50分16秒 | その他
(大谷選手の「40・40」が大きな話題でしたが、無事に達成、しかも満塁サヨナラコームランで達成というのですから、やはり何かを持っている人ですね。
このニュースをPCで見ている時に『浅田真央ノーバン始球式 ネット興奮』という記事の見出しがあり、これもクリックしました。昨日の西武-楽天戦に始球式に登場した、フィギュアスケートの浅田真央が、ノーバウンドで投球したとの内容でしたが、目が悪く興味心だけ旺盛なオジンは「ノーバン」を「ノーパン」と早とちりした次第です。興味本位の見出しに引っかかってしまいました。)

 さて、今年の異常な暑さで自宅待機時間が長くなりましたので、その間、地元大阪のことをあれこれと考えていました。

 大阪弁に関しては、このブログを始めた当初に、「大阪のイメージ」というテーマで、主に大阪弁について下記のような書き込みをしました。
大阪のイメージ  ① - 老いの途中で・・・ (goo.ne.jp)  (2016.4.19)
大阪のイメージ②   大阪弁・河内弁について ~その1~ - 老いの途中で・・・ (goo.ne.jp)   (2016.4.21)
大阪のイメージ③   大阪弁・河内弁について ~その2~ - 老いの途中で・・・ (goo.ne.jp)   (2016.4.26)
大阪のイメージ④  大阪弁のシャレ言葉 - 老いの途中で・・・ (goo.ne.jp)  
 (2016.4.27)
 夫々の内容は、今読み返してみても自分でもクスクス笑えるような内容なのですが、かなり合間があきましたので、「大阪弁」についてもう少し付け加えてみたいと思います。

 先ずは、大阪弁での挨拶に関してです。
 吉本新喜劇などの影響で、大阪弁は今や日本中で認知されている感がありますが、やはり大阪弁の魅力は、何か柔らかそうに聞こえる中で、独特の洒落っ気のある絶妙のやり取りにあり、これだけは小さい時から大阪弁の中で育った大阪人でないと対応できないものでしょう。

 そんな中で、感心するのが挨拶の時にもこの精神が生かされていることです。
 例えば、吉本新喜劇で有名になりましたが、食堂などに行き「邪魔するで・・・」に対して「邪魔するんなら、帰って!」というやりとりがありますが、これ以外にも直ぐに思い出す範囲でもいくつかあります。

「まいど!」に対する「おいど!」という切り返しの返事。(注:オイド=お尻)
・電話などで家族や親しい友人に、名前を言う代わりに「ワシや」と呼びかけると、「なんやタカか」との応答。  (注) <男性は自分のことを「ワシ」と言います>
「たのんまっせ」に対して、「頼まれ甲斐が、おまへんけど」
・これは以前にも、別の項で紹介したかと思うのですが、食堂などで少し年を取られたおかみさんに「お母さん」と呼びかけることがありますが、相手が少し機嫌の悪い時などは「何がお母さんや、あんたなんか生んだ覚えはないで」と切り返されます。


  関東の人に多いのですが、大阪での商談などでの挨拶は「儲かりまっか?」で、それに対する返答は「まあ、ボチボチでんなぁ」だと思い込んでいて、おかしなアクセントでいきなり「儲かりまっか?」と挨拶をする人がいますが、このような人は白い目で見られるか、又は「何や、あんた税務署か? 用ないわ はよインデンカ」というような対応でしょう。<用ないわ はよインデンカ>は<用事はないから、早く帰ってくれ>という意味です。

 大阪人は金儲けに関する事は直接的に言うのではなく、「儲かりまっか?」という挨拶は、これは本当に親しい仲間内などに対するある意味では冷やかしの挨拶なのです。(まさ)





大変です。医療費が倍になりました。 

2024年08月23日 19時14分11秒 | 高齢化社会での生活・終括・社会保障など
 今日は、医者通いの日で、朝から暑い中を、総合医療センターや耳鼻咽喉科を梯子しました。

 まず、医療センターではCT/血液検査と高血圧の診断を受けることになっていましたが、今月になって初めてだったので総合受付で保険証を提示すると、係の人が「今月から、自己負担率が2割になっていますよ」とのこと。

 慌てて、後期高齢者保険者証を確認すると、確かに8月から一部負担金の割合が2割となっていました。
簡単に2割と言いますが、今迄は1割負担だったので、負担金は何といきなり2倍になったのです。

 当然ながら、今日の診察費(含、検査費)は非常に高額になっていましたし、その後に処方を受けた薬代もいつもの倍になっていて、共に所持金では支払えずクレジットカードで決済しました。

 次の耳鼻咽喉科ではいつものように中耳炎と呼吸機能の診察を受けて薬を頂きましたが(ここは処方箋ではなく、医院で投薬してくれます)、やはり今までよりかなり高いかなあという感じでした。


 後期高齢者になってから、私の一部負担金はずっと1割でしたし、仕事を色々と変わり年金も安いのだからと思っていました。

 確かに今年度から、後期高齢者の一部負担金の基準見直しがあるようなことは聞いたような記憶がありますが、まさか自分がこれに該当するとは・・・

 受領する年金は変わっていないのに、思い当たるのはツレアイが亡くなって扶養家族がなくなったこと、同時に今迄控除申請していたツレアイの認知症に関わる医療費がなくなったことなどが原因でしょう。


 国家財政の状況や、特に高齢者に関する支出増を考えれば、所得に応じた負担をするのにやぶさかではありませんが、医療費関係が2倍になるとは考えても居ませんでした。

 野菜や食品の値上がりを痛切に感じていますが、それどころではない強制的な引き上げです。
昨年の医療費から考えれば、我が家では年間6~7万円の支出増になるでしょう。

 今までは重症化を予防の意味も含めて、少しでも体の異常を自覚すれば診てもらっていたのを、今後の受診に関しては考え直さざるを得ないでしょう。

 それに、<所得に応じた負担をするのにやぶさかではありません>などと恰好ええこと言いましたが、当然ながら、「国民の所得が正確に把握されていて、負担方法が誰から見ても公正な基準が確立されていれば」という前提になります。

 このような制度改定を行っている国会議員たちが、パーティや色々な自分たちに有利な税制などを利用して私腹を肥やしても何の罪にも問われない実情を自ら変えようともしない状況を見れば、私が言う前提条件はとても成立しているとは言えません。
 このような環境下で、「(公平を理由にして)負担させられる弱い立場の人間に負担させよう」という政策には腹が立って仕方ないです。何らかの対抗手段があれば、是非とも検討してみたいです。

 やはり、「相応の自己負担」というのは、制度を作り運営する人たちが率先して実行してこそ、底辺にまで受け入れられるのでしょう。(まさ)

今日も大阪は暑かった 昼前の都島の交差点で

私の後期高齢者保険証


今日の夕食 冷奴/豚肉炒め/ヨモギ麩/メカブ/タコ酢  右上にあるのはランの飾り

私の夏の主食とでもいうべき冷奴は、青ネギ/ミョウガ/青シソ/カツオ/揉みのりと薬味タップリ
豚肉は大豆モヤシと一緒に炒めました

ヨモギ麩はフライパンで炙っていただきました


ランの飾り お盆用に位牌に飾っていた花は暑さのために早めに弱ってしまいましたが、デンドロだけは元気だったので花だけをガラス容器に入れてみました。 80過ぎのオジンには似合わない行為でしょう。




伊吹山へ  その③  東登山道を駐車場まで

2024年08月22日 19時07分58秒 | 旅行/色々な風景
(今日は「処暑」とか。もう涼しくなりかけても良いのでしょうが、依然として猛暑続き。台風接近中とのことなので、台風による空気の入れ替わりを期待しましょう)

 山頂付近を散策後、まだ霧が晴れなくて少し見通しが悪い中を、東登山道で駐車場まで降りました。

 3年前には、ツレアイの体力や疲れなどが絶えず気になっていたのか、私はそれ程疲れを感じなかったのですが、記憶以上に石灰石が剥き出しの厳しい道で、今回は息が上がりかけましたが、バスの発車10分前に何とか到着。

 介護施設入所が間近で、普段ろくに運動も出来ていなかった認知症のツレアイがよくもこのような所を歩けたものだと、当時のツレアイの体力と気力に改めてビックリしました。

 夕方18時過ぎに無事大阪に帰着しましたが、昼食は兎も角として、夕食を外で一人だけで食べるのは何かもの哀しい気持ちになるので、デパ地下で寿司などを購入し自宅に持ち帰って、シャワーを終えてからユックリと頂きました。

 久々の山行きでしたが、昨年度岡山で滑落事故を経験しただけに、無事に帰宅できてヤレヤレです。(まさ)


山頂近くのお花畑も霧で見通しが悪いです。 向こうにシシウドが見えます
霧の中を東登山道(下り専用です)
少し霧が晴れて見通しが良くなりました。 まだこの辺は歩き易いです
霧が晴れると下界も良く見えます

暫くすると石灰岩だらけの歩きにくい道になります

同上


スギゴケ

同上

ネジバナ(ラン科)もまだ咲いていました


メタカラコウ(キク科)

同上

同上


コバノミミナグサ(ナデシコ科)

同上


シシウド(セリ科)

同上

同上

同上