老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

近場で見かけた春の野草たち

2022年03月26日 19時51分25秒 | 思い出すままに

 昔から身近に見ているはずの野草ですが、よく見ると共に益々愛着が湧いてきて、写真を撮りすぎて整理に追われています。

 その上、同じ仲間でも微妙に違うものがあり、また小さな花が多いので私のカメラではうまく映らないので、撮る枚数が増えていることも大きな原因です。

 カラスノエンドウの仲間である、スズメノエンドウとカスマグサについては、何とか違いが判るようになりました。

 しかし、何時まで経っても苦労しているのが、オオイヌノフグリの仲間である、タチイヌノフグリ/フラサバソウについては、未だに悩むことがあります。

 タチイヌノフグリについては、非常に見つけにくいほどの花の大きさで先ず間違いはないと思うのですが、

 分類方法については日本古来のイヌノフグリを別にしている分け方もあり、イヌノフグリとフラサバソウの区別がはっきりと判り難いこともあり、未だに100%の確信が持てません。

 従って、私の分類が間違っているかも知れませんが、その時は遠慮なくご指摘いただければありがたいです。

 尚、最近オオイヌノフグリの分類が、ゴマノハグサ科とオオバコ科に別れた記載が多いです。

 その他、最近近くで見かけた花たちを紹介します。(まさ)


カラスノエンドウ/カスマグサ/スズメノエンドウが一堂に・・・ 花の形状や大きさの違いが良く判ります(最近見つけた、家近くのポイントです)

カスマグサ

スズメノエンドウ

同上

タチイヌノフグリ。 ひょっとしてフラサバソウかも知れません・・・

同上 

フラサバソウ(だと思うのですが・・・、ひょっとしてイヌノフグリ?)

同上

スズメノヤリ(イグサ科)

同上


アメリカフウロ(フウロソウ科)

マンテマ(ナデシコ科)


フッキソウ(ツゲ科) 野草ではありませんがついでに

同上


春深まる藤田邸跡公園と、近場で見かけた花 

2022年03月25日 20時10分04秒 | 散歩中に見かけた風景

 今日は朝から好天に恵まれ暖かくなったので、例によって自宅近くをうろついた(他人から見れば徘徊に見えるかも知れませんが・・・)後、大川沿いに後藤田邸跡公園へ散輪。

 大阪は一昨日に開花宣言がされていて、大川沿いは桜もチラホラ咲いていて、今日からは学校も春休みという事で、結構な人出でした。

 最近非常に気になる小さな野草は次回に回し、取り敢えず近くや藤田邸跡公園で見かけた春の花の様子をお知らせしましょう。

<団地内及び大川沿い>

ニワウメが開花

同上

ハナズオウの蕾も大きくなりました

マンサクの花が散った後

グミ(茱萸) 細かい品種迄は不明です 

同上

大川沿いではこのように満開に近い桜もありました(品種不明)

同上 川沿いで主力のソメイヨシノはまだ咲き始めです

これはスモモでしょうか?

同上

レンギョウ(モクセイ科)も開花を始めました

同上

<藤田邸跡公園>

サンシュユ(ミズキ科) 漢字で書くと山茱萸と「茱萸」が入りますが、グミに似た真っ赤な実をつけるからでしょう

同上  繊細な花です

同上

私が「花の谷」と呼んでいる、モモ/ユキヤナギに挟まれた谷間

同上

同上

同上 ユキヤナギが見事です

アオキ(ミズキ科)

見たことがある植物ですが思い出せません。花が開くと思い出すかも・・・
⇒ クロモジ(クスノキ科)でした。

タテハチョウの仲間も現れました。⇒ アカタテハです


梅田の花野(新里山)へ

2022年03月24日 19時20分43秒 | 旅行/色々な風景

 昨日は特別な用件もなく、目覚ましを合わせていなかったので8時過ぎまで寝ていましたが、朝食後家の片づけをしてから買物がてら近くのスーパーへ。

スーパーを出た所に、「髪カット」の看板が見え、高齢者は1,100円との事だったので飛び込み。
少しだけ待ちましたが、髪をカットして貰うだけで髭剃りも何もないので、10分ほどで終了。

 少ない髪と料金を考えれば文句は言えず帰宅しましたが、好天気だったので、久しぶりに花の梅田に出ることにしました。

 このブログでも色々な植物などの写真を紹介していますが、手持ちのカメラはコンデジで、やはり花のアップなどは思い通りに撮れないので、ヨドバシカメラでカメラでも見てみようと思ったのですが、梅田に出るからには先ずは昨年11月19日にも紹介した花野(新里山)へと向かいました。

 家からは最近若い人に人気のある昭和レトロな面影が残る中崎町などを経由して、自転車で20分程度で到着。

 丁度な花の時期からはズレているので、人気のない花野をノンビリと散策。

 ユスラウメ/アミガサユリなどを見ていると、もうミツバツツジが咲いていたり、ウグイスカグラを初めて見て感動したりしながら、例によって滝見小路で昼食。

 その後、滝見小路内にあるトイレに立ち寄ったのですが、何と昔の銭湯を思い出させるデザインになっており、トイレの中でパチリパチリ。

そして、滝見小路の上にある「自然の森」でトサミズキやリキュウバイなどを楽しんでから、直ぐ近くのヨドバシカメラに立ち寄りました。

 
 お目当てのカメラ売り場に行くと、何となくいつもの熱気がなく、店員からも余り売る気が感じられません。

 全体的な傾向としてスマホに押されて、カメラの販売が落ちているという事は聞いていましたが、それにしてもオカシイと思ってよく見ると、カメラ本体の殆どに「納入は約1か月後」という張り紙があるのに気付きました。
新聞などで報じられている半導体不足はこんなとこにも影響しているのかとビックリしながら、それ程急ぐ買い物でもないのでパンフレットだけを貰って退散。

 途中で、この日はいつも風呂代わりに通っているスポーツジムの定休日なのを思い出して、道中にある本屋によって文庫本を3冊ほど購入。

 帰宅すると、なんだかおかしな雲行きになってきて間もなく雨が降り始め。
何か纏まりのない1日でした。(まさ)

梅田近くにある昭和レトロな中崎町

<花野・新里山>

花野の入口

ユスラウメ(バラ科)

アミガサユリ(ユリ科)

ヒサカキ(ツバキ科)

同上

ミツバツツジも開花していました

ウグイスカグラ(スイカズラ科)

同上 少しボケています

手前からユキヤナギ/ウメ/サクラ/ハクモクレン

<滝見小路>

レトロ感溢れる通り

こんなポスターも

お昼はカツ丼

トイレ内 コインロッカー風の飾り

同上  まるで昔の銭湯のようなタイル絵

同上 下駄箱風の飾り

<自然の森>

リキュウバイ(バラ科)

同上 近づけなかったのでアップ写真は<植物園にようこそ!>より借用

せせらぎ

トサミズキ(マンサク科)

同上

同上

アオキ(ミズキ科)の花

 


明日に向かって撃て

2022年03月23日 19時33分39秒 | その他

 先日久しぶりに映画「明日に向かって撃て」を見ました。
ジャン・レノ主演の「レオン」と共に、私が大好きな映画で、今までに何回観たことでしょう。

 1994年製作の「レオン」と比べると、随分古く1969年公開のアメリカ映画ですが、丁度アメリカがベトナム戦争遂行中で、反戦運動が活発化しヒッピーなどが出てきた時代の映画で、「俺たちに明日はない」「イージー・ライダー」「いちご白書」「ディア・ハンター」などと共に、アメリカン・ニューシネマの代表作の一つとされています。

 この映画は、原題を『Butch Cassidy and the Sundance Kid』と言い、19世紀末~20世紀初に実在した銀行/列車強盗ブッチ・キャシディと、サンダンス・キッドの逃避行を題材にした西部劇で、主演はポール・ニューマン(ブッチ役)と、ロバート・レッドフォード(サンダンス役)で、主題歌の「雨にぬれても」もヒットしました。

(余談ですが、当初はポール・ニューマンとスティーブ・マックイーンが折半して脚本を買い取り、ニューマンはサンダンス・キッド役で出演する予定だったのが、マックイーンが都合により出られなくなり、ニューマンはブッチ役となり、サンダンス役には当時まだ無名だった ロバート・レッドフォードが起用された由です)


 私の印象に残っているこの映画の場面は、

・銀行/列車強盗のユーモア感溢れる鮮やかな手口

・サンダンスの元恋人である教師のエッタ・プレイス(キャサリン・ロス)が二人とつかの間の平和な日々を過ごす中で、主題歌をバックにして当時の新しい発明品であった自転車でブッチと楽しく遊ぶ場面

・再三の列車強盗に対して、鉄道会社が強力な追跡者を組織し、二人を執拗に追跡する場面

・最後にボリビアで警察隊に完全に包囲されて絶望的な状況の中でも、「次はオーストラリアに行こう」などと軽口を叩きながらブッチとサンダンスは銃を構えて外へ飛び出す場面

など沢山ありますが、何といっても印象に残っている最大の理由はこの映画をアルゼンチンで観たということでしょう。


 ストリーでは二人とエッタの3人連れは、鉄道会社の追跡から逃れるために、ニューヨークから船に乗り金銀錫など鉱物資源に恵まれている(と信じて・・・)南米ボリビアへ逃れて、最後に二人はボリビアで死ぬのですが(エッタはどうなったか不明です)、アルゼンチンで観て最も観客が沸いたのはスペイン語の判らない二人がスペイン語に堪能なエッタに書いてもらったメモを見ながらスペイン語で銀行強盗をする場面でした。

 二人のたどたどしくてタイミングの狂ったスペイン語には館内大笑いだったのをはっきり覚えています。
(ボリビアは内陸国なので、ニューヨークから直接船では行けず、史実ではアルゼンチン経由でボリビアに入ったようで、観客達もそのことは知っていたようです)

 また、当然乍らこの映画は英語なので、下の方にスペイン語で字幕スーパーが入るのですが、当時私は何とかスペイン語の日常会話が少しできるようになった時で、堪能とは程遠かったのですが、不思議に映画の英語の会話よりは、スペイン語のスーパーの方が判りやすかったですね。(まさ)


春の食卓 第4弾  ~ノビルなど~ 

2022年03月22日 19時31分26秒 | 食べ物

 昨日は、スズメ問題で時間を取られましたが、お昼ごろから例によって河川敷へ散輪。

 三連休とあってか、河川敷は多くの人が居ましたので、写真は花だけにして、カメラマンが多い鳥は無視。

 いつもと違うのは、移植ごてを持参していること。これはノビルを採ってみようと思ったからです。

 河川敷のあちこちにノビルが自生しており、子供のころに食べた記憶があるので,何とか挑戦してみようと思った次第です。

 正直言って、大変でした。
・まず、球根を水で良く洗い土を落とし、更に黄ばんだ葉を取り除く作業にが結構手間取りました。

・それから球根の根を切り、薄皮も剥く。

・その後は、PCで調べたレシピ通りに、軽く湯通ししてから、刻んで柚子味噌で和えましたが、生意気にもウスアゲを炙ってから刻んで混ぜ合わせました。

 我が家では、初めての挑戦でしたが、細い葉が結構固くて噛み応えがあったものの、美味しい肴になりました。

 
 また、ノビルを食べるからには、食卓を春らしくしようと思い、殆ど終わりに近づいたツクシの卵とじと、シンコの炒め物も添えると共に、滅多にお米類を食べない私ですが、昨日は豆ごはんも焚いて見ました。

 正に春の食卓となりました。(まさ)


自生のノビル(ユリ科) スコップか移植ごてがないと球根が採れません。

採ってきたノビル
これを洗浄して土を落とすと共に、黄色い葉の除去作業。

この後根切りと、球根の薄皮取り除き


昨夜の食卓
ノビルの柚子味噌和え/ツクシの卵とじ/シンコのオリーブオイル炒め/冷奴/ガンモとシロナの煮付け/カレイのカツ

おまけに豆ごはんとワカメの味噌汁も


ノビルの柚子味噌和え。炙ったウスアゲも入っています

ツクシの卵とじ。ツクシの胞子で、玉子も緑色になりました

シンコのオリーブオイル炒め