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老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

スーパー十六夜の月

2016年11月15日 21時32分28秒 | 旅行/色々な風景
 昨夜は68年ぶりのスーパームーンということで、楽しみにしていたのですが、残念ながら大阪では曇り空の為に見られませんでした。
今日も曇り空で心配していましたが、夕方から北風が強くなるとともに雲が少なくなりました。

 我が家でも8時頃から東の方向ある隣のマンションの上空に、スーパームーンならぬスーパー十六夜の月が見え始め、東側の窓に三脚を据えてカメラを構えました。

 絶好の冬の晴れ空となり、綺麗な写真が撮れましたが、余りの好天で結果はどれも同じ写真。少しの雲があればもう少し趣のある写真が撮れたのにと思うのは、わがままでしょうか…

 それにしても、今夜この月を写真に収めた人は全国で何人いたのでしょう!!

 また、一部では月の引力で大地震が起こるのでは? という危惧もあったようですが、昨日のNZでの大地震は別にして、今のところ日本ではそれほど大きな地震はなかったようです。(まさ)




大阪の深まる秋 

2016年11月14日 20時56分24秒 | 散歩中に見かけた風景
 今日は朝からどんよりとし、時々小雨が降る鬱陶しい天候でしたが、雨の合間に近くを散歩してきました。
先日の急な冷え込みのためか、今年の大阪の紅葉は例年より鮮やかなようで、赤や黄色に紅葉した木々が見事で、1週間前とは全く別な趣で、思わず少し足を伸ばし過ぎました。

 また、午後からは先日から団地内等で集めていたツバキの実がはじけた殻の加工をしました。
ツバキの実の殻は3つ(時には4つ)に綺麗に割れて、面白いクリスマスのクラフトの材料になるので、凸凹を無くし金色などに塗るのですが、今年は大収穫で100個程も集めた為に、加工も大変でした。
これは、ツレアイのクラフト材料になったり、属している会のスタッフさんや講座の受講生さんなどに分けてあげる予定です。

 団地内ならびに大川沿いの紅葉の様子や、ツバキの殻の加工品などをお知らせします。(まさ)


団地内で一際赤色が目立つハナノキの紅葉

沢山あるヌマスギは、それぞれに色が違います

団地の通路。色々な色の紅葉で見頃です

大川沿いの桜並木の紅葉

対岸のサクラは特に赤いように思います

桜の宮公園の桜の落ち葉も見事です

川沿いのケヤキも赤・黄色・褐色と微妙に異なります

ツバキの弾けた殻に色付けしました

この様に、赤い実をあしらったりして、クラフトに使います

奥浜名・浜松を訪ねて   その③  ~浜松 中田島砂丘~

2016年11月13日 21時54分52秒 | 旅行/色々な風景
 3日続きの遠州関係です。
浜松の天竜川の河口近くに砂丘があることは知っていましたが、駅からこんなに近い所にこれほど大きな砂丘があるとは思いませんでした。何でも鳥取と鹿児島県吹上浜と並んで日本3大砂丘に入るようです。

 11月9日朝、浜松駅から市バスに乗ると、10分程で砂丘入口に到着。
そこから、まだ海は見えず、歩きにくい砂の上を10分近く歩くとやっと海が見えます。

 遠州灘は風が強いのが特長ですが、この日は特に強風で飛んでくる砂粒が顔に当り痛い位でしたが、この砂丘の大きな特徴はこの強風での砂の飛散を防ぐために、堆砂垣という竹で作られた柵が埋め込まれていることでした。強風でこの竹柵が埋まる位の砂が堆積すると、更に竹柵を立てて砂丘を徐々に高くしているようです。

 午後からのテニスへの準備運動も兼ねて約1時間ほど砂丘を歩きましたが、強風で体が冷えてきたので退散し、砂丘入口近くにある「まつり会館」へ。
入口までだけ入りましたが毎年GWに砂丘で行われる有名な大凧上げ大会の様子や、色々な凧が展示されていました。

 この会館の直ぐ横に広々とした芝生の公園があり、多くの人が散歩していましたが、一際目立つのがこの公園の中央の高台です。
円形古墳みたいに丸い形の小山で、何でも万一の津波に備えた「避難マウンド」とかで、高さは10m強あり、1,000名程は収容出来るようです。登って見ましたが、結構広くて、遠くに風力発電用の風車も見えました。

 昼ごろに、皆と合流して浜名湖畔のリゾートホテルに行きましたが、ここも風が強く、穏やかな奥浜名湖も白波が立っているような状態で、テニスも大変でした。(まさ)


砂丘に入り暫く歩くと、堆砂垣と砂の間から海が見え始めました

同上

やっと波打ち際に到着

今日は風が強く、風紋が直ぐに変って行きます

まつり会館内の展示凧

公園内の津波避難用のマウンド

マウンドの上から、遠くに風車が見えます

テニスは浜名湖畔で楽しみましたが、浜名湖も今日は強風で湖面には白波が

奥浜名・浜松を訪ねて   その②  ~天竜浜名湖鉄道の沿線~

2016年11月12日 19時51分45秒 | 旅行/色々な風景
 今回は時間の関係もあり、途中で下車して周辺を散策したのは気賀駅と二俣本町駅の2ヶ所でした。

 まず、気賀駅では直ぐ近くにある気賀関所に立ち寄りました。
ここは姫街道という名で有名な東海道の脇街道唯一の関所が再現されたもので、本番所/向番所/遠見番所などとともに姫様館には当時の籠や関所での食事をなども展示されていました。

 その後、タクシーを呼んで、少し離れた龍潭寺(リョウタンジ)へ。
ここは臨済宗の古刹で、小堀遠州作の庭が有名なので一度見たいと思っていたのですが、来年度のNHK大河ドラマの主人公である井伊直虎で有名な井伊家の菩提寺でもあり、最近は訪問客が非常に多いようです。
暖かい地方だけにモミジやドウダンンツツジの紅葉はまだ始まったばかりでしたが、ツワブキの黄色い花とセンリョウの赤い実が上手くマッチしていました。
小堀遠州作の庭(国指定名勝)を満喫して、井伊家の墓所やとなりにある井伊谷宮にも足を伸ばし、静かさを楽しみましたが、かってこの地方は「井の国」とも呼ばれていたようです。

 バスで金指駅に出て、再び天竜浜名湖鉄道で二俣本町駅まで。
この駅はひっそりとして、近くの案内図や店舗もありませんでしたが、通りかかりの高校生に色々と聞いて、とりあえず近くにある鳥羽山公園へ行くことにしました。
急な坂道を息を切らしながら登りましたが、岡の上に石垣があるだけで建造物は全く残っていません。しかし心地良い風に吹かれながら、天竜川や遠州の風景を楽しむことができました。

 帰路は少し道を変えて、かって天竜川で栄えた筏流しの名主であった田代家跡に寄り、その直ぐ前にある天竜川に出て、面白い形をした鹿島橋や、天竜浜名湖鉄道の橋梁などを見た後、二俣本町駅に戻りました。

 次は、隣の駅である天竜二俣駅で、旧JP時代の転車台などを見る予定でしたが、同駅で駅員に聞くと「既に見学時間を過ぎていて今日は見られない」とのことだったので、急遽すれ違いのために待っている乗ってきた列車に飛び乗り、終点の掛川に向いました。
この列車は井伊直虎バージョンで、電車の外装や内装も若い人向けの時代劇バージョン化されていました。

 この天竜浜名湖鉄道は、今まではほんの数人しか乗っていなかったので、すっかりローカル気分を味わっていましたが、流石に通学時間帯なのか遠州森駅から学生が乗り込んできて少し賑やかになりました。(まさ)


気賀関所 冠木門

気賀関所 遠見番所からの町木戸門方面を見る。手前の小さな建屋は雪隠(セッチン)

龍潭寺 庫裡

龍潭寺 本堂前の庭

龍潭寺 庭園

同上

井伊谷宮

鳥羽山公園。天守閣跡

鳥羽山公園から天竜川方面を見る

面白い形の鹿島橋(先程、鳥羽山公園から見た橋)

天竜川を渡る天竜浜名湖鉄道の列車

奥浜名・浜松を訪ねて   その①  ~天竜浜名湖鉄道~ 

2016年11月11日 20時46分24秒 | 旅行/色々な風景
 私は余り背が高くないのですが、高校時代には現在の6人制とは違って9人制のバレーボールだったので、バレーボール部に属して仲間と楽しくプレーしていました。
このバレーボール部のOB会は定期的に開催されていますが、数年前の例会で人数が少なくてもできるテニスを楽しんでいる人が多い事が判り、たまたまその中で浜松に住んでいる後輩が、東京と大阪の中間の浜松でのテニスの親睦会開催の提案があり、希望者が集まることになりました。

 今年が5回目で、私は一昨年に続いて2回目の参加となりましたが、この機会に普段は通過するだけで余り知らない奥浜名や浜松周辺をじっくりと回りたいと思いました。

 テニスの親睦会が11月9~10日に浜名湖畔で開催されるのに合わせ、前日の8日に出て、奥浜名を回ることにし、以前から乗りたかった天竜浜名湖鉄道(天浜線)を利用しました。

 この天竜浜名湖鉄道(天浜線)は旧国鉄の二俣線を第3セクターが運営しているもので、掛川~新所原間67.7kmを単線の各駅停車だけの1両編成の列車が、約2時間掛けて、約1時間ごとに運行しています。
古い路線なので、駅舎やホームの屋根など非常に古いものが多く、また最近は車の利用者が多くなり、国道から離れた駅舎の多くはさびれていて、回りに何もないというような駅も多いようです。

 新幹線で豊橋まで行き、東海道線の在来線に乗り換えて、新所原で下車して天竜浜名湖鉄道に乗り換え…。
私はテッチャンではないのですが、多くの同年代の人と同じように、ローカル鉄道で日本の原風景的な体験をするのは大きな楽しみです。
 
 新所原を出ると直ぐに両側から木々が迫るトンネルのような情緒たっぷりの線路になり、思わず興奮して一番前に行き運転手の隣でカメラを構えていました。

 その後暫く右手に浜名湖を眺めながら、ミカン畑の間を縫って三ケ日駅で対向車両とすれ違い。
そして暫く行くと浜名佐久米駅、ここは浜名湖の入江の直ぐ傍にあり、ユリカモメが有名なのですが、丁度数日前からユリカモメがき始めたということで、列車の到着に合わせて近くの人がパン屑で餌付けしているため、沢山のユリカモメが列車の前を舞って幻想的な風景でした。

 その後、気賀駅で下車し復元された気賀関所や、近くにある古刹龍潭寺(リョウタンジ)を回り、その後金指駅から二俣本町駅まで列車に再乗車ました。
二俣町では、鳥羽山公園や天竜川近くを散策し、3時頃に遅めの昼食を取った後、再び二俣本町から一つ向こうの天竜二俣駅へ。

 ここでは、旧国鉄時代からの転車台等を見るつもりでしたが、時間的に見学できず、雨も降り出したのでそのまま終点の掛川駅へ向かいました。
この間の列車は、同じく一両編成なのですが、来年度の井伊直虎を主人公とした大河ドラマを盛り上げる為の特別に飾られた列車で、車内も非常に賑やかでした。
また、この当たりではミカンよりも柿の畑が多いのにもビックリ。何でもジロウ柿発祥の場所の様です。

 終点の掛川駅でJP東海道線に乗り換えて浜松に戻りましたが、JR掛川駅が木造の非常に印象的な外装でした。

 浜松で名物の餃子とラーメンでお腹を満たしてビジネスホテルに泊まり、翌日朝は中田島砂丘を見た後、お昼頃に駅で皆さんと合流して浜名湖に向い、3日にわたり西静岡地方をゆっくりと楽しみました。

 取りあえず、今日は丸一日お世話になった天竜浜名湖鉄道関係の写真を載せ、沿線の名所などの写真は後日に掲載します。(まさ)


天竜浜名湖鉄道の車両(新所原駅)

新所原駅構内の句碑「湖の虹抜けて天竜浜名湖線」

木々が迫る線路

浜名佐久米駅のユリカモメ

気賀駅駅舎。ラーメン屋が同居

気賀駅ホームの屋根

井伊直虎仕様の列車

同上列車の車内

沿線のミカン

沿線の柿

終点の掛川で接続するJR掛川駅。小雨が降っています