最近「空の巣症候群」という言葉を聞いたことがありませんか?
私は、間違って「鳥の巣症候群」だとばかり思っていました。
“子どもが成長し巣立って、巣(家)が空っぽになってしまうことが、一種の喪失体験となり、寂しさなどを感じること”を言い、精神医学的にはうつ状態、うつ病の一種であることが多いようです。
40代から50代の女性に多く見られ、子どもが進学や就職、結婚などで自立し、親元を離れていくことで、嬉しい反面、心にぽっかりと穴が空いたような感覚になり、燃え尽き症候群にも似た症状です。
<心の症状>としては、不安、憂鬱、苛立ち、悲しみ、失望
<体の症状>としては、全身倦怠感、頭痛、肩こり、不眠、食欲低下 などがあるようです
特に、子育てに専念していた人ほど陥りやすいといわれていますが、以前にも少し触れた最近の親(特に母親)と子供との関わり方を見ると、私みたいな昔人間は首をかしげたくなるようなことが多く、「さもありなん」と感じます。
一生懸命にやってきたからこそ、それを失うと心が空っぽになるのです。
苦しむような思いをして、自分のお腹を痛めて出生した、ある意味では切っても切れない我が子との関係と思っていてもえ、何れは成長し自己の巣を作ることは生物一般の命題ですから、親は我が子に余りにもべったりにならずに、別の生き甲斐を作っておくことが何よりも必要でしょう。
そうすれば、子どもの自立を寂しがらずに、心から喜べるようになるのではないでしょうか・・・(まさ)
※ この項は<こころの耳><ハートフルライフカウンセラー学院>などを参考にさせて頂きました。
ベランダのシクラメン 今年は花数が非常に多いです
今日の夕食 湯豆腐/豚肉/メカブ
豚肉はチンゲン菜/エリンギと一緒に
今日の〆は焼き飯に餡掛湯葉