●台風10号が九州南部、高知県に上陸の予報。ノロノロ台風で、中国地方を横断するらしく、中四国九州の新幹線や在来線、飛行機便が運休するらしく、お盆の帰省に大きく影響が出るようです。去年は岡山県倉敷市や広島県に洪水や浸水で犠牲者が出ました。今年も土砂崩れなどの災害が起きる可能性もあり、大きな被害にならないように祈ります。
●中仙道北本市本宿の県道。急に狭くなるカ所があり、交通事故が起きなければと懸念されていましたが、今朝通りましたら、道路を覆っていた立木が切られ建物も解体されていました。県土木事務所に改善を要望してきましたが、今年8月中の撤去に向けて地権者がご理解をいただい結果でしょうか。これで道路が拡幅され歩道も広くなると、利用者の安全が図れます。このことに、議会で中心になって活動された、当時の保角建設経済委員長、日高副委員長、諏訪議員の3人には敬意を称します。
●<昨日続き:検討委員会会議録読み込み>私は、平成28年に北本市新庁舎建設に関わる100条委員会の委員長を経験しました。そして今、議会選出の監査委員をしています。この両方からの経験で、「覆水は盆に返らず」という思いを強くしています。結果からいくら問題点を指摘しても、元には戻らないという事実です。せめてこの議会の調査・審査、監査の指摘・報告を、次の執行に活かしていただけるといいのですが、ほとんどは、ストライク・見過ごし(スルー)という印象です。公共団体は、国も地方も結果から「学ぶ」ことはないように思います。したがって何度でも同じことを繰り返します。民間企業や団体なら、そこから成長するが、公共団体は一件落着主義がいまだに横行しています。<16年間議員として関わった見解です>
●委員会の構成で構成市の副市長には違和感がると述べました。そうなんです。鴻巣市の副市長は委員長ですが、行田市と北本市の副市長は、この5回の委員会で一言も質問や意見を述べていません。何しに行っているのでしょうか。この場で発言しなくとも、すでにどこかで調整済みということでしょうか。それなら委員になんてしない方がいい。その分専門家を入れたらいいのに…。議員の3人も、鴻巣市選出の議員は何度か質問をしているが、行田市と北本市議会選出の議員は、5回の委員会で一言も発言していません。この委員も、何しに行ったのでしょうか。専門的知見者や住民団体の代表者は、そこそこ質問しているのに…。と言って議会に報告している状況でもないようです。この平成26年度の検討委員会は、基本計画の策定と方針の決定、建設地の選定と検討委員会にとってというより、構成市の住民(納税者)にとって直接影響を受ける最重要テーマに…ですよ。
●先ほども申し上げたように、大型公共事業は終わってしまえば一件落着ですから、入り口で徹底的に厳しく吟味し、検証し、専門的技術と明確な責任体制を整備していないと、損するのは市民です。少なくとも、議会はその役割(市民への説明と意見聴取)を果たすことが必要です。公共事業は公務員の事務仕事にさせてはならないと、私は100条委員会で痛いほど知りました。市長や職員に遠慮なんかいらないし、知らなかったら、知っている専門家に教えてもらえばいい。素人は素人として市民の感覚で疑問を質し、納得して採決に臨むことが必要だと思います。
●私は素人の議長として、その環境を少しでも整えたいと考えています。邪魔をするとか。嫌がらせをするとか。誰かに忖度するとか、そういう器用なものは持っていませんから…。期限内に、いい施設を、合理的な金額で、市民に胸張って説明できようにしたい。ただそれだけです。そうあってほしいと願っていますし、議員のチカラが発揮できるように努力します。そうすれば自然と収まる(正義)ところに収まっていく(本懐)と思っています。検討委員会の会議録を読んで気づいたこと(こんなこと書くとまた変な勘繰りされるかな…)。