●今日は13日、旧盆の入りの日ですが、特にお墓も仏壇もないので、気持ちだけは御先祖様に供養の気持ちを持っています。息子は、夏休みで私の郷里に行っています。昨日、浦和に住んでいる兄夫婦を妻と一緒に尋ねました。2年ぶりぐらいと思いますが、元気にしていました。自分は10人兄弟ですが、今は兄と自分、妹2人の4人となりました。2人の妹は北海道(函館市)にいます。兄は80歳を超えていますので、来年は北海道福島町へ墓参りに帰ろうと約束しました。
●<検討委員会会議録読み込み:11日投稿の続き>北本市のごみ処理施設建設問題は、埼玉中部環境保全組合(北本市・鴻巣市・吉見町)の焼却施設の老朽化による建て替え問題が起きていました。最終的に東松山市・桶川市を含め比企郡の町村が加わり、大きな広域区域になりました。やがて鴻巣市が脱退し、行田市と新施設をつくる動きになりました。その後、平成24年に鴻巣市から「建設地は鴻巣市」という呼びかけに議会は賛成し、現在に至っています。
●平成25年5月に3市は合意書を交わし、平成26年4月から鴻巣・行田の埼北資源組合は北本市が加わる規約変更し、新ごみ処理施設建設に向けて動き出しました。当時鴻巣市がはじき出した、焼却施設整備費は120億円でした。現在は200億円(総額245億円)で、今後どのような金額になるかは未定です。基本合意してから6年、この間吉見町グループ(埼玉中部環境資源組合)に戻ったらという意見もありました。しかし中部環境資源組合は、9日の定例会後に管理者(吉見町町長)が辞任を表明し、組合の行く末が不透明になっています。
●こういう状況ではあるが、鴻巣行田北本の組合は11月定例会に新ごみ処理施設整備費の債務負担行為の議案が出されると、先の定例会で答弁がありました。いよいよクロージング?に向かって進むのでしょう。それだけに、新参者の議員は、これまでの経緯について、しっかりと整理しておくことが重要と考えています。それには、先ずは基本中の基本である、検討委員会の会議録を読んでいます。特に平成26年度(5回開催)の検討委員会の議事録は2回読みました。この平成26年の1年間は、この施設の基本になることを決めた、重要なテーマを取り扱っていますので、疑問点はクリアにする必要があります。
●内容に対すコメントは明らかにしませんが、この委員会の委員について気が付いたことを述べてみます。先ず違和感があるのは、委員長が鴻巣市の副市長です。管理者(行田市長)の諮問を受けた検討委員会の委員に、構成市の副市長が入っているのはいかがなものでしょうか。よくある行政主導そのものという印象です。何か疑惑のようものが指摘されると、いくら説明しても信用されない場合があります。さて、管理者からの諮問事項は、一般廃棄物処理基本計画の策定。広域化方針の策定。建設候補地の選定の3件です。特にその後、建設地の選定は、鴻巣市議会選出の議員から疑問が指摘されています。
●委員の構成では、議会からの議員は3市それぞれ1人づつ、自治連会長(住民組織等の代表者)も3市から一人づつです。この重要な委員会の委員に、任意団体の自治会の連合会長が「住民組織等の代表者」と言えるのか?疑問が残ります。識見を有する者は、全国都市清掃会の部長と、県環境科学国際センター専門員の2人です。識見を有する者には第三者的立場での専門家(土木工学者・構造計算の建築士・重化学プラント工事関係者・社会学者など)を入れるべでは思いますが…。<次回に続く>