●2023/04/23/20:00。この時刻で北本市議会議員及び市長選挙は終わりました。開票作業は21:00からになり、市議会議員の当落は22:30頃に判明すると思います。
●私は6回目の市議会議員選挙になりました。過去5回の選挙のうち、2003年の初めての選挙は、出馬を決めたのが3月に入ってからで、「ジバン・カンバン・カバン」の3バンの無い中でした。先ずは、選挙事務所を探すのに苦労しました。家主さんが北本の人の場合は、親類が、同級生が、知り合いが、地域からとか言って貸してくれません。やっと探したのが北中そばのマンションの二階。今回も事務所探しに苦労しました。最後は地元の方から紹介していただき、最高の事務所になりました。
●その当時ある人から、事務所を1階に置けない人、PTAや子ども会、自治会長をしていない人が当選したことがない。と言われました。私はそれに全部当てはまっていました。選挙のスタッフも息子を入れて4人。運動に出かけると事務所に人がいないので選挙管理委員会から置くように注意を受け、嫌がる女房に頼みました。街宣車の前を息子とその友人を引き連れて自転車で走りました。のぼり旗で選管から注意を受けたり、ポスターを掲示版からはがされたりと、なれない中で1週間乗り切りました。
●定数26人に36人が立候補しました。厳しい選挙でしたが、それなりに手ごたえも感じ、落選するというネガティブな気持ちにはなりませんでした。街頭演説は、石津市長候補と何度が行いましたが、演説にはそれなりに自信もあったし、手ごたえがありました。結果は24番目で当選しました。新人が4人でしたので現職が4人落選したのかな…記憶ですが。当選は午前2時過ぎていました。600票で6人が並び、残っていた議席は3、確立2分の1でしたが、理由は分かりませんが一度も落選するのではという思いにはなりませんでした。当時の埼玉新聞のコラムに「還暦ルーキー誕生」と書かれました。四輪クドウの誕生です。
●それから20年が過ぎ、80歳、80馬力の四輪クドウです。今、結果を待っています。人事を尽くして天命を待つ。選挙に絶対はありません。おごりや油断は絶対にしてはいけません。有権者に真摯に向き合い、その一点です。選挙は、「有権者からの信任を得る儀式」と私は認識しています。従って「真摯に向き合い」、「正直に自分をさらけ出す」、それが政策であり、演説の熱量になると考えています。市長候補であれ、議員候補であれ、この儀式を通して有権者に示す選挙でなければ、当選したとしても「信任」されたとは言えないと思っています。今回の選挙はそういう選挙になっていたかと、今日一日自分の運動を振返り、気持ちを新たにして結果を待ちます。
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