●押し詰まってきました。今日は朝のブログに続き2回目です。年末のあいさつ回りも一息つきます。私にとっての議会5大ニュースです。今年は、これまで経験したことのない議会でした。来年は百条委員会があります。それにしても議会運営に気の使った一年でした。
●第1位「北本市議会初の百条委員会設置」=新庁舎建設に係る不適的な契約・施工の問題が監査委員の調査と有志議員が検証し市に調査を依頼した報告(第三者委員会)により明らかになり、会期を延長して12月16日緊急質問が行われその後全会一致で百条委員会(委員長:工藤日出夫)が設置されました。
●第2位「第五次北本市総合振興計画基本構想・基本計画否決」=昨年12月議会に基本構想が、今年3月議会基本計画が提案されました。議会は特別委員会(委員長:工藤日出夫)が設置され、継続審査で調査してきましたが、北本市が置かれている喫緊の課題である「人口減少」に対する政策に具体的なものがなく、市長に撤回し再提案を具申したが、それを拒否したことから、6月議会で全会一致で否決されました。(その後、改訂版を12月議会に提出し可決しました)
●第3位「副市長の人事議案を取り下げその後副市長置かない条例を追加議案で提出し、議案質の後撤回し議会混乱」=女性副市長の登用を巡り、空席になっている副市長問題ですが、9月議会で「副市長空席は法令違反では?」との一般質問への答弁で、「人事議案を提出する」との市長答弁から副市長の人事議案提出の内示がありました取りやめ、そのあと「副市長置かない条例」を追加提出したが、議員の質を受けた後「議案の撤回」の申入れ「撤回」しました。撤回した方がいいと思われる「総合振興計画」は撤回を拒否して否決され、緊急でかつ重要だから追加提出した議案を撤回する。市長の政治判断「訳わからん」・・・
●第4位「総合振興計画(改訂版)再提案に対するリーディングプロジェクトの修正案を提出するも否決される」=6月議会で否決した総合振興計画が再提案されました。議会からの意見をずいぶん取り入れ、人口減少へ対応したリーディングプロジェクトを新設し、評価できるものでした。しかしリーディングプロジェクトは、市の最大の課題を解決するため、目標と目的を明確にし、期間を定めて組織を全投入させるプロジェクトチームが必要です。そのため、それらをリーディングプロジェクトの施策推進の基本方針として追加しました。また、人口減少に対応し、北本市を再生させる新しい価値創造を作るために、新規事業の会派調査研究事業を盛り込みました。委員会では修正案は可決しましたが、本会議で逆転否決でした。人口減が続いている北本市。新しい施策を打ち出さないで、どうしてこの危機を乗り越えるのか。
第5位「議会基本条例制定特別委員会設置で基本条例制定に向けて始動」=8年来の念願である議会基本条例。特別委員会で順調に素案の検討が進んでいます。来年3月議会で制定を目標に滝瀬副議長を委員長に進んでいます。
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