●昨日今日と、毎年恒例の家族旅行で草津温泉から帰ったら、全国社会教育連合会から「雑誌:社会教育11月号」が届いていました。8月に、公民館について原稿の執筆を頼まれました。この種の原稿執筆は、議員になってからはほとんどありませんでしたので、ついうれしくなって安受けをしました。テーマは、「公民館のそもそものミッション~自治を育む公民館運営審議会は優れた参画の仕組み~」でした。わたしは議員になる前は、社会教育出版社で企画編集を、その後独立して生涯学習と社会教育・公民館の出版社を経営していたことから、公民館へのかかわりは深かったし、こだわりもありました。何とも、回想録のようになりましたが、公民館間は草創期(戦後直後)の原則から始まり原則に終わるというのが、私の師匠の朝比奈博の口癖であり、わたしもそう認識している。今回の執筆はそこを外さないようにしました。公民館草創期の原則とは、①戦後の民主主義の普及。②地場産業の復興。③文化教養の振興で、自治のチカラを付けることでした。
●下に添付した写真は、私が出版社時代に発行した公民館本です。全部に思い出があり、全部に自信をもって発行しました。「公民館の経営評価」(昭和54年/岡本包治・朝比奈博)で、公民館を「運営から経営」に、そして事業の評価を啓発しました。実践的公民館経営術(昭和56年/西ヶ谷悟)は、バイブル用に職員に愛読されました。「公民館運営審議会委員必携~魅力ある公民館づくりを求めて~」(昭和55年/朝比奈博)は、多くの公運審委員に読まれた。「未来型公民館への7つの条件」は、朝比奈御大と共著で、私が未来に向けた公民館について書きました。2000年に発行しました。正直この時期のヒット作品になりました。狭い業界ですが、1万部増刷しました。今公民館は、公共施設の統廃合の中、また、作り過ぎたこともあるかもしれませんが指定管理にあり、学習機関として低迷している。また地方自治体は、地方分権の中で自立が求められています。信に地方分権が実現するには、住民の自治のチカラ必要で、公民館という社会教育機関こそ期待していいのではないでしょうか。
●昨日からわが家の家族の旅行会でした。毎年、積立1泊2日で行っています。今年は信州から草津温泉というコースです。何年か前に長野県須坂市で、信州牛のすき焼きを食べ、大変おいしかったのでもう一度ということで3時間かけて行きました。宗石亭というお店ですが、この日は団体貸し切りで個人客はお断り。一気に疲れが出ました。隣の信州中野市で頂きました。その後小布施をぶらつき、菅平高原を経由して草津温泉に宿泊しました。写真は、草津温泉湯畑のライトアップです。
●翌日昼間の湯畑を見学、その後天狗山、白根のロープウエイと行きましたが、噴火の影響でロープウエイは停止のまま、白根山への全線通行止めでした。途中、真っ赤に染まったもみじがきれいでした。2日間で450キロ走りました。元気に無事に帰ってきました。明日からまた政治活動です。