●昨日、日比谷図書館ホールで、マンションにおける健康づくりと包括ケアシステムを実践している、東京白金タワーマンションの管理組合法人の取り組みを聴いてきました。マンションライフ継続支援協会の主催で、ワコーレマンションンの理事長に誘われての受講でした。自分のマンションでも1年間、高齢化について検討してきましたが、より高齢化問題に多角的に対応できる管理組合の法人化が問題になり、議論が中断する状況になっていました。私は、自分のマンションにも「高齢化を踏まえ包括ケアシステムを導入し、安心安全に暮らし続けられるマンション」を考えていましたので、大変参考になりました。
●白金タワーマンションの管理組合法人は、マンションの資産価値を下げないため、マンションの資産価値の構造をつくりました。外的要因と経年劣化への対応、世代交代の対応、管理組合法人の経営から、組合で議論していました。
●そこから、中長期ビジョンをと課題を整理し、30年経っても住みやすく住み続けたくなるマンションに向け、課題を整理、その一つが防災・防火の危機管理、エイジング(社会課題)への対応、管理組合法人の経営健全化などを挙げ、発生型、予知型問題の解決をテーマとしました。
●アンケートで、65歳以上の高齢者は今後のこのマンションで済み続けたいということから、白金タワー包括ケア会議を設置し、区や社会福祉協議会、警察署、管理会社等と協議した。その結果、包括ケアシステムを構築しています。より具体化するため、訪問看護(ナーシングステーション)と連携し、健康づくりと看取りを充実しているようです。大変参考になりました。