●今日2019年(令和元年)6月定例議会が開会しました。三宮市長が議案の提案をしました。提案理由は20分弱でしたが説明しました。これまでもそうですが、この説明を聴いても議案の内容は分かりません。私のように議員を10年以上やっていても、よく理解できないですから傍聴されている市民には、まったく分け分からんでしょうね。議員は、これから議案調査で聴くことができますが、市民は本会議の議案質疑と委員会を傍聴されて初めて理解できる部分もあるでしょうが、議員が質疑をしなかったら何が何だか分からんうちに採決されることになります。
●議案の提案理由は、より具体的に詳細にわたって説明した方がいいと思っています。今日の説明でも、補正予算の「南部地域の調査費2,000万円」については、事業の目的、事業の効果(費用対効果等)、またなぜ補正予算で計上したのかなどについて説明する必要があると思います。議員は、議案調査で詳細を聴くことができますが、議案調査は非公開で議事録にも載りません。議案質疑でということになりますが、その前に議案を提案する側が、市民の納めた税金を使って事業する以上、しっかりと説明すべきと思います。市長が代っても、これまで通りなんですね・・・。
●一般質問通告しました。通告は13番目ですから、21日(一般質問の3日目/金曜日)の午後1時からになります。通告した内容は、件名1 人口減少はピンチ。持続可能なオンリーワンのまちへの戦略的政策転換について(市長)。件名2 少子高齢(少産多死)と生産年齢層の流出による人口減少時代にむけ、聖域なき行財政改革の基軸について(市長)です。件名1は、三宮市長が選挙前に新聞折り込みした政策チラシについて質します。人口減少問題は、北本市だけの問題ではないが、北本市は近隣の中でも人口減少が進んでいます。そのことについて議論します。
●件名2の聖域なき行財政改革については、5月20日の臨時会での所信表明で述べています。行財政改革と大型公共事業で財源を生み出し成長性のある子育て・産業振興に優先投資すると。志は賛成だが、本当にこの改革で財源を生み出せるのか。例えば、桜国屋のリニューアル事業は行財政改革と大型公共事業の見直しで検証できるのか。前市長は、プライマリーバランスにこだわり過ぎて、財政のダイナミズムをつくりだせなかったように思うので、三宮市長の財政運営とまちづくりのビジョンを聴かせていただきたいと思っています。何と言っても、前任者の閉塞した市政からエビデンス(根拠・証拠)に基づくダイナミック(独りよがりで乱暴でない)な市政へと転換して欲しいという気持ちからの質問です。