四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

猛暑が続いています。学校で子どもが熱中症で亡くなる。子どもの命を守る教育長を任命せよ。議会の責任!

2018-07-18 20:54:08 | 日記

●猛暑が続いています。昨日今日と駅東口に立ちました。通勤のみなさんは、自宅から駅に来るのに暑さと戦っています。7時頃には30度を超えているでしょう。私に「暑いのに大変ですね」と声をかけていただきますが、私はただ立っているだけです。通勤の方は満員の電車に揺られさらに職場でお仕事ですから、私の比ではありません。私は15年駅立ちしていますが、今年は異常です。日中はさすがに、ポスティングは控えています。「熱中症で倒れた」ら、しゃれにはなりません。

●さて愛知県豊田市の小学校で、1年生が野外活動で熱中症により亡くなられたとニュースで聴きました。他の地域では、市の30年記念の航空写真を撮るのに集団で熱中症に。SNSで、学校長の指導・判断を非難されていました。現場の責任者は当然非難されるべきですが、それだけでは改善されないことは既に立証されていませんか。いじめの問題も含め、学校での問題は何一つ根本的に改善されていませんでしょう。どうしてでしょうか。私は、日本の教育制度に問題があると思っています。それは、文科省を頂点にした教育制度だけでなく、我々一人ひとりの大人の教育に対する考えが、社会(時代)の変化に対応していないからだと考えています。教育は制度というより「空気」ですから、地方の教育委員会が機能しないのです。

●私は3月議会での一般質問で言いましたが、日本の教育(学校だけではない)は、明治から何も変わっていないと思っています。戦後の民主教育と言っても、男子の詰め襟の学生服と学帽は陸軍の軍隊服、女子のセーラー服は海軍の軍隊服でしょう。すなわち、明治時代(帝国主義)の「修身」から変わっていないと思います。今回の熱中症への指導も、いじめの問題も、学校長だけでなく、本質的に教育委員会、教育長のマネジメントの問題です。学校の校長OBを教育長にしたり、教員経験者だけを校長にする今のやり方を変えるべきです。大津市では、いじめの問題で教育委員会が批判され、国は教育行政法を改正し、教育長の権限を強化し議会の同意を得る仕組みにした。先ずはそのことが十分機能させることです。

●東京都足立区は、さっそくそれを取り入れ、市の総務部長を教育長にしました。今般性教育の問題で東京都からのクレーム(指導)にきっぱりと足立の教育を基本に、この教育長は断った。まさに自治を基本に、責任を果たしています。そういう人材の配置するのは、住民から選ばれた長と議会(議員)が決めるのですから、すべてはそこで暮らしている人々の意識の問題と思います。豊田市教育長が、親に謝罪するべきであって、学校教育課長と学校長が記者会見で謝るものではないでしょう。大津でも同様のことが起き、神戸では学校と教育委員会でいじめによる子供の自殺を隠ぺいしていたが、教育長は出てこんでしょう。子どもの命を守れない組織の長はいらないと思います。そういう人物を任命し、それに同意した議会(議員)も不要でしょう。ということに長と議員は、強い自責を持っていないね・・・

コメント
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