ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

クジにでも当たったような気分・・・

2007年12月19日 | Weblog
「相鉄瓦版」2007.12月号より。

ややローカルな話題になってしまうが、神奈川県には相模鉄道という私鉄が走っている。本線は横浜と海老名を35分程度で結んでいる。通常は相鉄と言っているその鉄道が、今月で創業90周年になっていた。ということで、今月号の特集は「鉄道をめぐる物語」だった。

前置きはそれくらいにして、上記のフレーズを述べていたのは八十歳にして今なお現役の鉄道ファンだという山田虎雄さんだった。ご自宅には趣味の資料や写真、グッズなどを所蔵するための別宅まで構えているというから、実に本格的な趣味といえる。

根っからの鉄道ファンらしく、国内の全路線(当時の国鉄、私鉄)の制覇を成し遂げていた。さらに、定年後には海外24カ国の鉄道にも乗っていた。こんな明確で楽しい趣味を継続できるのも、健康であればこそだろう。国内の全線を制覇したからといっても、鉄道や駅舎、車両は常に変わっている。どこそこの駅舎が新しくなったと聞けば、やはりわくわくしてしまうようだ。

全国の鉄道を回ってうれしいのは、予想外のことに出会ったときだという。その一例として、兵庫県にあった化学会社が母体の別府鉄道(S.59年廃止)をあげている。どういう鉄道なのか興味を持って行ってみると、そこには偶然、相鉄の古い車両が走っていたという。それを目にした時山田さんは「クジにでも当たったような気分で」写真を撮ったと振り返っている。(その写真も掲載されていた。)

その他、電車を見たり乗車したりするだけでなく、周遊券の収集も関連した趣味としている。記念周遊券などは年を経るにつれて、実に価値があるものになるだろう。そういえば、私も20代のころ、ひとり旅をしたころ、帰ってきたあとでアルバムに写真と一緒に周遊券や切符を貼った覚えがあった・・・な。