ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

あっても邪魔にならない贈り物。

2007年12月12日 | Weblog
前日「贈り物」について触れたら関連していろいろなことを連想してしまったので、そのことについて書いておこうと思った次第。

最近は豊かになったせいか、贈り物をいただいても、贈ってもても同じようなものはすでに家にあったりすることが多い。贈答品を送ったとしても大き過ぎるものは邪魔になるだろうし。生鮮食品だと冷蔵庫に入りきれないほど重複しているかもしれない。また好みでなかったり、必要のないものかもしれない。

贈るものを選ぶのは面倒になってくる。そう考える人が多くなったせいか、結婚の引き出物や香典返しにはカタログによるギフトを選ぶ人が増えてきたようだ。それなら相手に好きなものを選んでもらえるという心遣いからだろう。

そういえば、どこかの会社の創立何十周年かの記念品にそのカタログギフトだったことがある。それなら贈る予算に合わせてカタログを選べばいいわけだからラクなことは確かだろう。ただし、選んだものが食品なら食べてしまえばもうおしまいになってしまう。記念品とはいってもやや味気ない気もするが。

贈り物とはいってもモノとは限らない。現金だったり、図書カード、商品券、ビール券、旅行券だったりもするだろう。ある知り合いの工務店の社長がお世話になった銀行の支店長に品物に商品券(数十万円)をつけてお歳暮を贈ったらしい。すると、その支店長はあわてて商品券だけを返しに来たそうだ。

やはり、現金に近い商品券を数十万円だとびっくりしてしまうのだろう。とくに金融機関では支店長や社長方針で金額にかかわらず贈答品は受け取り辞退をするところが多そうだ。贈る側はお世話になったお礼とは思っていても、相手には負担に思うこともあるのだろう。

いくら金券類は便利で邪魔にならないからといっても、贈り物としては難しい時もありそうだ。またしばしば贈賄の原因と考えられたりもするだろう。民間でもお役所がらみでもしばしば、賄賂は新聞、テレビなどのマスコミを騒がせている。今も連日新聞紙上を賑わしてるな。いずれにしても贈賄は大昔から行われていることで、これからも永遠に無くならないだろうなぁ・・・

(蛇足)

ところで、タイトルとはまったく関係ないことですが、こんなことを書いていたら、実に多くの「貝へん」があることにも気が付きました。昔から貝がお金の役目を果たしていたことは想像できますね。ついてに漢和辞典を開いてみました。

子安貝のから(殻)の形にかたどったものが貝という文字になったものでした。中国では周代の中ごろまで、貝が貨幣の役目を果たしていたのが理由のようです。贈賄、賄賂など両者とも貝へんですね。その他、貯金、預金、財産、販売、貨幣、売買、費用、賃金、購買、賭博・・・すべて貝が入っていますね。