ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

日本の贈る習慣はついていくのが大変・・・

2007年12月11日 | Weblog
「ENGLISH JOURNAL」2007.11月号より。

こう言っているのは日本の大学で教えるアメリカ人の英語講師だった。たしかに外国から考えれば日本にはいろいろな行事にからんだ贈り物の儀式は多そうだ。それに引き換えアメリカなどでは個人的におこなう誕生日やクリスマスなどのパーソナルギフトを重要だと考えているのだろう。

今はちょうどお歳暮のシーズンになっている。これはパーソナルというよりはむしろ形式的な感じが多そうだ。私などにも送られてくるが、やはりまたお返しをするようにしている。振り返ってみれば、生まれてから亡くなったあとまで贈り物は絡んできそうだ。

誕生、七五三、入園、入学、卒業、成人式、就職、結婚、出産、新築、お餞別、お中元、お歳暮、引っ越し・・・さらに歳をとって転勤、退職、還暦、喜寿、・・・などと人生にはいろいろなステージがあるもの。その度に現金が動き、お返しとしての内祝いがあったりする。それも当然贈り物ということになるだろう。

それから、旅行などに出かけたときにはたいていお土産を買ったりするもの。仕事の同僚、親しい友人、家族、ご近所などへと。誰に何を買って帰ろうかなどと考えているうちに自分へのお土産を忘れてしまうこともあったり。

また、変わったところではお詫びというのもあるかもしれない。仕事上でも、個人的にでもしたりされたりはあり得ることだ。そんな時手ぶらではまずいと思って手みやげを下げて行くこともあるだろう。それは菓子折りだったり、タオルだったり。家の壁の塗り替えだといえば、工事業者からお隣数軒に迷惑料としてか挨拶にタオルなどが配られたりする。

こんなふうに、贈り物をしたり、されたりする機会は非常に多い。しかし、日本人はそんな風習も自然に身につけてしまうのかもしれない。海外ではこれほど頻繁に現金や贈り物が動くとは考えられない。だからこその上記フレーズなのだろう・・・な。