晩酌の流儀

　毎週 土曜日 の0時52分 - 1時23分（金曜深夜）に 放送されている「 晩酌の流儀」が「孤独のグルメ」の後釜として楽しんでいる。 主演は 栗山千明
　
　　「孤独のグルメ」は下戸の井之頭五郎が、商談に出かけた所の大衆食堂や居酒屋など庶民的な店に商談後立ち寄り空腹を満たす。という展開。
「時間や社会に囚われず、幸福に空腹を満たす時、つかの間、彼は自分勝手になり自由になる。誰にも邪魔されず、気を使わずものを食べるという孤高の行為。この行為こそが現代人に平等に与えられた、最高の癒しと言えるのである。」というナレーションの通り「食べる」がメインだったが、今回は１日の最後に飲むお酒を、どうしたら最高に美味しく飲めるのか…そのことをひたすら考えて１日を行動する伊澤美幸の物語。不動産会社に勤めていて、会社内での評価は高くしっかりと仕事をこなす37歳、独身の女性を演ずるのは栗山千明。ツンデレ系を演じるとなかなか魅力的であるが、この物語の設定にうまくはまっている。

　私も夕食時に、350ml缶が晩酌となる。1日の区切りをつけるという意味合いで欠かせない。

　9シリーズまで続いた「孤独のグルメ」同様、長く続くことを願う。戦争、コロナ、災害とニュースを見ると心が重くなることが多い昨今、気持ちを軽くほぐしてくれる番組は貴重だ。