素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

8月28日以来のジム

2022年08月04日 | 日記
 4日も休館日が続くと生活のリズムからジム通いが消えてしまう。6日間連続して行かなかったことはほとんど記憶にない。体重のが増えているだろうと覚悟していたが、運動前の測定で8月28日よりも300gではあるが減っていた。「夏痩せか?」とつぶやいてしまった。筋肉をつけて基礎代謝量を増やせば太りにくくなる。というのは確かであると思った。

 器具を使いながら体の調子を探っていったがこちらの方もブランクの影響は感じなかった。有酸素運動では心肺機能の部分できつさを感じたが全体としては体は良く動いた。まずまずの再スタートが切れたのでホッとした。

 今日の朝刊の「科学の森」というコーナーで、「味覚が温度と密接な関係にある。」ということを取り上げていた。以前ジムで、疲労がたまってくるとスポーツ飲料が甘く感じられる。という説を話す人がいた。言われてみると運動を始めた頃より最後の方が「甘いかな?」とは思うが疲労との因果関係は確信が持てなかった。

 しかし、記事を読んでいると「疲労」より「温度」の方が味覚に関係しているのではと思うようになった。味覚には【甘み】【うまみ】【酸味】【塩味】【苦み】の5つの基本味があるが、温度による影響は基本味ごとに違いがあるという。

 【甘み】【うまみ】は、体温に近い方が強い。  
 【塩味】【苦み】は、温度が低くなるほど強く感じる。
 【酸味】は、温度によってあまり影響はない。

 冷蔵庫で冷やしたスポーツ飲料は、最初の頃は冷えた状態で飲むことができるが、トレーニングをしている間にだんだん室温に近い状態になってしまい、飲むと最初より甘い!と感じる。これは納得できる。

 みそ汁を作る時は、勘でみその量を決めるが、アツアツ状態で溶かして味見をした時はバッチリ!だと思ったが、冷めた時にもう一度味見するとしょっぱく感じて慌てて水を足して温めると水っぽくなってしまったことがある。これも温度のマジックにひかかったと言える。

 逆に考えれば、アツアツのみそ汁ではなくぬるめのみそ汁を飲めば減塩対策になる。温度と味覚の世界は深いように思う。少し意識して生活してみよう。
コメント
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