昨日の志摩市、松阪市行きでは、父の描いた額入りの絵、アルバム、小型家電の他に「道徳教室」(高橋秀実著・ポプラ社)も持ち帰った。前回松阪に行った時、母が樋口恵子さんの最新刊を読みたいと言ったので帰宅後Amazonで直接施設に送った中にこの本もついでに注文していた。
1ヶ月余り待ちどおしかった。「余録」の書き写しをやめて昨夜から読み始めた。期待を裏切らない面白さである。
教師生活の中で、一番嫌だったのは「道徳」であった。救いは、今のように「教科」として位置づけられていなかったので、話し合いやクラスレクリエーションなどに使われ形骸化されていたことだ。「いかに考え、いかに生きるべきか」を自分に向き合って考えるのは苦ではないが、それを授業として展開するのは苦痛以上の何物でもない。退職近くになってだんだんと「おざなりな道徳」への締め付けが厳しくなってきた。「教科」となる前に退職したことは幸運だったと思っている。
そういう私にとって、この本の出版は「やったー!」と声が出るほどだ。以前から高橋さんのルポルタージュは愛読しており、現場の声に密着しながら取材していく姿勢には共感していた。
1限目「50年ぶりの教科書」から始まり15限目「あなたは「いい人」ですか?」までをじっくり読んでいきたい。3限目まで読んできたが、羽生選手の話は腑に落ちた。オリンピック以来自分の中でモヤモヤしていたものが解消された。
「余録」を書き写す時間も惜しんで読んでしまいそう。たまにはそういう時間を持つこともいいかな?
1ヶ月余り待ちどおしかった。「余録」の書き写しをやめて昨夜から読み始めた。期待を裏切らない面白さである。

そういう私にとって、この本の出版は「やったー!」と声が出るほどだ。以前から高橋さんのルポルタージュは愛読しており、現場の声に密着しながら取材していく姿勢には共感していた。
1限目「50年ぶりの教科書」から始まり15限目「あなたは「いい人」ですか?」までをじっくり読んでいきたい。3限目まで読んできたが、羽生選手の話は腑に落ちた。オリンピック以来自分の中でモヤモヤしていたものが解消された。
「余録」を書き写す時間も惜しんで読んでしまいそう。たまにはそういう時間を持つこともいいかな?