「3度目の緊急事態宣言の発令前に散髪しました」と言っても、単なるこじつけ。ジムが今日休館日で時間潰しにいつもの理髪店に行っただけである。40年以上通っている個人の店だ。夫婦で切り盛りしていたが旦那さんが早く亡くなり、奥さん一人で店を守ってきた。今は息子さんが継いでいる。旦那さんは吉田鋼太郎みたいな風貌でキャラも似ている。奥さんはそつなくしっかりしている。ドラマによくある夫婦だった。息子さんは二人をミックスした感じで髪を切る合間のちょっとした会話が楽しい。
妻は散髪代の3750円がもったいないと感じているようだ。確かに今の私の髪の量を考えればチェーン店の安い店で十分というのは分かる。私は「3ヶ月に1回の贅沢」とかわしている。髪の成長も遅くなったので年4回で事足りる。
料金には1時間弱の会話や心地よいハサミの音、剃刀の感触なども入っていると思っている。安けりゃいいというものでもない。父親が足腰が弱って来ても家での散髪サービスを拒み馴染みの店に通い続けた気持ちはよくわかる。
それとチェーン化して個人の店を圧迫していく今の傾向に対してのささやかな抵抗もある。電器屋さんも然り。大型量販店も利用するが、白物家電といった基本的なものはやはり40年来付き合いのある夫婦でやっている店で買っている。ここも親子2代の付き合いである。
どちらの店も3代目も育っているみたいなのであと10年もすれば代替わりとなってお世話になるかもしれない。それも楽しみの一つである。
妻は散髪代の3750円がもったいないと感じているようだ。確かに今の私の髪の量を考えればチェーン店の安い店で十分というのは分かる。私は「3ヶ月に1回の贅沢」とかわしている。髪の成長も遅くなったので年4回で事足りる。
料金には1時間弱の会話や心地よいハサミの音、剃刀の感触なども入っていると思っている。安けりゃいいというものでもない。父親が足腰が弱って来ても家での散髪サービスを拒み馴染みの店に通い続けた気持ちはよくわかる。
それとチェーン化して個人の店を圧迫していく今の傾向に対してのささやかな抵抗もある。電器屋さんも然り。大型量販店も利用するが、白物家電といった基本的なものはやはり40年来付き合いのある夫婦でやっている店で買っている。ここも親子2代の付き合いである。
どちらの店も3代目も育っているみたいなのであと10年もすれば代替わりとなってお世話になるかもしれない。それも楽しみの一つである。