ミュージアム巡り 翔べ日本の翼 日本航空株式会社

　1951年に日本航空はノースウエスト航空に運行業務を委託して
営業を開始する。翌年、講和条約の発効で民間航空会社による国内
及び国際線の自主運行が可能となる。
　中でも日本航空は急速に規模を拡大しノースウエストやトランス
オーシャン航空等、外国の航空会社に委託して運航や整備に関する
専門技術者の養成を進めていく。
　当時、政府では国際線や国内主要路線の運航を行うフラッグ・キ
ャリア設立のため日本航空を再編し、他社と合併して新会社設立を
決定する。

　1953年に日本航空が株式組織として改組され、官民分担で出資
する新たな日本航空株式会社として設立。同年、日本航空に国際線
の営業免許が交付され、戦後初の国際路線、東京〜沖縄〜ホノルル
〜サンフランシスコ線が開設され、翌年から営業開始。
国立公文書館(千代田区北の丸公園3-2)