塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

ミュージアム巡り 北斎GWI 全国自治宝くじ

2025-01-31 05:07:22 | ミュージアム巡り_2025
 続いて、全国自治宝くじにも神奈川沖浪裏が使用された。1961年の第
29回は、3年後に開催を控えた東京オリンピックの五輪マークに地球儀、
北斎の赤富士「凱風快晴」とも組み合わされている。

 そして、永谷園の「お茶づけ海苔」(1979年以降、46枚)では、広重、
歌麿、写楽に継ぐ4番目の浮世絵シリーズで登場。展示作品は、フルセ
ットがあたるキャンペーン時の「富嶽三十六景」セットで、パッケージ
の表紙には神奈川沖浪裏が。

 次は、「特製コースター」(1976年、5枚組)で、当時のキリンシーグ
ラムが「DUNBAR」ウィスキーのノベルティとして配布された。

 また、JTの全身・日本専売公社から発売された輸出用煙草「HI-LITE
EXPORT」(ハイライト、1972〜73年、6箱)で、贈答やコレクション用
として制作されたもの。北斎作品がオンパレード。

 さらに、アメリカ・Zippo社が神奈川沖浪裏をデザインした「Zippo」
(2008年、5.9×4×1.3cm)で、金属製のオイルライター。ジッポーコレ
クターは世界に数多く、限定版Zippo200番として彫金風に仕上げられ
ている。
SHM(墨田区亀沢2-7-2)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミュージアム巡り 刀身彫刻 於大坂和泉守国貞

2025-01-31 05:01:24 | ミュージアム巡り_2025
 続いて、刀・銘:「於大坂和泉守国貞」、長さ:74.7cm、時代:江戸時代
初期。
 初代和泉守国貞(親国貞)は、日向に生まれ、のち上洛して堀川国広に
学ぶと伝わるが、その初期の作風・銘振りから鑑て、実際は門下の先輩
格にあたる越前守国儔から指導を受けたと推測。
 後に同門の初代河内守国助とともに大坂に移住し、元和9年(1623)和
泉守を受領する。晩年は入道し道和と称したと伝わり、慶安5年(1652)
63歳で歿した。
 刀身彫の作例は、櫃の中に真の倶利迦羅の浮彫、梵字、護摩箸など
が知られている。倶利迦羅は首が頭の上に長く出て、目がどんぐり目
となるなど独特な彫法が施され、本作にもその特徴が示されている。
JSM(墨田区横綱1-12-9)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Weekdayの麺処巡り 福そば で げそ天ぷらそば

2025-01-30 12:41:45 | 麺_2025
 本日の路麺巡りは、日本橋人形町1丁目にある立ち食いの「福そば」
(2009年創業)へ。

 こちらにはゲソ天だけのメニューがなく「げそ天ぷらそば」610円の
チケットを買ってL字カウンターへ。オーダーごとに老舗「あきば」出
身のご主人がげそ天を揚げにかかる。

 お汁も麺も、細かく刻まれたげそに春菊の天麩羅が口の中で軽快に弾
み旨い。美味しく頂いた、ご馳走様。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミュージアム巡り 北斎GWI レゴ・ブロック

2025-01-30 05:09:33 | ミュージアム巡り_2025
 続いては、レゴブロック認定プロビルダー・三井淳平氏による「レゴブ
ロック 神奈川沖浪裏」(2022年、37×24×20cm)で、約5万ピースからな
る完成版ミニチュアスケール。完成版は現在、世界各地を巡回して展示
されている。
 北斎が描いた二次元の大波を三次元で再現されており、立体感のある
神奈川沖浪裏を、北斎が眺めたらどのような感想が語られるのだろうか。

 そして、レゴ社(デンマーク、1932年創業)が大人向けの組み立てセッ
ト「レゴ3Dウォールアート 神奈川沖浪裏」(2023年、52×39×5cm)で
は、1830ピースのレゴ・ブロックが重層的に組み立て立体的な大波が表
現されている。

 さらに、キュービックアーティスト・黒田創氏による「ルービックキュ
ーブ 神奈川沖浪裏」(2024年、154×230×5.7cm)では、500個キューブ
ックを同展示用に1080個と巨大化して出展。グレートウェーブの迫力が
伝わってくる。
SHM(墨田区亀沢2-7-2)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミュージアム巡り 刀身彫刻 出羽大掾藤原国路

2025-01-30 05:02:58 | ミュージアム巡り_2025
 次は、刀・銘:「出羽大掾藤原国路」、(切付銘)嘉永元年戊申冬求之、為
佩刀大泉藩士・金・井・充文、長さ:70.9cm、時代:江戸時代前期。
 出羽大掾国路は、堀川国広門下の高弟のひとりで、慶長18年(1613)3
月〜同20年3月以前の間に出羽大掾を受領したものと思われる。
 同作には、のたれ込んで先のとがった三品風の帽子が多いことや、銘
字において初期には一時期「国道」と「道」の字を用いていたこと、さ
らに晩年には「来」を冠しているものがあることから、三品家と関係が
あったものと思われる。
 指表は棒樋と真の倶利迦羅、裏は二筋樋と梵字2字に蓮台と多様な造
形の刀身彫が入れられ、優れた地刃のできである。
JSM(墨田区横綱1-12-9)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする