塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

ミュージアム巡り 芹沢銈介のいろは 小鳥の壺

2016-05-24 05:36:06 | ミュージアム巡り_2016
 次の作品は、「小鳥の壺」(作成年不詳、紙・型染、Jar with Bird)。
 想像で描かれた作品だろう。透明の壺に小鳥、雀だろうか、それ
を鳥かごのように閉じ込められている。
 制作年が判らないが、“籠の中の鳥”の言葉には“自由がない”とい
う意味もある。ここでは、籠よりもさらに閉鎖的な壺が描かれてお
り、悲惨な戦争を表現されているように感じる。
(MOMAT:千代田区北の丸公園1-1)

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