Weekdayの麺処巡り 盛 で がんこ塩

　このところ、「元祖一条流がんこラーメン」のDNAを受け継いだ
麺処を再訪している。

　本日は。十一代目で修行された江東区千田にある「盛」へ。

　店頭がお馴染みの黒くペイントされた飾り付け。以前は並びの飲
料自販機も黒く塗られていたなあ。2007年6月に初訪問した千田の
「盛」、2009年4月に初訪問した両国店「盛」。

　現在は、小笠原盛幸、松尾英明両店主にご挨拶をして「塩味玉ら
ーめん」800円をオーダー。カウンター席と最奥に4席のテーブル
席がある。厨房が奥の隠れたところにあるので、その作業は拝見す
ることは出来ないが、どちらが麺あげされているのだろうか。

　そして登場した一杯、以前は叉焼が2枚だったが1枚になり、その
下に幾分多めのメンマが隠れている。このメンマが旨い。スープは
以前よりも強気が和らいでマイルド。万人受けする味に変わりまし
たね。

　がんこの塩、堪能致しました、ご馳走様。

Weekendの麺処巡り 白河そば で ひもかわ饂飩

　なんか久しぶり、朝の饂飩をいただきに新宿区原町の「白河そ
ば」へGO。

　こちらの饂飩玉は、名古屋のきしめんのように平べったく“ひ
もかわ“と呼ばれており、お汁は“元祖塩味”。これに油揚げを
入れた「きざみ饂飩」570円が大好き。

　７時オープンだけど、既に暖簾が出ておりトップで入店。女将
さんと奥で揚げ物をされている大将にご挨拶をしてオーダー。プ
ラス熊本産の牛蒡天100円をトッピングコール。お代は、その場
で払います。
　夏季限定の「ぶっかけ中華」には“本日出来ます”の札もある
が、冬場に伺ってもぶっかけ中華があったので、最近は年中頂け
るのかな。
　さて、注目の一杯が目の前に。カウンターにある無料の刻み昆
布を盛りつけて、立ち食い指定席へ。

　この刻んだ油揚げが大好きで、塩味のお汁と相性抜群。朝はガ
テン系のお客さんが多いのか、塩気は少々高め。新牛蒡のかき揚
げも旨い。きしめんのような平べったい紐かわ饂飩が、喉元過ぎ
る瞬間の快感が何ともいえず良いなあ。
　旨かった、ご馳走様。

ミュージアム巡り 芹沢銈介のいろは 装幀図案集 二、三

　次の作品は、「装幀図案集 二、三」(1971年、紙・筆彩、Collection
of Serizawa Keisuke’s book designs、2，3)。
　これは芹沢さんが書籍の装幀や装画、カットなどの図案をまとめ
たもので、工芸家やデザイナーの発想とは一線を画す意匠の数々が
納められている。
(MOMAT：千代田区北の丸公園1-1)