こんにちは!柴田圭ですっ。
シニアの方のプライベートは毎週やらさせて頂いていますが、最近ジワジワと考え方なども良くなって来ています。
僕が少し前に気になったのがネガティブな発言です。
ネガティブというのか、厳しいというのか、何というか、
例えば新しく回転量の多いスライスサーブの練習をしていたらすごく曲がるサーブが打てて僕が良いですねー!と言うと、
今のはコースが相手のフォアに飛んでいったからダメだ、チャンスボールだ。
とか、
フォアのスピンの練習をしていてしっかりスピンをかけ打ちにくいそうなショットが打てても、これじゃ入れてるだけだ。
とか、
とにかく今の良い部分を認めれずに良くないと思う部分をダメだ!と言い続けてるんですよね〜
今のご自身の良かった部分、出来た部分、をしっかり認めて、そこにプラスαもう少し○○出来たらより良くなるな、と考えたらもっと良くなると思いますよ!
とお伝えしたところ、
今の自分を良しとして認めたら向上はなくもう終わりじゃないですか!と認めない事が向上心や意識の高さだ、というようなマインドと切り返しが来て、
自分を良い部分を認めないで、試合は何で戦うんですか?試合は自分の良い部分を出して、良くない部分を出来る限り出さないように戦うものですよ!
とまたお伝えして、こんなやり取りが長時間続くのですが
(太一との会話の日々を思い出します 笑笑)
まずは自分に○を付けてあげる事からやってみて下さい。と言う課題を出しました。
ネガティブに考える思考回路が強い選手は試合でもフォアでミスをするとフォアはダメだ、バックでミスをするとバックに打たれたらやられる、ボレーでミスるともうボレーはできない、みたいな消去法になってしまいがちで、どんどん試合の中でやれる事が少なくなっていってしまうのですが、
このシニアの方も正にそれで、ジュニアにもけっこういるんですよね。
最終的に触れなくなって弱気に緩く入れてるだけになる選手はたぶん消去法マインドになっていると思います。
長年の考え方や価値観、人間性の中に新しい違う考え方を入れて行くのはなかなかの作業ですが、考え方が変われば180度変わると思うので、
今はたくさんお話をして試合で力を発揮できる考え方を身に付けて、目標を達成してほしいです!