今日でマザーハウスで洗礼を受けて一年が経った。
マザーのもとで誓えた洗礼を私は生涯忘れないだろう。
今日はマザーを慕いに慕い、祈りに祈ろう。
MCシスターの言葉。
「マザーは殉教を体験していたに違いありません。彼女の広範囲に及ぶ混み合った三等列車での旅行、ほこりと汚れにまみれたスラムへの毎日の徒歩通い、疲労、空腹、のどの渇き、プライバシーの皆無、つねにドアが開かれている部屋、酷暑の日にも扇風機なしの小さな部屋、狭い聖堂、幅が狭く固い鉄製のベッド、これらすべてと、それ以上のつらさをひと言の不平ももらさず過ごされたマザーは、ほとんど毎日にように、「すべてはイエスのため」と何のコメントもなく言っていました。そして何か特別な試練があったときには、私たちに「これはより深い愛のチャンスなのですよ」と教えられるのでした」