日曜日はあんと深大寺のドッグランに行こうと思ったら、ミニのエンジンが掛からなかった。
最近は一ヶ月に二度ぐらいしか乗っていなかったからへそを曲げたのかと思った。
手をかけないと調子が悪くなるのがミニかもしれない。
いろいろと整備や季節ごとの調整も必要であるが、あんがうちに来てからと言うもの、ずっとあんの面倒を見ていたので、なかなかミニまで手が行かなかった。
何よりあんが車が嫌いにならないようにと、ミニで出かけるときはあんが大好きな深大寺のドックランに行くようにした結果、あんはミニのエンジンを掛けるだけで「ヒュ~ン、ヒュ~ン」と{どこ行くの?連れてってよ~}と言うようになったので、あんを置いてミニに乗って出掛けることが難しくなってしまっていた。
そんなこともあり、ミニに乗る時間もあまり作れないようになっていた。
だから、ミニはへそを曲げた。
ちょうど時間があった石坂に来てもらい、いろいろともらった。
すると、結局はコンデンサーがダメになって、プラグから火が飛ばず、かぶってしまって動かなくなっていた。
石坂が取って置いた古いコンデンサーをつけ、プラグを変えるとミニはご機嫌なエンジン音を出してくれた。
さて、新しいコンデンサーとポイントを買って、この五月は土日が休みになっているので、ゆっくりとミニの整備をしようと思う。
それから家の近所をしばらく走り、調子を見たが、なかなか良かったので業務スーパーまで買い物に行った。
石坂にはそこで娘のマオが好きな業務用のコンデンスミルクをお土産に買ってきた。
ミニはいろいろと手は掛かるものである、にもかかわらず、乗ってしまうとその愛らしさにやられる。
ミニの声を聞くように、エンジン音だけを聞いて新緑のなかを走っていた。