マザーハウスのシスターたちは街に出る。
この前、白人のシスターとノビスが歩いていた。その横を物乞いの女性達がついて歩いていた。シスターは早足で顔をしかめ、祈りながら歩いていた。その後ろの方から笑いながら物乞いが赤ちゃんを抱いて走り近づいていた。
そのシスターの気持ちはどうだったんだろう?インド人のシスターなら声を上げてしかりつけたろう。もちろん、それは人による。
物乞いは人にもよるが、相手の善意と悪意の狭間を刺激する。それにうまく対処できなければ、ほんとうに心が壊れんばかりに痛む。
そのシスターの痛み、苦悩を感じた。
駅では今日、口が聞けない少しメンタルな女性が男達に水をかけられ、馬鹿にされ、いじめられていた。
彼女は大声で泣き叫び、物を投げ、抵抗していた。
自分とバーニーがそれを止めた。
胸が痛んだ。ほんとうに痛んだ。彼女はそうされながら日々をおくるしかないと思えば、誰もが胸を痛めるだろう。
彼女をディスペンサリーにまで連れてきて慰めた。
今日は病院では一人亡くなっていた。
今日はジョンのアイデアでMCファーザーズとボランティアのサッカーの試合があったが疲れているのでお休みした。