木偶房 日日録

江上之清風 山間之明月

白鷺下田千點雪

2021年06月22日 | 茶湯記
六月のお稽古に行きました。
掛物は、白鷺下田千點雪 でした。

読み方は、
はくろでんにくだるせんてんのゆき です。
東福寺同聚院の西部文浄禅師の筆です。
この画の白鷺は、
首をすぼめ片足立ちで眠っている「静」の姿です。
そういえば、
歌川広重の「白鷺と菖蒲」の版画を
持っていたことを思い出しました。

画の左上に
白露下田千點雪 黄鶯上樹一枝花
の賛があります。
この画の白鷺は、
翼を閉じてまさに地面に降りようとする「動」の姿です。
私も自分なりの白鷺を、
キャンバス色紙で描いてみたくなりました。
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