とぎれとぎれの物語

瀬本あきらのHP「風の言葉」をここで復活させました。小説・エッセイをとぎれとぎれに連載します。

事実は小説より奇なり

2011-06-05 21:56:41 | 日記
事実は小説より奇なり



 小説、いや、小説らしきものを長年書いてきた私ですが、ほんとに現実は遥かに小説を超えています。これは正直な実感で、今小説を書くことの意味を自身に問いかけています。大学でも文学部なるものの存在価値が云々されています。
 震災の悲惨さ、犠牲者・被災者の現実、被災地の苦悩、政治・行政の苦悩、復旧・復興の困難さ・・・等々。これを小説に書けといわれると私は逡巡します。とても書けません。小説は無力です。大きく文学は無力です。こういう現実だからこそ人々は言葉を求めているとか言うお方もおられます。でも、今は全く書けないと思います。今後、何年か経てば書こうという意欲を持ったお方が出てくると思います。しかし、今はダメです。だから私はこういう現実のできるだけ明るい部面を書きつづけたいと思ってこうして書いているのです。
 今となると、非被災者の関心が少しずつ薄れてきつつあるのではと思います。義捐金のぺースがややダウンしてきています。ボランティアの数も少しずつ減りつつあります。
 そうです。こういう時期が恐ろしいのであります。忘却への入り口にさしかかっています。今、あの衝撃的な天災、阪神淡路大震災のことでさえもう頭からほとんど消え去りつつあります。こういう時期だからこそ私は書き続けていきたいと思います。
 次の資料は現地のニーズが何に集中しているかがよく分かります。 

地域の声分析レポート

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動かしているのは??

2011-06-01 23:33:42 | 日記
動かしているのは??



 私は以前から報道の真実といことを言ってきた。真実は常に奥にあるということを。
 この度の政界のごたごたの真実は何か? 表面上で動いている人の裏の裏には各様の人物が潜んでいるということである。それたちが動かしている。そんな気がしている。これ以上のことは言いたくない。あきれ果てて言う元気が失せてしまった。
 政治のことは言わないと以前何回も書き込んだ。もうほんとにこれで止めよう。日本の政界は本当に人材不足である。誰が政権を掌握しても同じである。頭のすげ替えだけしてもまた叩かれて下ろされる。何と言うことだ。被災者は激怒している。日本を救うものは国民のネットワークである。これだけは世界に誇れる。


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