今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

未踏峰

2012年01月19日 | 「本」のひきだし

ブクログより



いろいろな事情をかかえた若者三人が、偶然同じ山小屋で働くことになり、最終的にヒマラヤの未踏峰をめざす。という話。

まあ山小屋での出来事や、ありかたはまあまあそんなものかなと思えるにしても、ヒマラヤまで出かけていくのはいくらなんでも無謀です。標高は低め、一般ルートにしてもヒマラヤですから、リーダーもなしで素人の手に負えるとは思えません。

それに何もかもが順調にいきすぎておもしろくない(変な理由だけど)なんのアクシデントも無いというのもあり得ないでしょう。

ではなんで最後まで読んだのでしょう・・・舞台が山だから。

あ~~最近面白い本がないなぁ。読み終えて大きな満足のため息をもらし、しばし余韻に浸る・・・そんな本にはめったに出会えるものではありません。

でも2・3奥の手としてとってあるんです。なんじゃそら、おもしろいのがあればさっさと読めばいいではないかと思われるでしょうが、残しておきたいんです、ぐふっ。  美味しいものは後にとっておく、ストックがないと落ち着かない。まあそういった私の性格です。

でもそろそろストレスになりそうですので、次あたり。


未踏峰 / 笹本稜平・著
★★★☆☆ 

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米朝一門会

2012年01月17日 | 「落語」のひきだし
本年の初笑いとばかりに、9日に米朝一門会に行ってきました。
会場は近江八幡文化会館。

この会場のお正月公演は恒例になっていまして、もう30年ぐらい続いているそうです。
その昔には米朝さんの落語も聴けたんでしょうね。

本日の出演は6人です。多いですね、お若い方が二人と米團治、ざこば、雀三郎、南光という顔ぶれです。

この日の席は、なんと言いましょうか。反応のいい人?笑い上戸?の人に取り囲まれまして、とにかく笑われる。笑いに来ているのですからいいんです。いいんですが、時には噺に集中できないくらい・・・

それとざこばさんのマクラが、前回の一門会の時のと同じだったんです。出だしから最後まで。同じ県内でするのだから、同じ人が聴きに来ているという想定はないのかなぁと少し残念でした。もちろん両隣の人たちには大受けでした。

出演者と演目

桂 二条  / 子ほめ
桂 米紫  / 狸の賽
桂 米團治 / 稽古屋
桂 ざこば / 天災

    中入

桂 雀三郎 / 藪医者が出てくる噺
桂 南光  / 相撲の噺


そうです、雀三郎さんと南光さんの噺の題名がわからないのです。出口で見ようと思って出たのですが、すごい人に流されて確認できませんでした。ふたつとも初めて聴く噺で、南光さんのは創作のような気もしますが、帰って調べようと思いながらなかなか調べられず、気持ちが悪いです。
まだまだ知らない噺がたくさんあるのだろうなぁと、楽しみのような、いらつくような(¨;)

そして、まだお正月気分の時期なので、もう少し華やかな噺が聴きたかったです。
コメント (2)
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どんど焼き

2012年01月16日 | 「田舎の行事」のひきだし
1月14日は夕方から、町内の神社で「どんど焼き」が行われました。他にも左義長などと呼ぶところもあります。
朝から、当番の方々が家の門口に置いておいたお正月の飾りを一軒一軒集めて下さった物を、神社の境内に積み上げ、竹とわらできれいに円錐形に組み立てられます。組み立て方や、わらの編み方など、ずっと代々伝わってきているようです。



きれいにできて、点火を待つばかり。


暗くなってきて、子供たちも集まってきて、いよいよ燃やされました。竹のはぜるポンポンという音が家にいても聞こえてきます。



静かに見守る人たち。


昔はこの竹などの燃えかすをもらって帰って、明くる日の小豆がゆを炊いたと言われます。
おくどさんがあった頃の話ですね。
子供達は書き初めを燃やして、その灰が高く上がれば、上達するとか言われました。そのような光景も今では見られません。

どんど焼きが終わると、あ~~お正月も終わったなぁ。とちょっとさみしい気持ちになります。

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水の柩

2012年01月13日 | 「本」のひきだし

ブクログより


帯のあらすじを読んで、やっぱり読むのやめようかな~と思ったけど、久しぶりの道尾作品だし読み始めた。

いじめ、不景気な話、全体に漂う重い空気、重い気持ちのまま読み終えた。
そんなふうに思いながら読んでいると、不自然に思える場面が目についたり、共感できない部分があったり。

最後は一応ハッピーエンドなのだけれど、手放しで喜べる状態でもなさそうだし、どちらかといえば後味が悪かった。

やっぱり私は、「カラス」や「猿」の類の作品が好きだなぁ。


水の柩 / 道尾秀介・著
★★☆☆☆

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みゆきさんからのバースデイカード

2012年01月11日 | 「暮らし」のひきだし


今年も中島みゆきさんからバースデイカードが届きました。
もう何年もらっているでしょう。誕生日が来てもうれしい歳でもありません。この頃は、また一年無事に歳をかさねることができてよかったなぁ、という心境です。

「笑顔あふれる一年になりますように。」と、みゆきさんに満面の笑顔で言っていただいて、「よし!この一年もがんばろう。」と決意を新たにするのでした。

思えば昨年は、夜会の申し込みを忘れて、いつの間にか期日が過ぎていていたのでした。まだ大阪公演が無かった頃は、東京のシアターコクーンまで見に行ったというのに。やっぱり私はコンサートの方が好きかな~~  夜会ではあのトークは聞けないし。
今度のツアーを楽しみに。

しかし、バースデイカードと同時に送られてくる会費更新の通知ちょっとイヤやわ~
もう少し時期をずらしとけば良かった。

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