今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

水の柩

2012年01月13日 | 「本」のひきだし

ブクログより


帯のあらすじを読んで、やっぱり読むのやめようかな~と思ったけど、久しぶりの道尾作品だし読み始めた。

いじめ、不景気な話、全体に漂う重い空気、重い気持ちのまま読み終えた。
そんなふうに思いながら読んでいると、不自然に思える場面が目についたり、共感できない部分があったり。

最後は一応ハッピーエンドなのだけれど、手放しで喜べる状態でもなさそうだし、どちらかといえば後味が悪かった。

やっぱり私は、「カラス」や「猿」の類の作品が好きだなぁ。


水の柩 / 道尾秀介・著
★★☆☆☆

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