ブクログより
前に読んだ「下山の哲学」と重複する部分が多いですが、今回のは著者が竹内さんに話を聞いて、まとめるという形です。
8000m12座(この時点では後2座残っている)登頂の記録と、雪崩に巻き込まれての大けがや、体調不良で死にかけた話や、かなりボリュームのある1冊です。多分竹内さんが理路整然と話されるので、よりリアリティーにあふれているのではないでしょうか。
また生い立ちや、家庭環境などにも触れられていて、大変興味深いです。
さらに8000m峰を登るときの装備、下着に始まり、重ねる衣服、寝袋やギヤ類、大変興味深いし、その一つ一つに対する竹内さんのこだわりにうなったり。
なかなか読み応えのある一冊です。
しかし、タイトルの初代って・・・・ 意味が分かりかねます。
初代 竹内洋岳に聞く / 塩野米松
今朝の庭