今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

道元禅師をしのぶ祖跡コース

2016年06月27日 | 「山」のひきだし
永平寺を開山した道元禅師が吉峰寺から居を移した大佛寺を経て永平寺までの道のりを祖跡コースとされ、道元師をしのびながら歩こうということで、出かけてきました。

北陸地方も梅雨入りしたのかな、でも今日はいいお天気で、持ってきたジョニー君も塩も「いらないでしょう」という山たまご。さんの力強い一言で置いていくことにしました。


吉峰寺は道元禅師が越前に入った際の最初の道場。
お寺の左から裏に回って、登山道があります。




ここから始まり。


わらびが多い、というかわらびの葉っぱのジャングル。


ロープのある急登。汗が流れます。


地元の中学生が詠んだ句。すばらしいです。





もうすぐコアジサイも満開。


途中で萎れたのがあり、楽しみにしていましたが咲いてました~


まだまだこれから咲きますよ。


最初のピーク、祝山。展望はありません。


次のピーク、仙尾山を望む。


これはブルーベリーの花だと思うんですが。


きれいですね。


ツルアジサイだそうです。


林道に出て、山に入る。


仙尾山山頂。草が覆い茂っていてあまり展望ありません。ここにも俳句の看板。


すぐに鉄塔に出ます。


もうずっと癒してくれます。


こんな道ばっかりならいいのにな。鼻唄が聞こえてきそう。


また林道を横断。

歩いていると、看板が。池があるそうです。
看板の説明によるとおどろおどろした怨念の池みたい・・・ちょっと降りて見に行きます。

血脈の池。
あまりきれいとはいいがたい池の周りにはぽつんぽつんと木があって、その少ない木の枝にびっしりとモリアオガエルの卵が。
なんとしても!!というその必死な思いが伝わってきます。


最終ピーク、大佛寺山。ふ~~


ランチ(^^♪
今日のメインはそうめん。そうめんが見えないほどのてんこ盛りトッピング。ごちそうさまでした♪


さああとは下るだけ、ですがこれがなかなか・・・激下り。
苔むした石、ぬかるんだ土、湿った木の根っこ、転ぶ材料はそろっています。


ここが元の大佛寺だったんですね。


御開山硯の水。


草の覆い茂った道。


虎斑滝。ザックを置いて行ってみましょう。


どんどん登りますね。


まだ左に長い梯子が見えます。がここまで。
涼し気に水は流れていますが、暑い。
あとは林道を歩いて降りるだけです。

登りは激のぼりで大汗をかき、下りはひやひやで冷たい汗をかき、久しぶりの大量の汗で体の毒素が抜けた気がします。
道元禅師をしのび、修行と思えば有り難い山歩きでした。

そこで私の一句  いにしえを今に伝える百合一輪     お粗末様です。

今回もありがとうございました。

平成16年6月15日(水)


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