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今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

ダイジョウ・イブネ行けたらクラシ

2014年12月06日 | 「山」のひきだし
もう普通の山は登りつくして、テーマを決めて山に行く人がいます。
そんなテーマの一つに「カタカナの山に行く」というのもあって、各地には結構カタカナの山がたくさんあります。

今回はそんな意図はないものの、見事にカタカナの山がそろいました。永源寺の甲津畑から千種街道を歩いていきます。


ここもやっぱりクマがいるそうで、2・3年前に捕まえたとき、また山の中に放したというから恐ろしい。



街道の途中にある桜地蔵。

ダラダラ林道を歩き、植林地の中をしばらく行くと

看板がありました。前に来た時は白い看板でしたが新しくなっています。


渡渉をすると


すごい急登が待ち受けていました。
気持ちの良い原生林ですが、きつい、きつい、とにかくきつい・・・鈴鹿特有の道なき道。


もう、4本足で登っていきます。

ヘロヘロになって歩いていると、左下に池が見えました。
一面凍っています。しばらく氷で遊んで休憩。


池を過ぎてもう一登りすると、タイジョウに着きました。展望も三角点もありません。
記念写真を撮って、先を急ぎます。


シャクナゲやアセビの群生の中を歩きます。しっかりとした登山道です。


この分岐を佐目峠方面に行くと、いよいよイブネ。


割れた石。どういう謂れでしたっけ?


ここまでもず~と霜柱をザクザク踏みながら来ましたが、すごいなぁ。


鎌と御在所、見る方向が違うのでいつもと少し形が違う。


雨乞。


広い台地にあちこちプレートや看板がありますが、ここがイブネ。広いです。


御池が白い!!


伊勢湾方面。


昔は1面笹原だったそうですが。


イブネの北端。すぐ目の前にクラシが見えます。が今日は時間の都合でここまで・・・残念。

ひとしきり散策を楽しんで、ランチです。今日はとにかく風が強い、遮るものがないのです。
アセビの大木の根元にかたまって、みんなもう一枚上着を着こみ、またまた今日も色とりどりのおかずを

ごちそうさまでしたぁ。


山頂には氷や


あられも、寒いはずです。


分岐に戻り、杉峠に向かいます。


看板の横には、杉の幼木が育っております。
 
千草街道に戻り



名物の大木を眺め、

鉱山跡を過ぎ、蓮如上人御旧跡で最後の休憩をしました。

千種街道は、地元の山の会の主催で毎年大勢の人が歩いています。そのせいかあちこち新しい道標が見受けられました。
山の中もレスキューポイントの標識や、10分割のポイントの標識があり、登山道を外れていないのだなと安心できました。

歴史の道千種街道、そして鈴鹿の秘境、タイジョウ・イブネ、初冬の静かな山を満喫いたしました。



平成26年12月3日(水)晴れ

タイジョウ・イブネ(鈴鹿)

甲津畑登山口(7:00)~タイジョウ~イブネ~杉峠~登山口(16:00)

  
コメント (2)
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