今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

清水の頭は真っ白雪原。

2014年12月13日 | 「山」のひきだし
先週に引き続き、鈴鹿の秘境歩きをしてきました。
先週と同じ甲津畑の登山口から、奥の畑を抜けて清水の頭に行き大峠からツルベ谷へ下りてくるというまたまたロングコースです。
おまけに行けるようなら祝いヶ岳へも行ってみようという欲張りコース。
清水の頭は、去年の春近くまで行きながら登らず雨乞の方へ行ってしまったので今回楽しみです。


ここへ下りてきます。


奥の畑、雪です!

分岐を過ぎたあたりから、雪が出てきましたが、今日は風もなくいいお天気で寒さはあまり感じません。


何回も渡渉します。


樹氷も見られます。もう落ちかけています。


てっぺんは一面の樹氷ではないですか。


雪もだんだん深くなってきました。

奥の畑を過ぎてしばらくすると、思い出しました、笹原の急登が始まります。


雪が笹の上に積もって滑る、歩きにくい。


一歩一歩、ゆっくりゆっくり。春に歩いた時は笹が生い茂って歩きにくかった。


振り返ると・・・綿向だ~



清水の頭へ向かう。気持ちの良い雪原。


清水の頭と綿向をバックに。


つぼ足で




清水の頭から、


伊吹も御池も真っ白。




何とも言い表せない色合いの山並み。

思いがけない雪山にみんな大喜び、おまけにいいお天気で、雪焼けの心配をしながら歩きました。
清水の頭は遮るものが何もない、まさにまるっとお見通しの大展望、気持ちの良いところです。
風もなく穏やかな日差しの中、のんびり今日もおいしいランチを楽しみました。

大峠へ向かう道は、今回初めて未踏です。
GPSと地図で確認しながら歩きます。テープも付いているししっかりした道です。




静かな峠です。
今日はイハイガは時間的に無理ですが、ちょっと偵察に行ってきました。
道はところどころ途切れて、登山道かけものみちかわからないところもあります。


シャクナゲやイワカガミがいっぱいの登山道。花の頃にまた来たいねと言いながら。


イハイガが間近に。

途中で引き返し、どこが道やらと言うようなところを雪や落ち葉でずるずる滑りながら下りていきます。沢に下りてくるといいかげん疲れて、足の踏ん張りも効かなくなってきているところに、何度も出てくる渡渉、気をつけて気をつけて渡ります。


なんだかかわいい石を見つけました。よく見ると目も口もあります。どこかのゆるキャラみたい。

林道に出る頃には少し遅くなり、初めてのヘッデンの出番となりました。
一番日の短い時期ですからね。
今季初の雪山、今回も楽しくよく歩きました。
いつも落とし物をしたり、忘れ物をしたり、完璧な山歩きは中々できない私ですが、今回はカメラを忘れました。本文の画像はすべて同行の皆さんから拝借させていただきました。ありがとうございます。

カメラを持たないおかげで、景色をゆっくり楽しむことができたかな?なんて思ったりもしています。



平成26年12月10日(水)晴れ

甲津畑登山口(7:00)~奥の畑~清水の頭(ランチ)~大峠~イハイガ偵察~ツルベ谷出合~登山口


コメント (4)
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