フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

たんぽぽ農場とお台場合衆国

2010-09-07 22:05:25 | アイドル etc

 先週の金曜日、9週間に亘って放送されてきたフジテレビ系列の昼ドラマ「明日の光をつかめ」が最終回を迎え、私の中の2010年夏も終わりました。

 「明日の光をつかめ」 7月に書いた当ブログ記事
http://blog.goo.ne.jp/seasonz/e/fd156d274198a015d9d5e33771d61df2

 ~簡単なあらすじ~
 北山(渡辺いっけいさん)は妻と息子を17歳の通り魔に殺された過去を持つ。殺したいとまで憎んだ17歳のその少年は罪の重さに耐えられず自殺した。少年は少年院を出たあと就職先が見つからずむしゃくしゃしていたのだという。
 少年が自殺しても死んだ妻と息子は帰ってこない。残された少年の母親が自分と同じように苦しむ。苦しむ人を一人増やしただけであると北山は悩む。北山は気持ちが脱け殻になり、勤めていた証券会社を辞め、毎日あてなくふらついていた。
 ある日たまたま寄った三浦半島(神奈川県)の畑で出会った新田夫妻(不破万作さん 藤田弓子さん)に勧められ、北山は畑を始める。そして、そこに少年と同じように、少年院を出て社会に出ていく事に立ち止まっている子供、家族に見捨てられ身寄りのない子供を集めて一緒に暮らす場所を作る事になった。
 子供達は北山を「おっちゃん」と呼び慕った。その畑は「たんぽぽ農場」と名付けられ、おっちゃんがおっちゃんの娘(矢沢心さん)と二人で子供達の面倒を見るのであった。


 これがあらすじです。このたんぽぽ農場は町の人々から偏見の目で見られ、時には妨害も受ける。そういう様々な困難に立ちながら、徐々に現れていく理解者にも助けられて子供達は成長をしていく。そんなドラマでした。
 物語の性質上、見ていて気の毒になるほど迫害を受けるシーンが多いのですが、ちゃんとどこかしらに救いを残す展開。ふとしたシーンに実は伏線が張ってあるなど、非常に見応えのあるドラマでした。
 自分は出演者の一人であるアイドリング!!!6号 外岡えりかさん目当てに見始めたのですが、いつしかドラマそのものが面白くなり、「とんちゃんを見たいからドラマを見ている」から、「とんちゃんも見たいが、ドラマが何より面白いから見ている」に変わっていったのでした。
 「たぶん一生茶髪にしないかも」と言っていた子が、このドラマのために髪を染めて臨んだ姿にも胸を打たれたのも確かです。


 世の中にはたくさんの偏見があります。偏見をまったく持っていない人間などほとんどいません。こんな事を書いている自分だって無いとは言い切れません。
 少年院を出た男女が住んでいるという偏見から迫害を受けるたんぽぽ農場。おっちゃんが「この子達にやり直すチャンスを与えてはいけないのですか?」と訴えていく姿。当たり前が当たり前として通用しないのが人間の持つ偏見という感情。このドラマは結構良い視聴率だったそうなので、たくさんの人々に問題提起出来たのではないかと思います。

 このブログを読んでいる皆さんが身近に感じられる偏見と言えば、ズバリ「アイドルヲタ」に対する偏見でしょうか。
 女の子が選ぶ、これはないなと思う男性の趣味みたいなアンケートには大抵「アイドル」が上位にランクインします。女性アイドルを趣味とする事は、男性アイドルと比べれば市民権は得ていません。今年の夏、こんな体験をしました。

 フジテレビが夏休み期間中の1ヶ月半ほどの間、お台場で「お台場合衆国」というイベントを開いています。そのイベントの中にステージが二ヶ所用意されています。一つは、お台場合衆国内に設けられた、ステージにも客席にも屋根がある大きなステージ。ここで有名アーティストがライブを行い、今年はアイドルからは渡り廊下走り隊がライブをやりました。
 もう一つはフジテレビ玄関近くに設けられたミニステージ。こちらは屋根はなく、演者も観客も太陽光線浴びまくりです。主にこのステージでは若手芸人のライブが行われていましたが、今年はハロプロからBerryz工房とBuono!が各一回ずつ訪れてミニライブを行いました。
 この直射日光なステージで、4チームに分かれたアイドリング!!!メンバーが毎日ミニライブを行なってきました。13:00開始というライブ時間帯は太陽光線が特に暑く、メンバーもヲタも大汗をかきながらのミニライブでした。
 フジテレビ玄関近くというロケーションで、しかも回りには出店が並んでいるため通行も多く、通行人からステージは丸見え。素晴らしい宣伝効果が期待できるシチュエーションです。しかし、現実は甘くはない。一旦は足を止めても、ステージに目をやった瞬間に「アイドルか」と立ち去ってしまう人を何人も見かけました。メンバーの力不足とも言い切ってしまえそうですが、興味のない人から見ればアイドルというものは「有名人かどうか」が基準ですから、中身を見てから観るかどうかを決めるなどという判定はしません。「AKB?」などと言いつつ、違うとわかるとそそくさと立ち去る人もいました。
 また、ある日私の斜め後ろにいる高校生くらいのカップルの彼氏は、周りを見渡してこんな事を言いました。「ここにいる奴ら(アイドリング!!!のヲタ)の頭をはたきたい(苦笑)」 それを聞きながら私は内心で、「大人をコケにして!税金納める立場になってから出直してこいや!」と思うのでしたが(苦笑)、これが一般的なアイドルヲタに対する反応であり、偏見なのでしょう。
 ちなみに、自分は8回観に行きましたが、通行人が引いてしまうような迷惑行為は見なかったです。まあ、アイドリング!!!ヲタは大人しめなのと、あまりの酷暑で応援も割と控え目(苦笑)だったと思います。

 そんな周りからの決して温かくはない視線に晒されながら、ハロプロが来た時に比べたら遥かに少ない人数のアイドリング!!!ヲタ達だけが、太陽光線と闘いながらステージを行なうメンバーに温かい視線を送るのでした。
 メンバーは30分のステージをこなしたあと、握手会です。当日、会場限定販売のDVDや新曲のCDを買った人が参加出来ます。この握手会が、これまた涙を誘う状態で、フジテレビのビルの中ではなく、機材の搬入車が入る出入り口の脇。確かにそこはビルの内部で日陰ですが、外である事には変わらず気温は高い。そういう場所で、ハロプロならば「低速握手」とヲタに歓喜されそうな速さの握手会を行ない、メンバーも笑顔でいろんな会話を、参加したヲタと楽しんでいました。

 余談ですが、アイドリング!!!がお台場合衆国内にある屋根付きの大きいステージで今年ライブを行なった回数は、1ヶ月半の間に4回です。あとは全てフジテレビ玄関近くのミニステージ。これを少ないと見るかどうか?

 少しずつ朝や夜の風が涼しくなってきました。18年前のこの日、京都の森田家に生まれた女の子の名前が「凉花」になったのも、そんな涼しい風を感じたからなのだろうか?などと思いつつ(すぅちゃん誕生日おめでとう)、非常に暑かった今年の夏が間もなく幕を閉じるのだろうと感じています。
 たんぽぽ農場のみんなと会えなくなった事や、お台場合衆国が終わった事が、ますます「夏の終わり」を感じさせます。私は、女性アイドルというものは夏みたいなものだ、夏休みのような儚さがあると以前このブログで書きましたが、季節としての夏が終わり秋がやってきても、(ハロプロも含めて)女性アイドルの皆さんの夏はまだまだ終わらない夏である事を願っております。

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エッグ発デビュー行き

2010-09-06 22:07:56 | ハロプロ(エッグOG&研修生)

 昨日ハロプロエッグ新人公演がありました。ハロプロエッグは11月の新人公演を最後に、現在の形態を変える事が発表されています。どう変わってしまうのかはまだわかりませんが、11月の新人公演はお別れ公演的な空気になりそうな感じなので、次代のアイドルを育てていくための発表の場としての新人公演は今回が最後と言えそうです。

 まずはセットリストを見てください。

 セットリスト
1 さあ!恋人になろう 佐保、譜久村、勝田、竹内
2 浮気なハニーパイ 吉川、北原、仙石、古川、森
3 I know 全員
4 友情 純情 oh 青春 全員
5 ここにいるぜぇ! 全員

 えっ、これだけ?と言われそうですがこれだけです。公式サイトから拾ったものなので確実な証拠です。
http://www.helloproject.com/yokohamastep/set/index.html

 歌がこれしかないのは、トークというかクイズというかゲームというかみたいな事(クイズ ハロサゴン)をやったらしいからなのですが、これを歌が少ないからと言って、「ダメ公演」と決めつけてはいけません。新人公演とはあくまで、ハロプロエッグがデビューに向けて日頃のレッスンの成果を観客に披露し、それをプロデューサーがチェックして今後の活動の参考にしていくものです。つまり、歌以外にバラエティトークをやらせるという事は、そういう仕事を想定しているという事ではないか?多分きっと。
 ここで何か面白い事を言うか、印象に残る活躍を出来れば、それは今後の活動に大いにプラスになる。何しろ今回の公演は色んな意味で重要度が高い。

 なぜ今回の新人公演が特別なのか?答えは簡単です。先ほども書いたとおり、事実上現体制での最後の新人公演であり、モーニング娘。9期オーディションを控えての新人公演だからです。
 つんくPのブログに書かれてあるように、エッグも娘。オーディションの対象者であり、該当年齢のエッグメンバーが審査に掛けられている場であったかもしれないからです。
 皆さんよくご存知の通り、今のモーニング娘。のウイークポイントの一つは「トークスキルが足りない事」。しかも、トークの場で良い結果を残してきたメンバーが卒業していきます。これは補強ポイントとして最重要課題です。新メンバーでトークの部分を期待したい人物はオーディションよりも、それなりにステージ経験のあるエッグメンバーから選ぶ可能性は有り得るのではないですか?

 と言いながらも、実は自分が気になっているのは、セットリスト一曲目のメンバー。二曲目のメンバーは年齢でアウトなメンバーもいるし、何か別な部分を審査している感じがしますが、一曲目はモーニング娘。オーディションへの資格を持つ面々。何か匂いませんか?

 せっきーがいない

 それは管理人の心の叫びです(苦笑)。

 カリン様がいない

 やはりカリン様は温存?それとももう何か次の道が決まっているのか?

 「℃-ute入りか?」

 冗談はさておき、この四人が何かしらの審査対象の位置にいるというのは十分考えられる。って言うか、この期に及んで行なう新人公演の、しかも少ない歌のコーナーに抜擢されるメンバーの人選に大きな意味がない筈がない。いよいよ佐保ちゃんやフクちゃんがデビュー候補の位置にまで来たのか?期待していいのか?

 モーニング娘。のオーディションがエッグメンバーの話題とリンクする楽しみ。これは素直に楽しみつつ、自分なりの予想を今後楽しんでいきたいと思います。

 佐保明梨       譜久村聖
 

 勝田里奈     竹内朱莉
 

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久しぶりのオーディションに願う事

2010-09-05 22:33:35 | ハロプロ(娘。)
 今日、モーニング娘。がOGと一緒に歌番組の収録をしているそうで、正直「またか」という気持ちになりつつも、でもゴールデンタイムの歌番組で歌えて、しかも昔の歌だけでなく最新曲も歌わせてもらえるみたいだから、あまり贅沢は言ってられないし、出演オファーを有難いと思うべきだなと思ったりしています。

 今、女性アイドルは次の時代に移ろうとしている事をひしひしと感じます。AKBの次に誰が出てくるのか?そのステージに突入したように感じています。いや、AKBは過去最高の売上ペースをこの半年ほどに記録しているから、まだまだ次の時代なんて来ないと言う人もいると思いますが、その現在の状態は本格的にアイドルヲタではない人が買い始めて売上に変化が生じているという話で、つまりがちょっとした流行みたいなもの。モーニング娘。もそうだったように、流行という枠に収まると後は下がっていくしかないのです。「ブームはブームになった時点で終了がカウントされ始めている」という事です。
 運営は素人ではないですから、既に一年後とかを見据えて何かしらの次の手を考えている事でしょう。あの秋元Pだけに、もしかしたら「惜しまれて終了」なんて引き際も考えているかもしれません。

 でも、次のステージではハロプロが人気になるかはわかりません。その可能性は低いかもしれない。それよりも、AKBの売り方を見るにつけ、後に続く女性アイドルは難しいのでは?と思い、女性アイドル市場は徐々に萎んでいくのではないかとさえ思ってしまいます。今の女性アイドル界は「接触商法」などと言われるほど、握手会やサイン会イベントの頻度で売上が左右されています。これは女性アイドルというジャンルを消耗させている事は確か。

 そういう時に、アイドルだがアーティストとしても見ていられる人が表舞台に残っていくのではないかとも思っています。AKBを好きな人は冷静に実力分析は出来ている人が多い。同じタイプのものが続いてトップに立つとは考えにくく、次の時代に来るものはAKBとは真逆な路線なものではないかと思うのです。

 それを踏まえてモーニング娘。9期オーディションに望む事は、可愛い子を選ぶ事はともかく、それ以上に何かしら光る才能を秘めた子を選んでほしい。可愛いも一種の才能ですから可愛さが光る子も勿論、歌でもダンスでも演技でもお笑いでも、何かしらの才能を感じさせる子を選んでほしい。

 アイドルには別に歌やダンスや演技の実力なんて、絶対に必要という訳ではない。可愛いとか面白さや楽しいと思えるものが大事だ。これはAKB支持者が思っているAKB擁護の思想の根っこの部分でしょう。これはここ数年のハロプロが失いつつあった要素でもありました。
 でも、その部分を後追いする必要はない。現在のステージではなく、次のステージでは新しい価値観が生まれる。その新しい価値観を生み出せた者がトップに立てる。
 モーニング娘。の新メンバーはその新しい価値観を表す人選である事を期待します。
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Danceでバコーン!

2010-09-04 22:53:14 | ハロプロ(℃)

 三回に亘りアイドルユニットサマーフェスティバルのレポートをお届けいたしました。記事に対するアクセスも平日ながらアクセス数も週末並みと、アイドルヲタの関心も高い事がわかりました。そのアイドルフェスティバルは観に行った人はだいたい感じていたと思いますが、四組のパフォーマンスを見比べて「ハロプロって何だかんだ言ってスゴいな」と思わされました。
 自分はSKEに対して敵意など無いし、むしろ楽しみでありました。スマイレージやももいろクローバーは生で何度も観ているのである程度のレベルがわかるのに対して、SKEは映像でしか知らない。AKBよりパフォーマンス力が高いという話も聞きますから、非常に楽しみでした。一番観たかったのはSKE48と言ってもいいくらいです。
 しかし、結果は「悪くはないんだけど、正直こんなものか」という思いでした。ネット上で今回の事をプロレスに例えている意見を見ましたが、自分もプロレスに例えてみましょう。

 現在大人気を誇る秋葉原女子プロレスはファンから「面白く強い」と高い評価を受けていた。しかし、先日日本武道館で行われたハロー!女子プロレス(略称ハロプロ)とのタッグマッチで、ハロプロの主力であるチームモーニング娘。に主力が技や強さで圧倒された。
 秋プロファンは「強さを求めるなら、主力よりもチーム栄の方が上。彼女達は観客を沸かせる面白さはまだまだかもしれないが、強さではハロプロより上かもしれない。少なくとも若手には負けないだろう」。
 そして行われた四団体対抗戦。チーム栄は確かになかなか強かった。しかしまだお客さんを沸かせる巧さに欠け、他団体のファンを引き込むには力不足。そして試合の勝敗でも、ハロプロの若手であるチームスマイレージ、スターダスト女子プロレスのチームももクロに完敗。
 こんな感じでしょうか。

 SKEがももクロはともかく、スマイレージに勝てなかったのは「お客さんを自分達の懐に持ってくるテクニック」にあると思います。彼女達は与えられた演目を上手くこなす事しか頭になかったのではないか? それに対してスマイレージは、多少のパフォーマンスのブレはドンマイでガンガンお客さんを楽しませ、自分も楽しもうという姿勢であったように思います。ももクロちゃんもそういうスタンスだったし、bump.yもお客さんを意識したパフォーマンスでした。
 ステージをきちんとこなす事は大事かもしれない。しかしコンサートは発表会ではない。お客さんを楽しませる事が一番大切なのです。他のグループのダンスレベルなどを意識するあまり、気持ちが自分達のパフォーマンスの出来にばかり向いていたのではないだろうか?自分はそんなSKEを観ながら、あるグループの事を思い出すのでした。ここでようやくタイトル通り℃-uteの話です。


 今はお互いが人気が下降線とか言われているため一時期ほど比較論が語られなくなりましたが、以前はBerryz工房と℃-uteを比較して熱い議論が、ネットで、コンサート後の居酒屋(苦笑)で、ヲタカラしているカラオケ屋(苦笑)で語られたものでした。
 Berryz工房を擁護する者がよく言ってきたのが、「℃-uteの方がパフォーマンスレベルは高いかもしれないが、℃-uteには面白みがない」という意見。何でもアリな幅広さを見せるBerryz工房は確かに歌はアレだし、ダンスはまあまあかもしれないが体力がないメンバーが多い。それに対して℃-uteは歌えるメンバーがいてダンスも揃っているし体力もある。でも優等生過ぎてツマラナイ。そういう意見を今まで何度も見てきました。
 いやちょっと待て、℃-uteだってキャラ付けがあって面白いじゃないか。テンション上げ子なんてなかなかだ。でも確かに主力メンバーが生真面目な事で、Berryz工房みたいな何でもやっちゃいます的なフレキシブルさは足りない気はします。

 そういう意味では℃-uteヲタは「スキル」だとか「レベル」というものに救いを求めてきた節がある。自分だってそうです。℃-uteツアーのセットリストから寸劇やコントが消えたら、それは素晴らしい演出だと喜び、ダンス力を発揮する激しいナンバーがたくさんセットリストに並べば、こんなセットリストが出来るのはハロプロ、いや今の女性アイドルでは℃-uteだけだと絶賛してきた。
 一種の思い上がり。つまりヲタの思い上がりかもしれません。

℃-ute「Danceでバコーン!」ビデオクリップ


 このブログで少し前に書いたように、自分は℃-uteヲタとして新曲「Danceでバコーン!」は否定的に見てきました。℃-uteの良さ、例えば爽やかでカッコ可愛い。その良さを打ち消すような曲ではないか?自分達の良さをシングル曲で前面に出さないでどうする?これはプロレスに例えるなら、格闘技路線で出来る強さを持ったレスラーが覆面を被って笑いをとる試合をしている。そんなイメージでした。

 しかし、メンバーのインタビューの言葉を先日読んでいて自分の見方が狭かった事に気付かされました。iPhoneアプリにあるメンバーのコメント。各メンバーが「今までの℃-uteにはない曲」と答え、新しい挑戦に意欲的に取り組んだ事を述べています。そして、その中でなっきぃが「ついに来たー!と思った」と、その新しい挑戦を前向きに表現していた事に、メンバーはむしろ今までの路線から外れる事は上等であり、それが今までの自分達のやってきた事から比較すれば奇をてらったかのようにこちらには映っていても、それを楽しみながら挑戦出来る余裕があった事に気づかされたのです。

 ただ上手いだけではダメ。その上手いというパフォーマンスを誇示しているだけではダメ。見る側に何かしらの印象を残せなくては、いくら上手くても表現者としては未熟なのです。そのためには、演者がまず楽しみ、その楽しさを観ている人に伝えていく。プロなのだから、ただ見せるだけではなく、伝えていかなくてはいけない。

 勿論、今までの℃-uteも見る側に何かを投げてきたし、我々もそれを受け止めてきた。℃-uteヲタはそれを体験してきているから、「℃-uteは面白みがない」と言われれば反論してきた。
 でも、改めて今回の新曲のPVを見て、まだまだ℃-uteには表現出来る世界があるのではないか?まだ眠っている才能があるのではないかと思うのでした。℃-uteを自分達がイメージする枠に閉じ込めるばかりではなく、色々な世界を表現させていく事は賛成。そして、そんな℃-uteも、スマイレージみたく外の世界でも競わせてほしい。他のアイドルと競い合わせてほしいと願います。


 そんな感じでポジティブシンキングに切り換えたという話でした。でも、やっぱり衣装がイマイチなのと、お尻ダンスと、勝負パンツは無いよなあと思うのでした(苦笑)。
 その部分以外は新しい℃-uteを感じさせる意欲作「Danceでバコーン!」。評価はどうされているのだろうか?答えは、前作より初動売上がニ千枚アップ。

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アイドルユニットサマーフェスティバル2010 ~SKE48~

2010-09-03 22:46:08 | アイドル etc
 ~前回の続きです~

 スマイレージが会場をヒートアップさせて、次はいよいよ本日のトリを務めるSKE48です。

 SKE48

 スクリーンに「SKE48」の文字が映し出され、それに合わせながらSKEヲタがコールを叫びます。なんか定型なコールがあるようです。そういう風にヲタが合いの手を入れられるという事は、これは日頃の公演でも使っている演出なのでしょう。
 そして、本公演の選抜メンバー16人が現れました。

 二曲目は「青空片思い」。イントロからAKB系現場では恒例のアレが発動。
 「おお~っ、よっしゃ行くぞ!」 そうですMIXです。応援スタイルはそこの流儀に合わせるべきと考えて自分もやりましたMIX。人生初MIX(苦笑)。℃-uteの「都会っ子純情」で一部のヲタが繰り出すMIXを、多くのヲタが「オイ!オイ!」でかき消そうとしていた頃を思えば、自分がまさかMIXを叫ぶ側になるなんて当時は想像出来なかった。
 でも、何を叫ぶのか正確にはわからず、適当に叫ぶのでした。

 初めて生で観るSKE。ダンスが上手く、ステージパフォーマンスはAKBより上と聞いていたので楽しみでした。しかし、あまりに期待が大きすぎたか、自分がイメージを膨らませ過ぎたか、ステージ上のSKEはちょっと違う。何が? ダンスが思ったほど揃っていない。手を上げる時は揃うのだけれど、下げる時に微妙にバラバラになる。立ち位置も微妙にずれている感じ。リズム感に難があるメンバーが何名かいるのか、それともそこまで意識しないで踊っているのか?そんな事をぼんやり思いつつ、でも、曲は良いなと思うのでした。

 メンバーの自己紹介は全員分をフルに行いました。初めて見るのでお約束はわからず、合いの手を入れるSKEヲタの声が後ろからこだまするのを聞きながらステージを見つめます。
 ここから衣装チェンジを兼ねて少人数ユニットの登場。人数が少なくなるとダンスも揃いやすいし、観ている側もわかりやすい。特に松井珠理奈さんのダンスはしなやかでカッコイイ。少人数ユニットを今回のステージでやった演出には賛否両論あるようですが、自分は各メンバーの力量を見せるには良い場であったと思いました。また、全員曲がひたすらアップテンポばかりなだけに、少し落ち着いた曲調な少人数ユニット曲は良いアクセントになったと思います。

 今回のコンサートはカバーを歌うグループが多いのですが、SKEもカバー来ました。と言っても松井珠理奈さんは原曲にメインで参加しているのでカバーというのはちょっと違いますが、「大声ダイヤモンド」。
 ここぞとばかりに、ここでもMIXを叫ぶ(苦笑)。会場も多くの人が叫んでいた。何を叫べばいいのかわからないまま叫んでいる自分ではありますが。
 SKE版大声ダイヤモンドは歌が割と安定した、なかなかいい感じな仕上がり。歌い方がアイドルテイストでやや高音重視な歌声のSKEの方がアイドルポップスとしては正しいと感じます。あくまで主観。
 そして、「ごめんねSummer」。この曲、繰り返し聴いているうちに好きになった一曲。それをこうして生で観ていると、AKBでは見られなくなりつつある何かを感じ、まだこの子達は発展途中なのだと強く感じるのでした。ダンスが揃っていなくても、速い振り付けで踊る姿は荒削りな未完成形の美学もほのかに感じるのでした。
 とはいうものの、やはりまだ決められた事を忠実に再現する事に手一杯で、ステージから客席に何かを投げかけるような事までは難しいようです。その辺りはスマイレージのステージがヒントになるのではないかと思います。
 最後はももクロちゃんが楽しみにしていた「強き者よ」。力強く踊るメンバー。昔、「少女達は踊らされている」というキャッチコピーを付けていたアイドルグループがいたけれど、まさに今彼女達は踊り、踊らされ、自らの役割を全うしていくのでした。

 本当のラストナンバーは全員集まっての「年下の男の子」。前日は「学園天国」だったそうで、曲が古すぎて会場のノリは今ひとつ。かといって今世紀のアイドルポップスをセレクトしようとすれば、ハロプロやAKBになってしまい、揉め事の一因になりそうだから仕方がないのでしょうね。

 歌が終わり客席に手を振るメンバー達。小学生なので時間的にステージに上がれなかったbump.yの祭ちゃんが、上手側の壁にある関係者スペースから顔を出して客席に手を振ります。それに応える大勢の観客。なんと微笑ましい光景。祭ちゃんは大喜びで手を振り続けます。bump.yのメンバーにとって、こういうヲタがたくさんいて、ヲタがたくさん声援を送ってくれる事は見慣れない光景で面白いのかもしれない。こういう非日常をアイドル達にも味わってもらった事も、まさにフェスならではなのかもしれません。

 SKE48 セットリスト(8/31分)

恋を語る
青空片思い
制服の芽
第六感 (ユニット 桑原と他4人)
思い出以上 (ユニット 松井珠平松木下)
チャイムはlove song
ごめんねsummer
大声ダイヤモンド
強き者よ

 ※ 昨日発売の週刊ヤングジャンプが巻頭&グラビアでアイドルグループ特集をしています。スマイレージ、アイドリング!!!、ももいろクローバー、腐男塾、東京女子流、bump.y、SUPER☆GIRLSのグラビアが載っています。TIFや今回のコンサートの余韻に浸りたい人、色んなグループを知りたい人にお勧めです。
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アイドルユニットサマーフェスティバル2010 ~bump.y、スマイレージ~

2010-09-02 22:41:08 | アイドル etc
 ~前回の続きです~

 ももクロちゃんのパフォーマンスが終わり、会場内が蒸し暑い中、吉田アナを交えての簡単なトーク。アイドル大好きなももクロちゃんは、このあと他のグループのパフォーマンスを観るのを楽しみにしているそうで、昨日はSKE48の「強き者よ」の時にスタッフに呼び出されてしまったので今日はちゃんと観たいと、ヲタ丸出しな話を笑顔で語ってくれました。
 そして次のグループはこの人達です。

 bump.y

 「でこぼこ」を意味する名前のグループ。「バンピー」と読みます。桜庭ななみちゃんや松山メアリちゃんなど女優として活躍する5人組。でこぼこというだけあって、大人っぽい子もいれば、少年みたいな風貌の小さな女の子もいます。
 5人はいきなり持ち歌の歌詞の朗読から始めました。ももクロちゃんでエキサイティングになった客席からしてみれば肩透かしなスタートです。しかし、野次も飛ばす、客席は大人しく聞き入るのでした。

 歌に入ると、ミディアムテンポな爽やかポップス。振り付けも特に変わった動きはありません。しかし、さすが女優さんだけあって声が綺麗でよく通ります。歌詞が聞き取りやすい。そして、みんな美人。部活少女みたいな汗と青春な雰囲気のステージからシャンプーの香りと白いドレスな雰囲気なステージへ。グループが変わるとステージの雰囲気まで変わる。フェスならではです。
 観客もTPOに合わせてbump.yでは手拍子の応援。コールやPPPHはありません。まあ、PPPHをやりようがない曲です。

 MCで活躍したのは、桜庭ななみちゃんでも松山メアリちゃんでもなく、1999年生まれの小学生宮武祭ちゃん。ちなみに、グループには祭ちゃんのお姉ちゃん美桜(みお)ちゃんがいます。美桜ちゃんは桜庭ななみちゃんと姉妹かと思うくらい顔が似てますが、もう一人のメンバー高杉彩良(さら)ちゃんとも似ているため、これはもしかして全員姉妹なグループ? この顔は社長の趣味?などと色々ネタを思い浮かべてしまう次第です。
 話が逸れましたが祭ちゃんでした。各メンバーがMCで出演ドラマや映画の告知をする中、読書感想文の話をする祭ちゃん。会場から笑いが。和やかな雰囲気に会場を包んでしまう不思議な力を持つbump.y。ネットで色々感想を読んでみてもbump.yだけは意見が分かれず、「意外に良かった」という声が多かったです。休憩なしの三時間ライブだけに、ここでトイレに行ってしまう不埒者も若干名いましたが、こういう清楚で落ち着いたグループが出演するのも良いなと自分は思います。

bump.y《voice》


 ネットでセットリストを調べていましたが見つからないので、この日も歌った歌の動画を貼ります。このPVを見ていただけたら、bump.yがどんなグループだったか理解できるかと思います。

 スマイレージ

 続いて三組目。前日は三番手はSKE48だったようですが、ステージにスタンドマイクが四本置かれ、観客は次はスマイレージだと察し、ヲタから早くも歓声が。

 白いミニのドレスで現れたスマイレージが、「○○ がんばらなくてもええねんで!!」をコミカルに歌う。ヲタもコミカルに合いの手を入れる。「ええねんで」という叫び声が響く会場のステージに可愛い少女四人。とてもシュール。それはきっと歌詞のせい(苦笑)。

 二期タンポポのナンバー「乙女 パスタに感動」を歌ったあと、二期タンポポを思わせるオリジナル曲「あすはデートなのに、今すぐ声が聞きたい」を歌うスマイレージ。正直に言えばカバーよりもスマイレージの曲だけでステージを作って欲しかったけれど、この流れはなかなか良かったです。キャラクターは被らないけれど、人数は同じ四人。可愛らしさがよく表現されていました。
 カバーはこの一曲だけではなく、プッチモニの「ちょこっとLOVE 」も披露。タンポポカバーでは可憐さを、プッチモニカバーでは活発さを表現して二つの顔を見せるスマイレージ。客席はすっかりノリノリ。スマイレージのヲタTを着た人は勿論、ももクロTを着た人も。さすが笑顔配達人なスマイレージ。隣の席の高校生くらいのももクロヲタの男の子達がテンション高いまま話しています。「スマイレージ最高だな」 スマイレージがトークでアルバムを発売する事を発表すると、「アルバム買わないとだな」 こうして新しいファンが生まれていくのもフェスの醍醐味。

 客席が盛り上がってきたところで、あやちょが叫びます。
 「今日は客席にアイドル大好きなあの人が観に来ています」
 スクリーンにその人が大映しになる。道重さゆみさんである(笑)。さすがさゆ!正真正銘のアイドルヲタ。二階最前列中央にいるさゆは、客席からの大声援に応えて「うさちゃんピース」(笑)。
 しかし、我々はさゆの存在に浮かれて大事な事を忘れていた。ステージにスマイレージがいる事を(笑)。あやちょが再び叫ぶ。
 「皆さん!ステージを観てください」

 そんな熱い客席に新曲の紹介と合いの手講座。客席も楽しそうに付き合います。サキチィがいたずらっ子みたいな笑顔で笑い、かにょんが満足げな笑みを浮かべ、ゆうかりんは遠くをみつめながらにこやか。そして、座ったままの客にあやちょが「立って一緒にやってください」(苦笑)。今日もあやちょのワールドは全開で健在なのです。
 新曲はメンバーの指導の甲斐あって、サビの合いの手も揃い、盛り上がるのでした。

 最後は「スキちゃん」。この日会場全体の盛り上がり度で四組で一番だったのはこの曲です。いつの間にかステージ上で衣装チェンジ。白ドレスの下に赤のタンクトップ&ショートパンツを重ね着していたのでした。
 後ろから「スキちゃんMIX」が聞こえてくる。SKEヲタもきっと一緒に楽しんでくれている筈。スマイレージ、他ヲタを笑顔にする作戦大成功。


 自分のいた下手側の壁の上にある関係者室にいたももクロちゃんが、スマイレージでノリノリに手を動かしていたのがチラっと見えた。スマイレージは同業者も笑顔にしているのです。

 セットリスト (30日も同じ)
○○ がんばらなくてもええねんで!!
MC(自己紹介)
乙女 パスタに感動
あすはデートなのに、今すぐ声が聞きたい
サンキュ! クレームブリュレの友情
MC
同じ時給で働く友達の美人ママ
ちょこっとLOVE
夢見る 15歳
スキちゃん
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アイドルユニットサマーフェスティバル2010 ~ももいろクローバー~

2010-09-01 22:13:45 | アイドル etc

 8/30、8/31と二日間に亘り渋谷C.C.Lemonホールにて行われた「アイドルユニットサマーフェスティバル」。8/31の公演に行ってきました。
 出演者は、SKE48、スマイレージ、bump.y、ももいろクローバー(五十音順)。キャリアの若いユニットが集まったこのコンサートに、ハロプロからスマイレージが出演する。今まであまり他のアイドルと積極的に絡んで来なかったハロプロにとっては、これは新たな歴史の始まった1ページと言っても大げさではないのではないか?その瞬間を観たい。ももクロちゃんも出演するし、SKEも一度観てみたいと思っていました。桜庭ななみちゃんもこういう機会がなければ生で観る機会はなかなかなさそう。
 8月最後の日、暑い日差しにため息をつきつつ、お台場から渋谷へ。

アイドルユニットサマーフェスティバル2010



 会場前に着くと大勢のアイドル愛好家がいました。開演までまだ30分ほどありますが、既に賑やかです。
 会場前にてグッズが売られていましたが(会場内ロビーでも売られていました)、合同グッズ的なものはなく、大会名のタオルや写真入りうちわくらいでした。他は各グループのグッズ。生写真やTシャツなど。あまり変わったグッズはないですが、スマイレージのエンブレムワッペンは人気でした。完売したそうです。

 タオルとうちわ (高城れにちゃんブログより)
http://gree.jp/takagi_reni/blog/entry/489885052

 17:30開場。自分の席は前方左寄り。つまり下手側ですが、周りはももクロTシャツを着た女の子やももクロの推しメンのカラーに合わせたサイリウムを持ったももクロヲタ、ヲタTを着たスマイレージヲタが多い。周りがみんなSKEヲタだったらどうしようか?MIXのタイミングとか叫ぶ言葉なんて知らないし(苦笑)と心配していただけに、とりあえず良かった。
 ステージ上のスクリーンには、各グループの最新曲のPVが流れています。

 18:00開演。主催であるニッポン放送から吉田アナウンサーが司会として登場。「昔、東京パフォーマンスドール(TPD)のファンでファンクラブにも入っていて、穴井夕子さんの追っかけもしていた」という吉田アナが、「ここからライブ中はずっと休憩はありません。準備はいいですか?」と客席を煽り、まずはトップバッターの「ももいろクローバー」の名前がステージ上のスクリーンに映し出されました。

 ももいろクローバー


 ももクロちゃんの現場でオープニング用に使われているサウンドエフェクトが響き渡る(アルバムが出る時はこれを一曲目に収録してほしい)。ステージに新曲の夏衣装なももクロちゃん登場。
 「未来へススメ!」から始まり、会場は早くもノリノリ。振り付けを真似しやすい曲だけに、スマイレージヲタの人達の多くが踊りながら楽しんでいます。ももクロちゃんは今日も元気。

 二曲目の「全力少女」が始まって間もなくに伴奏がストップするトラブルがあり、まあ音声もストップした訳ですが、すぐの復旧に慌てつつも対応するメンバーがなかなか頼もしかったです。こういうトラブルに即座に対応出来る事は大切です。

 自己紹介タイムは、あかりんが「今日は私達の持ち時間が決められていて時間がないのよ」と砂時計を見せながらメンバーに手短にするよう促しました。前日はここでしおりんが駄々をこねたそうですが、この日は前日わざとゆっくり自己紹介をやったというあーりんが強行突破。「お肌のお手入れ~」を普通にやってしまったので、かなこも自分のは短いからといつも通りの自己紹介。出来る人は一緒にやってくださいと煽って開始。
 「はちはちはちはち、でこっぱち~。茶畑のシンデレラと言えば?」
 客席「かなこぉ~↑」
 いつもと変わらないくらい「かなこぉ~↑」の声が響く。MJでこの自己紹介を見ているであろうスマイレージヲタも楽しそうに参加。

 自己紹介から五曲、アップテンポなナンバーで飛ばすももクロちゃん。喋る時間よりダンスを見せたい。決められていた時間はきちんと守る。この辺りはももクロちゃんらしさ全開ではないでしょうか。
 前日とは少しセットリストを変えてきたというももクロちゃんの締めのナンバーは勿論あれです。会場が熱くなっていく。「行くぜっ怪盗少女」の大サビ前の「ももクロMIX」というメンバー名を連呼してももいろクローバー!と叫ぶMIXも、「MIX慣れしているSKEヲタ」の力も加わったかの如く大きな声になり、ステージではメンバーが今日も最初から最後まで全力ダンス。リズミカルなももかダンス、アクションの大きいれにダンス、バネの利いたしおりんダンス、柔らかい動きのあーりんダンス、綺麗に動きをトレースするあかりんダンス、ジャンプに回転にダイナミックなかなこダンス。
 みんなすごい汗でしたが、その汗がとても輝いていました。

 8/31 セットリスト

未来へススメ!
全力少女
走れっ!
(MC)
words of the mind
believe
最強パレパレード
オレンジノート
行くぜっ! 怪盗少女

 BARKS ~今回のももいろクローバーのステージ画像~
http://www.barks.jp/feature/?id=1000063844

 ~次回、bump.yとスマイレージ編に続く~

コメント (2)
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