フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

Berryz工房が観たいんだ!ってあの娘は言った

2014-11-22 10:37:31 | ハロプロ(ベリ)

??????? The One Ticket - ?????????????? (Official Teaser)


 今週一番驚いたニュースって言えば、なんと言ってもこれです。タイです。Cha Cha SINGのタイですよ。どういう事なのか?自分もよくわからないので、某掲示板に立っているスレッドをじっくりと読ませていただきました。

 要するに、「Berryz工房をネタにした映画がタイで制作された」という事であります。タイでのベリ人気は今更ここで解説するまでもなく、過去二回のタイ公演が行なわれたことで明らかです。しかも、この人気というものは「事務所の戦略に基づいた人気」ではなく、ジンギスカン~モンキーダンスの流れで自然発生して広がった人気だそうです。
 よく、「日本の歌手は外国では人気がない」と言われ、そういう現実に対するコンプレックスの裏返しなのかどうか、最近の芸能界、特にアイドル業界は「世界進出」というのが一つのトレンドになっています。ハロもその流れに乗って、アメリカやフランスで公演を行なっています。その流れ自体はまあ良いとして、この手のニュースを聞くといつも思うのが、アイドルという日本ではどちらかと言えばリスペクトの対象から遠い存在が海外では、これぞ日本の生んだ素晴らしい文化だと評価して楽しんでいる人が一定数いるという傾向と、それに比べての日本国内との温度差。少なくとも、日本で「人気アーティスト」と呼んでもらえて、世間からリスペクトの対象となっている人々は外国で人気という話は聞きません。アイドルやヴィジュアル系の名前を聞きます。
 アイドル音楽の持つ楽しさって、言葉の壁を超えて伝わるものであり、それは「先入観」とか「宣伝力」のない所で大いに発揮される魅力なのでありましょう。

 さて、ベリです。ぶっちゃけて言えば、ベリ自体はハロプロの中でも優遇されてきた訳ではないし、序列で一番上の扱いを受けたこともないのですが、以前から彼女達を評価する声はあちらこちらから聞こえていたものです。芸能界内でも、ハロのグループで一番ファンを掴んでいるのでは?と私は思っています(広告展開的意見とは離れたところでの印象です)。
 アイドルというものに特別な思い入れを持った人でなくでも、Berryz工房の面白さというものは輪郭のハッキリした感じ取りやすい性質のものなのだと私は思います。メンバーの個性もわかりやすいので、グループの歴史やプロフィールに長けてなくても個人に思い入れを込めやすい気がします。

 こんな個性派で面白い集団を、タイの人達が見つけてくれたわけです。今まで楽しんでくれたのです。だからこそ映画のネタにまでなった。
 この映画は、Berryz工房のコンサートが観たい!という娘の願いに応えようとした父が、結局チケットは取れず、その代償として仲間とベリのコピーグループを作って娘に披露するという物語なようです。素敵な話ではないですか!
 親子のハートウォーミングなストーリーの核の部分にBerryz工房がいる。しかも、これってタイアップではないので本人達は出て来ないようだし、映像すら流れないみたいです。ベリの扱いが「憧れのスター」ということであります。

 そういう風に本人出演とは違った方向から作品に使われるようになった。そんな存在が遂にハロプロから現れたというのは感慨深いものがあります。きっと日本のマスコミは「何もなかった」事にするでしょうけれど、それもそれでいいような気もします。
 でも、この映画の話を知って、活動休止前にもう一度だけタイに行ってほしいなという気持ちになったのでした。もう宣伝や利益のために行く意味は勿論なくて、「今まで応援ありがとう」というお礼のためにです。ぜひとも実現してほしいなと思います。


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