フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

ベリキューアイランド 2

2011-11-28 23:25:35 | ライブ!2011

 Berryz工房の色は七色なので一つには染まらない。その中から最近は桃色が目立っている訳だけれど、やはりというべきかコンサートでも桃の人が目立つ。それをオレンジな人が「嫌な顔」をしながら絡んでいくという絵図。嫌そうだけれど、ちゃんと一緒にお約束をやってくれるオレンジの人。これは「共に走ってきた」仲間だからこその呼吸とリズム。

 ℃-uteは逆にとにかく五色をまとめようとする。トークではひたすら相手を褒めちぎり、自分はまだまだだと遠慮する。自分を突出させない彼女達のメンタリティーは長年ハロプロで一番手でもなく、二番手でもなかったポジションゆえに身についたもので、謙遜とはチョット違う。
 そんな℃-uteだから、ハロプロで実力ナンバーワンとか評されるのも本当は照れくさいかもしれない。でも、瞳は力強い。自分達の走ってきた場所に確かさを感じている五人なのだ。

 最近のハロプロには珍しくないのだけれど、このコンサートもセットリストや演出などに「特別感」が乏しく、いわばメンバーの持っている資質で良さを倍増させているコンサートだった。
 それでも、観終わったあとの後味の良さはベリキューメンバーが走ってきた場所の確かさと、それを表現するリズムのチームワークが魅せてくれたのだ。
 いつだってBerryz工房も℃-uteも大人の思惑を一段超えたところに輝いてきたのだから。これからも、ずっと。きっと。卒業はまだまだ早い。

コメント
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