フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

1位から始まる未来

2009-12-17 21:33:41 | ハロプロ(娘。)

 今回も今年を振り返ってみたいと思います。月曜日に書いた記事は、冬から春にかけての思い出から書きましたが、今回は夏の話を。
 などと夏を振り返り始めると、思い出すのは別れの記憶。栞菜引退、梅さん卒業発表、そして夏の終わりと共に発表された小春卒業。悪い意味で「忘れたくない夏」でした。

 暗くなって来たので、明るい思い出を振り返りましょう。夏の明るい思い出、「モーニング娘。久々にオリコンシングルチャート1位」

 今年、モーニング娘。が久々にオリコンシングルチャートで1位を獲りました。「なんちゃって恋愛」が1位に相応しい佳作だったのかはさておき、この結果は明るいニュースであった事は間違いありません。高橋愛リーダー体制初の1位であり、八期メンバーにとって始めての1位。メンバーは嬉しかっただろうと思います。

 事務所も1位を獲らせるために色々と手を打ちました。握手会を頻繁に行い、少しでも売上が伸びるよう力を入れていました。久しぶりにミュージックステーションにも(OGと共演ではありましたが)出演しました。
 やはり、アイドルは人目につく活動をして顔と名前を知ってもらわないといけない。それを改めて強く感じた1位でした。

 一つ残念だったのは、その宣伝活動が単発で終わった事。次のシングル「気まぐれプリンセス」でも、多少無理をしてほしかった。

 知ってもらうという事に関しては、今年のハロプロのニュースな出来事の一つ「道重さゆみバラエティ番組で活躍」もあります。
 さゆが嫌われ役を演じ、「テレビに映る全ての事を真に受ける人々」に嫌われても、少なくとも道重さゆみという名前は一年前より浸透しました。それはモーニング娘。にとってはマイナスという意見もありますが、まったく無名からの一歩を評価してあげたい。自らが嫌われ者になってでも、芸能界で活躍をしたいという気持ちを讃えてあげたい。

  そして、他のメンバーもそれぞれの得意分野でグループとは違う活動をしていけば、グループとしても大きくなれる。最近は、さゆ以外のメンバーも色々活動し始めているし、そう考えると「なんちゃって恋愛」の1位は、意味のあるものであったと思えます。ターニングポイントになった1位という感じでしょうか。
 表舞台に出て行く大切さを、再認識させてくれる1位であったと思えます。

 来年は更に踏み込んで、「ヒット曲」を作ってほしいです。作り手の趣味や用意したコンセプトなどは置いて、ひたすら売れ線狙いに走ったシングルを作り、それを多数の人の耳に届くような工夫をしてほしいです。
 何も「大ヒット」はいらないのです。ヒットが欲しい。アイドル歌手である以上、ヒット曲が無ければ人気アイドル歌手とは呼べません。

 ヒットを狙うという事では、ファン層に合わせた売り方の変更にも乗り出して欲しい。以前より増えてきた学生ファン向けに「500円仕様シングル」とかあってもいいし、どうせシングルCDを何種類もの仕様を用意するなら、500円仕様をいくつかのバージョンで作ればいいと思います。勿論、それに合わせた宣伝も必須。
 数を売る事で知名度アップを狙い、多くの人に聴いてもらう事で、作り手も歌い手もモチベーションが上がると思います。

 モーニング娘。が歌を重視したアイドルである以上、やっぱり歌で目立つべきだし、バラエティだ、テレビだ、アニメだと色んな活動をして個々のパワーアップをしても、最終的には歌でグループとしての完成度を高めてほしい。テレビやラジオでモーニング娘。の曲がたくさん流れるように、来年は事務所も「ヒット曲」狙いな新戦略を行なってほしいと思います。

 そして、出来ればシングルは明るく可愛く格好良くでお願いしたいです。私は、高橋愛リーダー体制になってからのシングルでは「みかん」が好きなのですが、ああいう(多少ベタでも)前向きな歌詞を歌う曲をシングルで聴きたいです。

 <今回の一曲>
モーニング娘。(morning musume) -  なんちゃって恋愛(LIVE)

 NHK-BS hiの音楽番組に出演した時のもの。こうやって改めて聴くと、良い曲ですね。歌詞もところどころ好きなフレーズがあります。細かい部分では、イントロの左足をピョンと跳ね上げるダンスと、れいなのソロパートの部分が好きです。こういうしなやか系のダンスは、ハロプロではモーニング娘。が一番巧く踊るのではないかと思います。

コメント (4)
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