フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

生誕祭やツアー最終日祭に思う事

2009-06-11 21:22:33 | ハロプロ2009
 ℃-uteには六月誕生日のメンバーが二人います。めぐも含めると三人です。六月誕生日のメンバー、岡井千聖ちゃんと有原栞菜ちゃんに、お祝いメッセージを送ろうという企画を、このブログと相互リンクさせていただいている℃-uteファンサイト「℃hocolat」で開催中です。興味を持たれた方、メンバーにメッセージを送ってみてください。

 岡井ちゃんにバースディメッセージを送ろう
http://www.c-ute.jp/cho/chisato.html

 栞菜ちゃんにバースディメッセージを送ろう
http://www.c-ute.jp/cho/kanna.html

 その「℃hocolat」管理人さんのコラムを先日読んでいたら、気になる話題がありました。これは自分も疑問に思っていた事なので、今回の記事で自分も取り上げてみる事にしました。

コラム
PC向け (6/8の記事です)
http://www.c-ute.jp/cho/airi/column.html
携帯向け
http://www.c-ute.jp/cho/diary/diary.cgi?mode=view&no=379

 先日、℃-uteの春ツアー最終日の昼公演で、梅さんの誕生日を祝う仕掛けをヲタが企画して大いに盛り上がった事がありました。その翌日、Berryz工房春ツアー最終日の昼公演にて千奈美の誕生日を祝う企画も実行されました。私は、もう誕生日だ!ツアー最終日だ!でサイリウム祭をやったりするのは止めた方がいいのでは?と思っていましたが、この梅さん千奈美の件は、まあ企画者の自己満足はともかく、本人は喜んでくれたみたいだから良いかなと、このブログに書きました。
 そして、次は岡井ちゃん祭です。

 6/21の朝の公演で岡井ちゃんを祝う祭をやろう!という企画。この℃hocolat管理人さんのコラムに書かれてあるように、舞台公演のため演出上の規制で客席でのサイリウムを使用できないため、青い造花のバラを用意するとか、色々演出じみた事を企画者は提案しているみたいですが、もはや誰が主役かわかりません。本人に喜んでもらうなら、みんなで寄せ書きとかで良いではないかとさえ考えます。実際に、寄せ書きを募っているグループもいて、仙台公演で私もお願いされて書きました。
 私は、サイリウム祭や小道具を使ってヲタが行なう祭に対して否定的な考えを持っていますが、その理由はヲタが目立ってどうする?ヲタが公演の演出に絡んできてどうする?という思いがあるからです。

 サイリウム祭の元祖は、2002モーニング娘。秋ツアー横浜アリーナ公演で実施されたタンポポ祭です。(タンポポ祭について書いた記事はこちら)
 あのタンポポ祭には、二期タンポポのラストステージを彩るというだけではなく、ファン無視でユニットを改編した事務所に対する抗議も込められていたと思います。ラストステージだというのに特に何かセレモニーがある訳でもなかったので、尚更に「無言の抗議」とも言える迫力がありました。

 観客側の思い入れが詰まっっているというのは、卒業公演でのサイリウム祭も同様です。辞めていくメンバーに対して我々は見送る事しか出来ない。だから、せめて盛大にサイリウムで彩りを作って見送らせてくれ!という観客からのメッセージです。この時くらいは、観客が演出に手を出す事は無礼講とさせてほしいと思います。

 でも、誕生日とかツアー最終日は、そこまで無礼講にすべき日なのでしょうか?これが「最後」の日ではない訳だし。
 今までも、誕生日やツアー最終日やモーニング娘。のメンバーの凱旋公演には、スタッフ側からちゃんと特別な演出が用意されてきました。私も、福井、新潟、福岡、旭川での凱旋公演や、れいな、ガキさんの誕生日公演などを今まで観てきましたが、該当メンバーによるカーテンコール挨拶や、メンバー一同によるハッピーバースデイ合唱など、会場が一つになって盛り上がる演出をスタッフさんがちゃんと用意してくださり、会場は大いに盛り上がったものです。
 ツアー最終日にしても、秋ツアー最終日は一年の締めくくりと言えますから、スタッフ側も最近は色々考えてくれるようになり、モーニング娘。や℃-uteではツアーのセットリストに入っていない曲を特別に歌ったりした事があります。

 二年前、℃-uteの舞台「寝る子は℃-ute」の初日は、有原栞菜ちゃんの誕生日でした。一通り演目が終わり、出演者が挨拶をしている時、突然ケーキが運ばれてハッピーバースデイ大合唱を行なうサプライズがありました。
 これはスタッフやメンバーが栞菜に内緒で行なったものでしたが、栞菜は感極まって泣きながら挨拶をしていた姿が印象的でした。観客側が用意した祭じゃなくても、ちゃんと盛り上がるし、メンバーも喜ぶ。
 サイリウムを振ったり、花を掲げるのも良いけれど、一人一人が大きな声でハッピーバースデイを歌うだけでも、メンバーの心に響くと私は思います。

 ハロプロのステージというものはプロが演出して、プロのアイドルであるメンバーがそれを魅せるというものなのだから、そこにヲタが演出を加えるというのは、やっぱり違和感があります。
 ならば、ヲタによる祭を禁止にしちゃえば良い。そんな事が頭に浮かびました。でも、禁止事項を増やすのは、あまり気持ちのいいものではありません。
 そこで、思いついたのが「主催者って言うか事務所がお膳立てをしてしまう」という事。誕生日やツアー最終日は事務所がサイリウムを用意して、これを振ってくださいとお願いする。勿論、ぞれを事前告知する。どうでしょう?
 それじゃ、メンバーに対してのサプライズにならない? これだけ毎回祭をやっていれば、メンバーは祭がありそうな公演は見当がついている筈。喜びは大きくても驚きは既に小さいと思います。
 関係者が用意した物ではなく、自分達が演出をしたいんだという意見に結局行きつくと思うんですが、最近のハロプロ界隈で実施されている祭は、もはやヲタのスタンドプレーと呼べるほど加熱して暴走している事を認識すべきです。

 今のまま、もし誰かの卒業公演が行われるとしたら、一体何をやるのでしょうか?もう以前のようなサイリウム祭では、ありきたりな見映えになってしまいます。サッカーみたいなビッグフラッグを作って、そこにメッセージを寄せ書きしてアンコールで掲げますか? どこまでエスカレートをしていけばいいのかと、最近の生誕祭やツアー最終日祭の内容を知る度に思っています。
コメント (7)
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