フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

℃-ute 「忘れたくない夏」 八王子公演レポート ~サンバで彩る残暑の日~

2008-09-26 23:23:25 | ライブ!2008

 9/23に℃-uteのコンサートを観に八王子に行ってきました。今回はそのレポートです。

 八王子駅南口から20分ほど歩くと、少し古びた会場が見えてきます。4月に娘。コンでも入りましたが、造りが古いからか座席の座面が短く、座っていると窮屈な会場です。
 今日は同行者がいまして、℃-uteヲタではなくあややヲタな友人が一緒です。友人曰く、客層が他のハロプロ現場では見かけないタイプが多いとの事。十代の男女が割といる℃-ute現場です。

 暑いので入場列にすぐ並び、そのおかげで中のグッズ売場にはすぐ並べて、まだ買っていなかったDVDマガジンを買いました(2500円)。今回のDVDマガジンも面白いようなので、後日感想を書きたいと思います。
 前座のマノピアノが普通に波乱なく終わり、場内のBGMが「サンバ・デ・ジャネイロ」に変わり場内ヒートアップ。まだメンバーは出て来ませんが客席は総立ち状態。
 そのままの盛り上がりでコンサート開始。

 今回の席は一階の後ろ左端。振り返ると今ツアーは左端ばかりで観ていた記憶。それもあって、スタンディングの仙台は右側で観ましたが。
 最初の挨拶、この日面白かったのは、栞菜の身長ネタで「岡井千聖には負けません」とライバル発言が飛び出した事と、舞美が天気予報を気にしていると嵐を呼ぶ女である事を意識した発言など。

 セットリストの変更は無し。しかし、細かい部分では初日に比べるとだいぶ変化してきました。例えば、しましまコンビの寸劇。この日も舞美のスクワットの数を数える観客に、なっきぃの「それと、数も数えないで」とお叱りの言葉がいつも少し強め。なっきぃ、いつもスイマセン。
 変更と言えば、毎回違う愛理のトーク、この日は「クセ」がテーマでした。家でアルバムを見ていて気づいたのは、弟と写真を撮ると大抵自分が弟の右側(撮影者から向かって左)に立っていて、自分はピースで弟は必ず腰を90度に曲げたポーズで写っているという話でした。今回はオチ無し。従って笑いも無し。って、愛理にお笑いを求めてはいませんが、ちょっと物足りない内容でした。
 ちなみに、先日記事にした「通学ベクトル」のBメロでのPPPH。私の居た一階22列では歌声は聞こえました。正直言って、通学ベクトルばかりが槍玉に挙がるのは腑に落ちない気持ちもあります。他もやっているからいいだろう!という訳ではないのですが、騒ぐより聴くタイプの曲でPPPHやっている曲は他にもたくさんあるし、どれが良くてどれが駄目という基準なんて決めるのは無理ですから、歌声を聴きたいのであればPPPH自体を禁止するしかないかと思うのですが、それも難しい話。今までハロプロ現場でお馴染みとなっている光景を、今更規制するのも難しいのではないかと思いました。
 ℃-uteの現場では女性客もライトファンも一緒になってやっている事が多いし、全部の曲でやっている訳ではないからいいんでは?というのが私の私的な結論です。
 これとは関係ない話ですが、この日から高輝度サイリウムが禁止になりました。自分も、先月の代々木ハロプロコンと℃のパシフィコ横浜で使いましたが、あまりに眩しいのでホール公演では止めようと考えていました。これは、近くの観客にとってはステージが見づらくなる行為だし、ステージに近い席の客が使うとメンバーも眩しいと思うので、禁止は妥当かと思います。

 コンサートも終盤に入りました。「忘れたくない夏」の大サビで千聖がいつも以上にカッコよく歌う姿が頼もしく、実はこの部分でエコーがかかりまくっている事に、やっと今日気がついたりして、DVDで見返す楽しみが増えたりと、ツアー後半ならではの冷静な分析をして楽しむ自分。
 冷静でなくても、仙台で気がついていたのは、栞菜が「夏」の時にかなりオーバーな動きで踊っている事。「スイーツ→→→ライブ」でもそうですが、彼女のダンスはまるでバネ仕掛けの人形のようで愛くるしい。「スイーツ~」の振付で、くるくる回る栞菜フィギュアなんてものが存在したら、フィギュアの趣味はない自分でも買ってしまいそうだ。
 フィギュアと言えば、マイマイのツアー初日以来続いている、人形みたいな可愛らしさは素晴らしい。マイマイに女の子のファンが多いのも納得の可愛さです。これこそ、フィギュア化すれば売れそうな予感。

 終盤、「JUMP」での大合唱。「都会っ子純情」でのクレイジーな会場の盛り上がりも、初日に比べて日に日にパワーアップしてきた印象。観客一同、舞美に負けないほどの大汗をかいてアンコール突入。ってか、八王子市民会館空調効かなさすぎな気も。春の娘。公演の時もとても暑かったですハイ。

 アンコールの上げ子さん。今日の肩書きは「ブラジル大使館公認」。そうか、上げ子さんの衣装はまさにサンバ。そうです!だから今ツアーの開演前のBGMはサンバだったのか!

 今頃気づく鈍感者一名。

 会場の観客が愛理をかばって「聞いてない聞いてない」とやる反応に対しての上げ子さんの今日の台詞は、「アータ達のリアクション…良いわよ」。梅さん!じゃなかった上げ子さんのリアクションもイイです!
 そんな上げ子さんが歌い、踊り、タオルを振り回して去っていった後に現れた梅さんの一言、今日は「上げ子さん、これから芝公園行くって」。意味のわかるヲタ爆笑。そう、上げ子さんと一緒に新人公演をハシゴしているヲタの皆さん、行動はバレバレですよ。

 最後は「まっさらブルージーンズ」で、盛り上がって昼の部終了。いつも通り、舞美が最後に一人深々とおじぎをして袖に下がる。このシーンがとても好きです。今後のコンサートでも続けてほしいです。舞美のリーダーとしての姿が凛々しく見える瞬間なのです。

 さて、ツアーもいよいよ残すは10/4前橋公演だけになりました。最終日も景気よく雨が降る事に期待…じゃなかった。盛り上がって終わる事を期待します。

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