フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

2008エルダークラブ東京公演レポート その1 (1/6編)

2008-01-07 21:58:33 | ライブ!2008
 昨日、中野サンプラザにて行われたエルダークラブのコンサートの感想をいきたいと思います。ワンダレポートは曲毎に書きましたのでエルダレポートは趣向を変え、個性豊かなエルダメンバーに合わせてユニット、またはソロ別に書いてみたいと思います。 (私が観た回は昼の部です)

 「音楽ガッタス」
 シングル二曲を歌った音楽ガッタス。「やったろうぜ!」は案外にライブ向きで盛り上がる曲である事を発見。サビが会場振り真似大会になっていたけど、みんなで振り真似して楽しむ流れはちょっぴりワンダ風味?
 ワンダと言えば、音楽ガッタス所属のエッグメンバー6人がこのエルダコンに参加しているが、エッグと言うとやはりワンダイメージがあるからか、音楽ガッタスのステージはやけにワンダ風味で華やかだった。コンコンに対する大声援、よっすぃ~のリーダーとしての貫禄、これらがなんだか懐かしいレインボー7ツアーの頃の娘。テイスト。
 やっぱりよっすぃ~がリーダーだとなんか安心感を感じるなと思いながら観ていた。別に石川さんが駄目だという訳では勿論なくて、もう戻っては来ない「青空の10人」時代へのノスタルジーな思いが作用しているのだろう。
 あと、夏のハロコンでのステージと比べたら、エッグの子達に安定感が付いてきたように見えた。少し落ち着いて見えたのは、新人公演やイベントなどで少しずつ自信をつけてきたのかなと思った。みんな段々と(いい意味で)芸能人らしい顔つきになってきたようにも見える。もしかすると、内心はまだまだ余裕などないかもしれないけど、来月には1stツアーもあるから、また経験値上がるハズ。半年後くらいにエッグの子達がどのくらい成長しているかが楽しみな音楽ガッタス。

 「美勇伝」
 会場が一体になる曲を持ってるグループは強い!そう思えるくらいに「恋するエンジェルハート」は熱い。ただ、この曲も「じゃじゃ馬パラダイス」も、三好ソロパートが少なめなのが残念。あのハスキーな歌声をもっと堪能したい。三好不足。
 不足と言えば、岡やんのトークも不足。娘。秋ツアーで娘。ヲタを楽しませたように、エルダコンに集う人々も笑わせて欲しかった。
 それでもやはり楽しかった美勇伝ステージ。過剰なエロ演出がなかったのも良かった。ああいうのはサービスし過ぎても駄目なのだ。程々な方が有り難がられるものだ。
 みよおか二人がソロパートやトーク不足なのに対して、石川さんは色んな曲に参加して目立っており、まさに「石川梨華キャプテン公演」状態。目立ちまくり、活躍しまくり。こういう活躍は程々でなくても良い。石川さんの張り切る姿は頼もしい。ちょっと寒いのはご愛嬌。

 「メロン記念日」
 メロンは、「お願い魅惑のターゲット」に「赤いフリージア」と盛り上がり曲二つを披露。どちらも、サビでは会場が振り真似天国になる曲だけに、非常に盛り上がった。しかも、メンバーの客席煽りとかに貫禄が感じられるからステージングは非常に高い安定感。そのあたりは、以前のようなスリリングさが薄まってちょっぴり物足りなささえ感じるほどだが、メンバーもそれだけ変化と成長を遂げているのだろう。突っ走るだけがライブじゃないと、語りかけているかのようにさえ映る。
 マサヲの堂々とした歌いっぷり、柴ちゃんのスマイル、ムメの立ち居振る舞い、ひとみんのアピール、どれも地に足が着いた確かさに溢れていたのは、メロンがハロプロではベテランの域に達したからだろうか。
 結成以来メンバーチェンジせずここまでやって来ている事、これがメロン記念日の最大の武器。その結束力と安定感がメロンのステージングの魅力。メンバーチェンジと言えば、今回久々に披露された「ROMANS」が、ハロプロには珍しいオリジナルメンバー全員が揃うユニットという事実を発見。このROMANSでも、ひとみんはサイトウヒトミ色を放ち目立っていたのが好印象。

 「稲葉貴子、アヤカ、前田有紀、里田まい」
 ゆきどん以外のこの三人は、かつて所属していたユニットが解散或いはメンバーが次々と抜けていって今はソロ状態なメンバーだ。
 里田は、テレビに出ている時よりもこうしてステージに立ったり、ガッタスでボールを蹴っている時の方がイキイキとしているように見える。笑顔の輝き方の量が違うんだな。やはり、こっちがホームなんだよという感じ。音楽ガッタスの時の里田は、なんだかんだで目が行った。のっち(自分は、のっち推しなんで)、よっすぃ~に次いで三番目くらいによく見ていた気がする。自分的にはよく見ていた気がした、真野ちゃんや石川さんやコンコンよりも見ていたのは確かだ。多分、動きがしなやかで目立つのだろう。
 テレビに出続けている事は凄いと認めた上で、それでも自分はテレビの中の里田よりもステージの上の里田が好きだ。
 アヤカも、気にして追っている訳ではないのに割と見入ってしまう。あまりに正統美人系過ぎて思い入れが持ちにくい彼女も、ステージでは不思議と控えめなオーラ。そんな美しき謙虚さに、ついつい視線が行ってしまう。
 ゆきどん、今回の曲はCMとかでしか聴いた事がなく、今回初めてちゃんと聴いた。そして気に入った。こういうケレン味無い曲の方が似合うような気がする。バックダンサーとして踊るエッグメンバー(音楽ガッタスの6人)が見せる太鼓を叩くようなダンスパフォーマンスは、実にケレン味溢れるものでこれはこれでマル。
 稲葉の歌う「ENDLESS LOVE」カッコイイ。太陽とシスコムーンがいた頃のハロコンを観に行っていない自分には、この曲は(カバーしている)℃-uteのイメージだけど、さすが本家。あまりにソウルなそのボーカルに聴き惚れつつ、めぐの歌い方は明らかに稲葉を意識したものであった事を、今更ながら認識したりした。この曲を、稲葉とめぐが共演するところも見たかった。そんな夢想を思い描けるのも、ハロコンの面白さかもしれない。

 ~以下、その2に続く~

コメント
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