モーニング娘。と℃-uteのポスター大作戦

そろそろ、紅白歌合戦の出場歌手が発表される時期です。例年ならハロプロは二枠ある訳で(三枠あった年もありましたが)、一つはモーニング娘。としても、あと一つは… と現実と向き合う結果になり、寂しくなる訳です。
一部週刊誌には、モーニング娘。紅白辞退なんて書かれているようですが、10年という節目であり、今年出場すれば10回目の出場となるので、余程の事がない限りは出場するかと思います。
もし、もう一枠あるなら「Berryz工房＋℃-ute」で出ないかなとか妄想してしまいますが、まだ無理でしょうかね。もうちょっと知名度上げないといけないです。ベリと℃がメドレー形式で歌い、最後は一緒に「HELLOのテーマ」を合唱するみたいな感じ。見てみたいなあ。
紅白なんて今更出てもメリットあるの？という声もありましょうが、なんだかんだで視聴率が魅力ですね。一年を通じて、ハロプロメンバーが出る番組の中では、紅白を上回る視聴率の番組はありません。つまり宣伝効果が絶大という事です。
モーニング娘。の名前を知っていても、メンバーの名前は知らない…というのが今の娘。知名度ですから、各メンバーの名前は無理でも存在をアピール出来れば。
先日あるインタビューで、亀井絵里さんがそのような状況を変えていきたいと話しているのを知り、メンバーもそういう自覚を持っている事に頼もしさを感じつつ、どうにもならないもどかしさも感じたりしました。

ただ、事務所もそんな状況を見ているだけではなく、今週JR新宿駅に娘。ポスター、JR渋谷駅に℃-uteポスターが貼り出されました。
早速ですが、昨日見に行ける時間があったので見てきました。

まずは渋谷℃-ute。
渋谷駅のハチ公口階段を降りようとすると。両サイドに二枚ずつ大型ポスター。都会っ子純情の宣伝ポスターで、CDジャケットをモチーフしたデザイン。一人ずつメンバーの名前が頭上に書かれているのは、アピールとして正解。
階段を降りると今度は柱にタテ型ポスターがあった。更に、切符売り場の方にも同じポスターがある。渋谷という場所柄、これはかなりの人の目に触れるだろうし、特に階段のは他のポスターがない状態だったので、かなり目立ちました。
渋谷に貼り出したという事で、ターゲットは学生でしょうか？ 娘。の新宿は大人？(苦笑)。

渋谷で℃-uteポスターを見て、次はその新宿です。

新宿駅では、西口と東口とを結ぶ中央通路に大型ポスターが貼り出されていました。モー10。と書かれた10周年オールシングル集の宣伝で、各メンバーのソロ写真の集合体でしたが、写真集からの引用が多いので統一感に欠けた感じのデザインでした。
ちなみに、山手線総武線ホームの南口階段にも、そのポスターの縮小タテ型ポスターが貼ってありました。

これらのポスターは、都内だけでなく全国の大都市にも貼り出されているという話は聞きませんが、是非他の街でもやるべきです。

しかし、℃-uteポスターで存在を知ってもらい、TVCMで興味を持ってもらったとしても、℃-ute新曲のCDは現在店頭から消えています。イベントに参加したいヲタによる大人買いが理由です。しかも、追加イベントまで決まったから尚更です。
ヲタが買おうが、新規ファンが買おうが、落とす金額は同じですが、長い目で見た場合こういう売り方は果たして正しいのかは疑問です。せっかく宣伝するなら、新規さんが入りやすい環境と買いやすい状況を作るべきです。

以前にも、イベント抽選ID付きでCD売るのは止めてほしいという記事を書きましたが、今もその思いは変わりません。今回の℃-uteみたいなイベント追加なんてのは、やり過ぎだとさえ思っています。
来年からはせめて、イベント抽選は良いとしても、イベント一公演につき一枚しか申し込めないシステムにすべきです。このやり方にも抜け道はありますが、今のやり方でヲタに何十枚も買わせようという戦略は自分の首を絞めているだけであり、℃-uteを消耗品にしていくだけだと感じています。

ちなみに、今日はイベント当落発表でした。落選した腹いせに書いている訳ではない事を書いておきます(苦笑)。DVD付きとDVD無しの二枚しか(二枚も、が普通の反応なんでしょうが)買っていない自分が当たりにくいのは、初めから承知済みですので。


今回のBGM 天国への階段 / レッド・ツェッペリン