S.C.相模原サポーターブログ

SC相模原を楽しく応援するブログです

YSCC独走態勢へ~ヴェルフェ那須観戦記

2010-05-09 22:04:04 | ライバル達の咆哮
SC相模原の勝利を見届けたあと、保土ヶ谷公園競技場で、関東リーグ2位のヴェルフェたかはら那須(以下・那須)VS 厚木マーカスとの試合を観戦してきました。那須がYSCCの対抗馬足りうる実力チームなのか、大いに興味を持って見守っていましたが、前半早々から厚木マーカスペース。11分ゴール右に厚木FW9番・横山が迫り、DFを引き付けたところでゴール右にいた池永にパス。池永コースを狙って右隅にゴール。1-0。はるばる栃木から来ていたサポーターの皆さんも、まだこの頃は「始まったばっかりだ!」と励ましのエールが続いていました。

那須の攻撃の軸は栃木SC出身の本田。厚木はそれを十分理解しており、本田にパスが入ると3人が一斉に本田を囲み、本田の自由を奪っていきます。それでも前半 那須は、「本田に入れる、本田を走らせる、本田に打たせる」サッカーを基本としていたため、次第に試合の流れは厚木に流れていきます。27分、この日FWに入った坂倉が、DFライン裏を抜き、GKと1対1に。キーパーの位置を見ながら豪快に決め2-0。さらに2分後29分右サイドをえぐったSH尾崎が、DFの股抜きでゴール正面に迫り、ゴール左前にいた池永にパス。池永これも丁寧に決めて3-0。試合の流れから言って決定的な3点目が厚木に入ります。

那須の失点は、偶然の一致かも知れませんが、「右から抜かれて左からシュートを打たれる」パターンばかり。しかも今日の厚木のメンバーは、今年私がこれまで見た選手とほとんど異なる選手。石神もいなければ坂本もいません。厚木が1チーム内に関東リーグを戦えるメンバーを2セット持っている事に、厚木の選手層の厚さを感じる反面、一層「那須、どうした?」の感を強くもちました。

後半、那須はメンバーを入れ替え攻撃のオプションを増やし、組織的な攻撃を仕掛けてきます。この頃から応援団の皆さんも、コーチ補佐的なコールが多くなっていきます。(切り替えろ!とかライン上げる!とか)ポゼッションは那須が主導、那須が攻める時間が長くなりますが、厚木は決定的なチャンスを那須に与えません。逆に厚木のカウンターサッカーの方がチャンスを多く生み出します。8分・12分・20分・33分と決定的なチャンスはすべて厚木のカウンター。那須は、最後まで厚木の固い守備を崩せず3-0で敗れてしまいました。

今日は、今シーズン一番悪い那須を私は見てしまったのかもしれません。それにしても、今のYSCCの総合力は、那須・前橋・さいたま・厚木のチーム力からは抜けています。今節の勝敗で那須とYSCCの勝ち点差は「4」に広がりました。関東リーグは進行が速く、もう来週で前半を終了してしまいます。関東リーグの後半の焦点は「2位争い」になっていくのではないかと思います。
SC相模原は、来週産業能率大学に勝てれば、今度は関東リーグ1部・2部や関東大学リーグの1部・2部といった強豪チームとの対戦に勝ち抜かなければなりません。来週の勝利を信じてSC相模原サポーターもぜひ関東リーグのチームにも目を向けてみてください。当サイトでも引き続きご紹介していきたいと思います。

サッカーブログランキング
にほんブログ村 サッカーブログ JFLへにほんブログ村 サッカーブログ S.C.相模原へ

六浦FCにリベンジ。SC相模原サッカーを見たか!

2010-05-09 17:42:31 | SC相模原・激闘の足跡
本日、神奈川県サッカー選手権大会兼天皇杯神奈川県代表決定戦・一次トーナメント準決勝が馬入ふれあい公園人工芝にて行われ「3-1」でSC相模原が勝利しました。SC相模原は2次トーナメント進出をかけて、来週5月16日(日)10:05から保土ヶ谷公園競技場にて産業能率大学と戦うこととなりました。
SC相模原のスタメンは以下の通りです。
FW 船越・齋藤 MF 吉岡・水野・健太・富井 DF 秋葉・工藤・井上・大将 GK榎本

双方、気合いのこもった熱戦となりご来場いただいたサポーターの皆さんには、十分満足いただけたのではないかと思います。チームのプライドにかけて4月25日の「引き分け試合」のリベンジをしたいSC相模原と、今度こそはSC相模原に勝利し自らのクラブの栄光を勝ち取りたい六浦FC。前半出だしは、両チーム球ぎわが厳しく、激しい主導権の争いが続きます。六浦FCは13分劒持FKでゴールを狙うも榎本キャッチ、15分左サイドから笠本からのクロスを、中央やや右で寺島が強烈なシュート!しかしゴールマウスわずか左にはずれます。すると18分左サイドで、吉岡キープ。サポートに走り込んできた富井にパスが通り、富井はゴールラインぎりぎりからニアに待つ船越にクロス、ここで「船越ヘッド!炸裂」ボールはゴールネットに突き刺さり1-0相模原先制します。

その後も激しいターンオーバーの連続でしたが30分過ぎから六浦の時間が始まります。32分、カウンターから六浦・石山が抜け出そうとするところを秋葉が足をかけてしまいイエローカード。そして33分、またもやカウンターから寺島がゴールへ突進、工藤が激しく体を入れて寺島の動きを制し、ボールはゴール前榎本の前に。榎本キックで蹴り出そうとしますが、空振り。ルーズボールを寺島が押し込んで1-1同点となります。
SC相模原は、すぐ点を取り返すべく怒涛の攻撃。40分、富井が右大将にパス、大将右から中央船越にクロスを上げますが、六浦加藤がカット。41分齋藤ワンツーから左吉岡に展開、吉岡のクロスに船越合わせますが、また加藤に体を寄せられシュートならず。43分には、水野の縦パスに反応した齋藤が、PA手前から浮き玉のシュート、入った!かに見えたのですが、六浦加藤ゴール直前でボールをクリア。前半は、このまま1-1の同点で終わります。

後半、吉岡に変え坂井を入れSC相模原ポゼッションで優位に立ちチャンスを作ろうと前線のテコ入れを図ります。すると16分右サイドを大将がドリブルで上がり、ファーサイド齋藤にクロス、齋藤これをトラップしてシュート!ゴーール!「2-1」SC相模原1点勝ち越しました。すると後半20分頃から、SC相模原の20タッチ近いパスが連続でつながりはじめ「SC相模原のポゼッションサッカー」で完全に優位に立ちます。六浦FCはボールを追うばかりで焦りが見え始めた27分、ボールキープしターンしようとした井上を六浦・石山が足をひっかけて倒してしまいイエローカード。このペナルティエリア外・中央左からのFK、富井が壁の右側を狙って強烈なシュート!ゴーール!3-1。SC相模原・決定的な3点目を挙げました。六浦FCは何としても早い時間に1点をと、SC相模原のポゼッションをカットすべく懸命に走りプレスをかけますが、今日のSC相模原の中盤のボール回しにはついていけず体力を消耗していきます。六浦FC、次弟にカウンターのスピードも鈍くなりファウルからのFKでしかチャンスを作れなくなります。SC相模原は、森谷・鈴木隼・野村とフレッシュなメンバーを次々投入、走り負けを防ぎそのままタイムアップ。3-1でSC相模原が完勝しました。

これで六浦FCとは、通算5勝1引き分け。全力でぶつかりあった尊敬すべき良きライバル六浦FCとも、これが最終戦です。いや最終戦にしなければなりません。何故ならばSC相模原が、今年の目標である「JFL昇格」「天皇杯全国大会参加」達成への道程には、もう県1部リーグチームの対戦がないからです。また念願のJFL昇格が達成できれば、六浦FCと公式戦でぶつかる事は滅多にありません。今年の県1部リーグでの対戦を4/25終了した六浦FC戦との公式戦が、再び組まれた時、・・・それはSC相模原が2010年の目標全てに未達成だった時です。

サッカーブログランキング
にほんブログ村 サッカーブログ JFLへにほんブログ村 サッカーブログ S.C.相模原へ