6月2日(水)13:00から東京ヴェルディとのトレーニングマッチが組まれました。久しぶりにJチームとの対戦でこの1ケ月間のチーム作りの進捗状況を見る事ができます。また東京ヴェルディの高木兄弟、相模原市出身の河野ら若手有望選手のプレーが見られるのも楽しみ。齋藤・船越は、元ヴェルディの2トップ。古巣との対戦は楽しみであり、またモチベーションも上がる事でしょう。水曜午後という「勤め人」には難しい時間ですが、応援に行ける方は是非。
一方、東京ヴェルディの経営は「6月以降の資金繰り不可能」の状態となり、今シーズン一杯Jリーグがその経営にあたることになるようです。「東京ヴェルディホールディングス」という実態・クラブ経営能力不透明な企業に今シーズンの運営を承認したJリーグの判断が「凶」と出ました。もちろん東京ヴェルディのこれまでの伝統と功績、大きなジュニア・ユース組織、選手雇用などの観点から「なんとか継続させたい、その方法を探したい」という日本サッカー協会・日テレの考えには、文句なく同意です。しかし「なぜ東京ヴェルディホールディングス」なのか、はその事業内容・資金状況の不透明さから、当初より疑問に思っておりました。また、Jリーグ側からその詳細な内容は今も明かされる事はありません。ヴェルディと大分が一番異なる点は、昨年末の決算での巨額な累損など、負の遺産を引き継ぐことなく、日テレの最大限の配慮とクラブ継続支援の元、今シーズンの経営計画を立て事業を進める事ができた点です。今シーズンのJ2前半戦の興業を諦めてでも、しっかりした事業基盤を固めて新しい出発ができれば、名門復活の烽火が上げられたはずです。しかし結果的には、Jリーグが、今シーズン後半の事業資金のうち不足分を補てんせざるをえず、Jリーグとしてはまたまた「公式試合安定開催基金」を切り崩す事になります。
Jリーグは4月、クラブライセンス制度を2013年以前にはスタートさせたい、との意向を発表していますが、Jリーグ自身がこのクラブライセンス制度を運用するに耐えうる人材と組織を持っているのか、昨今の大分・ヴェルディへの場当たり的な対応を見ていると疑問です。昨年末、大分にJリーグが監査に入り「公式試合安定開催基金」からの資金投入を決めた時の債務超過額は9億円強だったのですが、この4月大分トリニータの株主総会で発表された、昨年末時点の債務超過額は11億6700万円と、なんと2億円以上増えました。「前経営陣の経理操作で不明だった」のが理由のようですが、見抜けなかったJリーグの「監査力」を「徹底監査」しない限り、こうした不幸なクラブの物語は続くのではないかと懸念されます。
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一方、東京ヴェルディの経営は「6月以降の資金繰り不可能」の状態となり、今シーズン一杯Jリーグがその経営にあたることになるようです。「東京ヴェルディホールディングス」という実態・クラブ経営能力不透明な企業に今シーズンの運営を承認したJリーグの判断が「凶」と出ました。もちろん東京ヴェルディのこれまでの伝統と功績、大きなジュニア・ユース組織、選手雇用などの観点から「なんとか継続させたい、その方法を探したい」という日本サッカー協会・日テレの考えには、文句なく同意です。しかし「なぜ東京ヴェルディホールディングス」なのか、はその事業内容・資金状況の不透明さから、当初より疑問に思っておりました。また、Jリーグ側からその詳細な内容は今も明かされる事はありません。ヴェルディと大分が一番異なる点は、昨年末の決算での巨額な累損など、負の遺産を引き継ぐことなく、日テレの最大限の配慮とクラブ継続支援の元、今シーズンの経営計画を立て事業を進める事ができた点です。今シーズンのJ2前半戦の興業を諦めてでも、しっかりした事業基盤を固めて新しい出発ができれば、名門復活の烽火が上げられたはずです。しかし結果的には、Jリーグが、今シーズン後半の事業資金のうち不足分を補てんせざるをえず、Jリーグとしてはまたまた「公式試合安定開催基金」を切り崩す事になります。
Jリーグは4月、クラブライセンス制度を2013年以前にはスタートさせたい、との意向を発表していますが、Jリーグ自身がこのクラブライセンス制度を運用するに耐えうる人材と組織を持っているのか、昨今の大分・ヴェルディへの場当たり的な対応を見ていると疑問です。昨年末、大分にJリーグが監査に入り「公式試合安定開催基金」からの資金投入を決めた時の債務超過額は9億円強だったのですが、この4月大分トリニータの株主総会で発表された、昨年末時点の債務超過額は11億6700万円と、なんと2億円以上増えました。「前経営陣の経理操作で不明だった」のが理由のようですが、見抜けなかったJリーグの「監査力」を「徹底監査」しない限り、こうした不幸なクラブの物語は続くのではないかと懸念されます。
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税金をあてるのは勘弁して欲しい。
綺麗事や理想論だけで運営できるとは思えません。
上の方も仰っていますが、相模原市の税金を無駄使いしない為にも、無理をしてまで来年の昇格はしなくても良いと思う。
JFLが最終目標なら別ですが。
税金?市全体のスポーツに向けられた事業費のうちどの位、SC相模原に純粋に流れたというのでしょう。早くJFLに昇格して、入場料を得られるようになり、川崎のような人の流れが作りだせれば、経済効果は期待できるのではないでしょうか。
麻溝競技場でのホームゲームの際、SC相模原ジュニアユースの子ども達が、座席を全部雑巾で拭いて、設営を手伝っていました。しかも凄く楽しそうに真剣に。ボランティアの方々が案内やウグイス嬢をしてくれています。
素敵なクラブだと思います。