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地域リーグ強豪チーム・ラスト15分のドラマ

2010-05-11 23:39:41 | SC相模原・激闘の足跡
5月9日(日)全国で地域リーグの試合が開催されました。既報の通り関東リーグではYSCCが順位・実力・今後の対戦カードなど総合的に判断してほぼ独走態勢に入りました。また東海は順調に強豪チームが白星を重ねています。関西は、三洋洲本が全勝ではあるものの、これからの強豪同士の対決を見ないと混戦から抜け出せたかどうかは判断できません。その他のリーグは、大きな形勢の変化はありませんでした。

<ラスト15分のドラマ>
今週は、強豪チームが劣勢のまま後半に突入しラスト15分、精神力で勝ち点をもぎ取るゲームが相次ぎました。
まず北信越の長野パルセイロ。ヴァリエンテ富山と対戦し、長野ペースで攻撃が続きますがなかなか得点できず前半を終わります。すると油断したのか後半13分、富山がワンチャンスをゴールし1-0。後半ラスト15分、焦る長野は攻め続けるもののゴールが決まりません。このまま終わるのか、と思われた後半38分、交代出場で入ったばかりの栗原が執念のゴール。1-1の引き分けに逃れました。JSCに首位こそ譲りましたが、直接対決を残しておりリーグの優勝争いに大きな変化はありません。
そしてレノファ山口。デッツオーラ島根と対戦し、前半2-1でリードします。しかし後半28分、この日2回目のPKを島根に与えてしまい2-2。中国リーグの今の状況から島根に引き分けは絶対許されません。時計は90分を過ぎロスタイム。もうだめかとあきらめかけた最後の1プレーで、なんとレノファ吉田が決勝ゴール。3-2で山口が辛くも勝利しました。山口は今週末の首位攻防戦・新日本石油水島戦に勝てれば、「中国リーグの主導権」を握ることができます。
東海リーグ・ランポーレ鈴鹿も、浜松大学FCに対し前半+後半30分まで0-0。前週引き分けスタートだっただけに、何としても勝ちたい鈴鹿は後半終了間際の43分、FWの中村がゴールを決めて決勝点。1-0。「絶対に勝つ」という執念が生んだゴールだったと思います。

<土俵際に追い込まれる>
土俵際に追い込まれ脱落の危機にあるのがtonan前橋。コリアと対戦し前半だけで3-0とリードを許しますが、ここから猛然と追い上げ3-3の同点に追いつきます。しかし後半23分、決勝ゴールを許しそのまま終了。3-4。来週の那須戦が生き残りを賭けた決戦となりました。
同じく土俵際に追い込まれたのが関西リーグの名門・バンディオンセ加古川。ラランジャ京都との対戦に敗れ6位に後退。今週末行われる首位三洋洲本戦の勝利が、2位以内生き残りの絶対条件になりました。

長野・山口・鈴鹿は、ラスト15分でぎりぎり勝ち点を確保し地域リーグ決勝大会に向けて前進しました。逆にいい選手を揃えていながら、リーグ下位に沈む前橋・加古川。来週の試合結果によっては、全社1本に試合&大会のプライオリティを変えてくることでしょう。SC相模原は、この地域リーグの激しい戦いの中に加わる「資格」を得るために、まず今週末の産業能率大戦、気合いを入れなおしてもう一度「SC相模原のサッカー」を見せて欲しいです。
頑張れ!SC相模原。

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*当日の地域リーグ勝敗表の表中、FC刈谷とすべきところ「刈谷FC」と誤表記がありました。チーム関係者・サポーターの皆様には深くお詫び申し上げます。(2010/05/12)