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逆転!SC相模原 関東2部リーグ優勝!

2011-09-25 19:37:52 | SC相模原・激闘の足跡
本日、神奈川県・愛川町にある三増運動公園陸上競技場で行われた「SC相模原 VS エリースFC東京」の試合は、3-2でSC相模原が勝利しました。今年、関東リーグ2部を独走し続けたエリースFC東京でしたが、SC相模原は今日の最終戦でエリースFC東京を逆転。見事!関東リーグ2部優勝を決めました。今日の結果、2011年関東リーグ2部の最終成績は以下の通りです。

優勝したSC相模原は、来年度関東リーグ1部昇格が決定。2位のエリースFC東京も「一部昇格権」を獲得しましたが、入替戦の有無などは、アルテ高崎・YSCC・SC相模原3チームのJFL昇降格の結果が出ないと分かりません。また県リーグ降格争いも厚木マーカスが県リーグ降格候補となりました。先発メンバーは以下の通りです。
FW:佐野・森谷 MF:水野・古賀・坂井・富井 DF:工藤・奥山・大将・中川 GK:山本

緑豊かな三増運動公園競技場。スタンドは満席で、大勢の立見のお客様が出るほどの熱気の中、11:00丁度にキックオフ。エリースFC東京は、後半から「ジョーカー」として使われることが多いMF深澤を先発で起用してきました。その狙いは、試合開始直後から明らかになります。


上の画像の通り、エリースFC東京は、SC相模原DFライン左裏スペースを徹底して使ってきます。ロングボールをSC相模原DFライン裏左のスぺースに蹴り込むと、44番深澤がここに走り込み、中川と一対一に。前回の試合では、深澤の一対一に大将が負けて失点しただけに、今回は・・?と見ていましたら、中川は一回も深澤に負けることはありませんでした。前半30分を過ぎると「もうこのスペースからチャンスは作れない」とエリースFC東京は諦めてしまいました。今日の勝因の一つです。

前半20分までは、双方ボールの奪い合い。20分を過ぎると双方シュートチャンスを生み出していきます。22分エリース9番村山がスルーパスにDFライン裏を抜けGKと1対1に。村山シュート!ゴール。1-0。大事な先取点をエリースFC東京がゲットします。SC相模原もすぐに取り返そうと25分、佐野がDFラインとGKとの間にボールをけり込むとそこに水野が入ってきてシュート!を打とうとしますが、エリースDFが体を寄せ水野が倒しPK!か、と思われましたがファウルなし。SC相模原チャンスを逸します。

なんとか早く追いつきたいSC相模原は前半30分、右サイドのスペースに出したボールに大将が追いつき、前に持ち出すと中央バイタルエリアに走り込んだ水野にクロス、水野はトラップした後正確にGKの取れないコースを狙いシュート!ゴオオル!1-1。SC相模原、ゲームを振り出しに戻します。

この日も、佐野の前線からのプレスが光ります。相手にかわされムダ走りになっても、ベテランが必死にボールを追う姿は、チーム全体の勝利を勝ちとる強い気持ちを高めます。しかし同点になった直後の32分~35分は、エリースがSC相模原陣内に攻め込み連続攻撃を展開。38分以降はSC相模原が、この日マッチアップに勝ち続けていた大将が、同点弾同様、右サイドからチャンスを作り続けます。しかし水野・古賀らがシュートを打ちきれずこのまま前半を終了します。

後半も同じ選手でスタートした両チーム。均衡を破ったのはSC相模原でした。後半5分、左サイドから中央バイタルエリアに山なりのボールが蹴り込まれると、待っていた水野がこれをトラップ。またまた体を押し付けてきたエリースDFを交し、GK前でシュート!ゴオオル!2-1。水野のフィジカルの強さ、ボールコントロールの正確さが生きたナイスゴールでした。

しかし、勝ち越し弾の記録をノートにとっていた矢先、顔を上げるとエリース11番とGK山本が1対1になっており、「なんだ?」と思いきやエリース11番がシュートを決めゴール。2-2。勝ち越して気持ちが緩んだのでしょうか。1点目・2点目とも正面から相手FWに決められた2失点、今日のSC相模原の最大の「宿題」となりました。

エリースFC東京は、「引き分け」なら優勝。逆にSC相模原は「なんとしても1点」の状況に立たされます。どんどん攻撃を仕掛けるSC相模原、エリースは運動量を確保しようと後半16分・21分と早めに2人の選手を入れ替えます。対して望月代表は後半23分、ボランチ富井に代えてFW松本投入。これでも決まらないと見るや後半30分、水野に代えて村野を投入。これでも決まらないと見るや後半32分、森谷に代えて齋藤を「点取ってこい!」とピッチに送り込みます。だんだん残り時間が気になりだした36分、左サイドに開いた齋藤がボールをキープ。中央に松本の姿を見つけクロス、松本はDFと競りながらコースを狙いシュート!ゴーール!3-2。松本が値千金のゴールを決めます。しかし先ほどの同点弾の反省もあったか、気持ちを切り替え守備の意識を高めるSC相模原。

ラスト5分、SC相模原は逃げ切りのサッカーに切り替えます。エリースが攻めこんだボールを奪うと切り替え早くカウンター。しかし向かうのはゴールではなく、コーナーポスト。ここでボールキープ、なんとかボールを奪おうとするエリース。激しい押しあいが続きます。エリース攻めれば、相模原ボールを奪いカウンター。そしてまたコーナーポストのところでキープ。じれるエリース。ここで試合終了。3-2。SC相模原が勝利しました。

今日は、FW+水野を基点とした縦の早い動きと、大将・古賀を基点にした横からの攻撃を上手くミックスしてエリースFC東京から3点をゲット。「ここで得点が欲しい」という時に得点が取れたことは収穫です。これでSC相模原は、創立以来・4年間所属するリーグ(県リーグ3部・2部・1部・関東リーグ2部)と全て優勝を果たしました。この戦力なら当然、と毎年言われますが実際にやり遂げるのは難しい事。今日は、期待に応えてくれた選手の皆さんに「おめでとう!」ですね。この勝利をバネにして全社・地域リーグ決勝を勝ち抜きましょう!ガンバレSC相模原。
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