名南将棋大会ブログ 名古屋

名南将棋大会告知や結果のほか、
将棋が強くなるための記事を書きます。
まずは将棋上達法則を見てください。

大山将棋問題集 20180430

2018-04-30 | 大山将棋研究
後手番淡路先生の手を考えます。

第1問


どこから攻めていきましょうか。
A 64歩 B 78歩 C 13角

第2問


急がない方が良いです。
A 55歩 B 45歩 C 35歩

第3問


息長く指すのが淡路不倒流です。
A 35歩 B 44桂 C 46歩

第4問


大山先生の見落としがありました。
A 46歩 B 35銀右 C 89桂成

コメント

大山将棋研究(870);石田流に棒金(淡路仁茂)

2018-04-30 | 大山将棋研究
今日の棋譜20180430
昭和61年9月、淡路仁茂先生と第36回NHK杯です。

大山先生の石田流三間飛車で

淡路先生は棒金です。76飛が早いのでよくある63銀型にはなりませんでした。

大山先生は65歩のさばきを見せたので、淡路先生は角筋を止めて陣形整備です。

7筋は飛金の対抗になりました。

淡路先生は端角から

3筋の歩を交換して

金銀を盛り上がります。

角交換を狙って、淡路先生の手がわかりやすくなっていきます。

86歩には端桂で対応して

桂馬の交換となり

互いに36桂を避けて3筋の歩を打ちあい

8筋も。じっくりした展開になるのがいかにも淡路流です。

大山先生の83桂はもったいないところですが

と金ができました。

77桂から36歩、この応対を大山先生が間違えたようです。

89桂成があっては、36同銀ではなく78歩だったか。89同飛には77歩成があるので

成桂が生き残りました。

角の取り合いというか殺し合いで

26香がある分だけ大山先生が悪いです。

この桂打ちも痛くて

金をはがされて、玉頭の勢力も負けています。

飛車にはひもがついていますが、この形では渡しにくく

金を取られて

投了図。

じっくりした展開、戦いになりましたが、89桂成があって一気に形勢が傾きました。大山先生の方からは攻めるところがなかったので、食い破られると終わりです。

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.40 棋譜ファイル ----
手合割:平手  
先手:大山十五世名人
後手:淡路仁茂8段
手数----指手--
1 7六歩(77)
2 3四歩(33)
3 6六歩(67)
4 6二銀(71)
5 6八銀(79)
6 5四歩(53)
7 6七銀(68)
8 1四歩(13)
9 7五歩(76)
10 4二玉(51)
11 7八飛(28)
12 3二玉(42)
13 4八玉(59)
14 4二銀(31)
15 3八銀(39)
16 8四歩(83)
17 3九玉(48)
18 8五歩(84)
19 7六飛(78)
20 7二金(61)
21 9六歩(97)
22 9四歩(93)
23 2八玉(39)
24 8三金(72)
25 7八金(69)
26 1五歩(14)
27 7七角(88)
28 4四歩(43)
29 6五歩(66)
30 5三銀(62)
31 4六歩(47)
32 4三銀(42)
33 5六銀(67)
34 4二金(41)
35 6七金(78)
36 8四金(83)
37 3六歩(37)
38 7二飛(82)
39 6六金(67)
40 7四歩(73)
41 同 歩(75)
42 同 金(84)
43 7五歩打
44 8四金(74)
45 9八香(99)
46 1三角(22)
47 3七銀(38)
48 2四角(13)
49 2六歩(27)
50 3三桂(21)
51 4八金(49)
52 3五歩(34)
53 同 歩(36)
54 同 角(24)
55 4七銀(56)
56 3四銀(43)
57 5六歩(57)
58 4三金(42)
59 6八角(77)
60 2四角(35)
61 7七桂(89)
62 4五歩(44)
63 8六歩(87)
64 4六歩(45)
65 同 銀(37)
66 4五歩打
67 5七銀(46)
68 9三桂(81)
69 8五歩(86)
70 同 桂(93)
71 同 桂(77)
72 同 金(84)
73 7九飛(76)
74 3五歩打
75 3七歩打
76 8六歩打
77 8八歩打
78 7一飛(72)
79 8三桂打
80 8一飛(71)
81 7四歩(75)
82 7六歩打
83 7三歩成(74)
84 7七桂打
85 3八金(48)
86 4四銀(53)
87 7四と(73)
88 3六歩(35)
89 同 銀(47)
90 8九桂成(77)
91 5九飛(79)
92 8八成桂(89)
93 2五歩(26)
94 1三角(24)
95 9一桂成(83)
96 同 飛(81)
97 1四香打
98 7八成桂(88)
99 1三香成(14)
100 同 香(11)
101 2四歩(25)
102 2六香打
103 3九玉(28)
104 4六桂打
105 2三歩成(24)
106 同 玉(32)
107 2七歩打
108 3八桂成(46)
109 同 玉(39)
110 3五歩打
111 4七銀(36)
112 6八成桂(78)
113 同 銀(57)
114 2七香成(26)
115 同 玉(38)
116 4八角打
117 3八玉(27)
118 6六角成(48)
119 5七銀(68)
120 7七馬(66)
121 2八香打
122 2六歩打
123 3九飛(59)
124 6七馬(77)
125 4九桂打
126 5九金打
127 投了
まで126手で後手の勝ち


コメント

20180430今日の一手(その681);竜取りで受ける

2018-04-30 | 今日の一手
20180430今日の一手

2月18日の名南将棋大会から、NさんとMさんの対局です。形勢判断と次の一手を考えてください。


一昨日の一手の回答

☆ 形勢判断をします。
桂と角歩の交換で馬とVS竜と を作り合っています。先手の駒得ですが、終盤なので重視しません。
玉の堅さは同程度。
先手の攻め駒は31飛34馬44角持ち駒銀で4枚。
後手の攻め駒は49竜65桂と持ち駒銀桂桂で5枚。

総合すればやや先手もちですが、上回っているのは終盤での駒得だけです。

☆ 大局観として

駒得だから長期戦をねらって良し、にはなりません。後手の攻め駒が豊富です。
寄せ合いで勝ちにいく、あるいは一度受けておいてから寄せ合いで勝ちにいく、のどちらかです。

寄せ合いなら寄せのセオリーでしたね。
厳しい攻めから考える
小さな駒から使う
の2つで考えていきます。


いきなり53角成では早すぎます。72銀も狙いにくいので、52金か51金を狙うことになります。
△か× 小さな駒から、で43と

から考えるのが普通でしょう。後手は桂馬が多いので77桂打が有力です。これには59金引

と受けるのでしょう。77同桂同桂成同角65桂でもまだ後手の攻め駒が4枚あるので後手を引くだけです。また59金寄では69銀があるので指しにくいです。
38竜に68金直89桂成同玉77銀79銀86桂

86同歩に87桂、どんどん攻められてかなり受けにくそうです。

38竜の時に68銀と打つ方が手堅いですが

69桂成同金57金52と58銀

まだ後手玉には詰めろになるような手がありません。金を手に入れたので千日手で受けられるかどうかなのですが、それも怪しいところで後手の勝ち筋のようです。


× 実戦は42歩で

これも小さな駒から使っているのですが、金を取るために42歩~41歩成~51と で3手かかります。先ほどの43と は次に52と と取れましたから2手ですみます。後手玉に迫る(詰めろをかける)という意味では、次の52と が厳しいのですが4手先ですから寄せ合い負けでしょう。
さて42歩に77桂打以下、43と の時と同じように進んだらこの図です。

次に金を取ることができませんし、受けきりも難しいので43と よりも劣っていると思われます。41歩成~51と~52と が間に合わないでしょう。

実戦では後手Mさんが77銀

と打ち込みました。44角の利きをうっかりしたのでしょう。77同桂同桂成同角65桂55角64桂44桂57桂打

後手が手駒を使い切ったので59金寄で優勢なのですが、59銀と使ってしまい、69桂成同玉57金

これで受け無しになってしまいました。


○ もっと急がねばなりません。52馬

が一番速そうです。52同金41竜61銀打

までは必然でしょう。ここでつい53角成同金49竜とやってしまうと57桂打

後手玉に手がついていないので、角を捨てて竜を抜いても勝てません。

ここでは59金打

がっちり埋めておくものでしょう。19竜に42と(43と同金同竜では甘い)62金51銀

と寄せていって先手優勢です。ただし後手玉の上部脱出が予想されるので逆転されないように気をつけねばなりませんが。


○ 一度受けるなら駒を打つ方が良く(先ほどの59金打もそういう手です)66銀

あるいは68銀と打っておきます。57桂打ち同銀同桂不成同金65桂58金引57銀59金引38竜58桂

後手の攻め駒が多いので受けきりにはならないのですが、58銀成同金左57桂成49銀

竜取りを交えつつ受けていきます。この図になるなら58成桂38銀59成桂43と

竜を取ると後手の攻め駒が多くても小駒だけなので速度が鈍ります。44角の利きもあるから寄せ合いに出て先手有利ではないかというところです。
後手からの変化も多いでしょうからはっきりした結論ではないのですが、一度銀を打って受けてから遅い攻めでも間に合わせる、という流れです。


○ 35馬も受けの手で

77桂打59金引38竜68金直89桂成同玉77銀79銀86桂

という何度か出た手順で攻められた時に、68金に馬の利きがあります。86同歩87桂88銀

と銀をかわすことができるので受けきれるかどうか、というところです。
これも後手からの変化が多いでしょうが、馬が守りに利いているという効果はあるはずです。


△ 59金寄だと竜取りですが薄い受けです。

19竜の時に寄せ合いに出て、52馬同金41飛成61銀打42と62金51銀57香

というのは、最初に52馬から入って、59金打ではなく59金寄としたら同じ図です。ここからしばらく受けに回ることになり、かなり苦労しそうです。


△ 59金引も竜取りで

38竜48歩57桂打79金39竜68金右

これは先に受けている効果がありそうです。後手の攻めが途切れたら43と を狙います。


☆ まとめ

寄せ合いにするなら、後手の攻め駒が多い=攻撃力が高いので急がねばなりません。小さな駒でゆっくり攻めるのでは間に合わないのです。角を渡すことになりますが、おそらく52馬同金41竜には61銀打なので銀を使ってもらえます。どうせ後手の攻め駒が豊富なのですから、銀が角に替わってもあまり違わないでしょう。
と金で2手かけて金を取るよりも、馬で1手で金を取るほうが速いのでした。(反動はあるでしょうが。)

受けきりにはできないですが、受けるならば先に受けるほうが手堅い駒を打つ方が手堅い、という原則があります。
銀を打っておくのが最有力ですが、馬を受けに使うのもあるでしょう。竜取りで先手を取って受けるというのは受けのテクニックですが、そのあとの形が思わしくありません。52馬から金を手に入れて59金打、というのが間に合いました。





コメント

大山将棋問題集 20180429

2018-04-29 | 大山将棋研究
後手番大山先生の手を考えます。

第1問


角を使いたいです。
A 85歩 B 64歩 C 65桂

第2問


83香は見えているのですが。
A 93玉 B 87金 C 85金

第3問


攻めの手番を保ちたいです。
A 84香 B 86金 C 29飛

第4問


攻めの格言通りです。
A 95歩 B 68金 C 86香
コメント

大山将棋研究(869);中飛車に銀矢倉(勝浦修)

2018-04-29 | 大山将棋研究
今日の棋譜20180429
昭和61年9月、勝浦修先生と第49期棋聖戦です。

大山先生の中飛車ですが、ずいぶん凝った組み方です。53銀型は位取りをけん制していて

それでも勝浦先生は急戦を選ばずに、位を取れたらいいなあ、という手順ですが

取れませんでした。

右銀を77にもっていって引き角から

46歩も突いてゆっくりです。それなら四枚美濃から銀冠にすればよさそうなものですが、銀矢倉でした。対抗型で銀矢倉は見たことがないです。

大山先生の方も73銀とすれば銀矢倉に近いのですが、金の位置が違うので先手玉のほうが堅いです。勝浦先生から仕掛けていきました。

桂馬は跳ね違いになって

互いに桂を殺し合います。25歩同歩ではつまらないので

勝浦先生は1筋を工作しました。

大山先生は17桂成と捨ててから14歩を払います。

玉頭方面に目を向け

角の活用を図りました。

位を取って、64角は好位置です。

勝浦先生は2筋を破り、成り駒を作ったので少し駒得です。だから28歩と我慢しました。

66桂は痛いのですが馬も作って

引き付けます。でも8筋に傷ができるのはどうなんでしょう。

大山先生は戦力不足なのでちょっとゆっくり5筋を突きました。

56歩の拠点もできて模様はいいのですが、香を取られて駒損です。

香で金をはがされることになり

難しい形勢だと思うのですが、勝浦先生が竜をぶつけたのは明らかに疑問手です。

81飛の圧力を消して8筋を守ろうというのですが

なかなか嫌味は消えません。

形勢はまだ難しいのですが、大山先生のほうが手がわかりやすいです。銀をはがして

銀を打ち付けます。

勝浦先生は馬を切って守るのですが

竜を逃げてもらえるわけもなく

四枚の攻めなので受けきることはできません。

何か良い手があれば、というところなのですが

55飛66馬58飛、というのは不思議な手です。53飛成のつもりを予定変更だったのでしょうか。

自陣飛車で粘っているようなのですが

端に手がつけばかなり受けにくいです。ここで94金は勝負手で

端から反撃できたのですが

97歩は95桂で負けなんですね。銀合いにしましたが

92金打でしっかり守られ

これで詰めろです。98玉の催促に

詰まされて投了です。

珍しい銀矢倉は玉頭の攻防に役立たなかった(後手も攻めづらいのでしょうが)というべきか、大山先生の指し方がうまかったというべきか、やや駒得でも少し先手が指しにくいのだろうと思います。とはいえ疑問手(11竜と55飛)があっても粘ったり勝負手をひねり出す勝浦先生の指し方もなかなかでした。

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.40 棋譜ファイル ----
手合割:平手  
先手:勝浦修9段
後手:大山十五世名人
手数----指手--
1 7六歩(77)
2 3四歩(33)
3 2六歩(27)
4 4四歩(43)
5 4八銀(39)
6 4二銀(31)
7 5六歩(57)
8 5二飛(82)
9 6八玉(59)
10 6二玉(51)
11 7八玉(68)
12 7二玉(62)
13 5八金(49)
14 5四歩(53)
15 9六歩(97)
16 6二銀(71)
17 6八銀(79)
18 5三銀(42)
19 2五歩(26)
20 3三角(22)
21 5七銀(48)
22 3二金(41)
23 6六歩(67)
24 6四歩(63)
25 6七銀(68)
26 7四歩(73)
27 6八銀(57)
28 9四歩(93)
29 7七銀(68)
30 4三金(32)
31 7九角(88)
32 2二飛(52)
33 3六歩(37)
34 6三銀(62)
35 1六歩(17)
36 1四歩(13)
37 4六歩(47)
38 8二玉(72)
39 8六歩(87)
40 7二金(61)
41 8七玉(78)
42 6二銀(53)
43 7八金(69)
44 8四歩(83)
45 3七桂(29)
46 4二角(33)
47 4八飛(28)
48 3三桂(21)
49 4五歩(46)
50 同 歩(44)
51 同 桂(37)
52 2五桂(33)
53 4七飛(48)
54 4四歩打
55 2六歩打
56 4五歩(44)
57 同 飛(47)
58 4四歩打
59 4七飛(45)
60 2四歩(23)
61 1五歩(16)
62 同 歩(14)
63 1四歩打
64 1七桂成(25)
65 同 飛(47)
66 1四香(11)
67 2五歩(26)
68 6五歩(64)
69 同 歩(66)
70 7三桂(81)
71 2七飛(17)
72 6六歩打
73 同 銀(77)
74 6四歩打
75 2四歩(25)
76 6五歩(64)
77 7七銀(66)
78 6四角(42)
79 2三歩成(24)
80 2一飛(22)
81 2二と(23)
82 8一飛(21)
83 2三飛成(27)
84 5三金(43)
85 2八歩打
86 6六桂打
87 1三角成(79)
88 8五歩(84)
89 6八馬(13)
90 8六歩(85)
91 同 銀(77)
92 8五歩打
93 7七銀(86)
94 5八桂成(66)
95 同 銀(67)
96 5五歩(54)
97 8八玉(87)
98 5六歩(55)
99 1四龍(23)
100 8六歩(85)
101 8四歩打
102 8五金打
103 8三香打
104 同 金(72)
105 同 歩成(84)
106 同 玉(82)
107 1一龍(14)
108 同 飛(81)
109 同 と(22)
110 7二銀(63)
111 8七歩打
112 同 歩成(86)
113 同 金(78)
114 8六歩打
115 同 銀(77)
116 5五角(64)
117 7七桂打
118 8四香打
119 8五銀(86)
120 同 桂(73)
121 8六歩打
122 7七桂成(85)
123 同 桂(89)
124 5七銀打
125 同 銀(58)
126 同 歩成(56)
127 同 馬(68)
128 6六銀打
129 同 馬(57)
130 同 角(55)
131 6七金打
132 6九飛打
133 6六金(67)
134 同 飛成(69)
135 7八桂打
136 6九龍(66)
137 7九金打
138 同 龍(69)
139 同 玉(88)
140 6七桂打
141 8八玉(79)
142 7九角打
143 8九玉(88)
144 5七角成(79)
145 8八銀打
146 7九金打
147 9八玉(89)
148 7八金(79)
149 5五飛打
150 6六馬(57)
151 5八飛(55)
152 8八金(78)
153 同 飛(58)
154 7九銀打
155 5八飛(88)
156 5七歩打
157 7八飛(58)
158 9五歩(94)
159 同 歩(96)
160 同 香(91)
161 9七歩打
162 9六歩打
163 9四金打
164 同 玉(83)
165 9一飛打
166 9三金打
167 9六歩(97)
168 同 香(95)
169 9七銀打
170 同 香成(96)
171 同 玉(98)
172 9五歩打
173 9六歩打
174 8三玉(94)
175 9五歩(96)
176 9二金打
177 6三歩打
178 9一金(92)
179 6二歩成(63)
180 8九飛打
181 9八玉(97)
182 8七飛成(89)
183 同 玉(98)
184 7六馬(66)
185 投了
まで184手で後手の勝ち

コメント

将棋上達法実践編(3)

2018-04-29 | 将棋上達法則
今日はHくんのレッスン3日目でした。

詰め将棋は1日1問は解くように宿題を出しておいたのですが、1日1問くらいで終わっています。どうもちゃんと指示されたことを守るタイプのようで、今度からは1日2問の宿題です。(私は宿題が嫌いというか、言われたようにやるのが嫌いだったのですが。)
レッスンの場でも2問解いてもらいました。詰め将棋らしい問題はまだ慣れていないようです。

棋譜並べは前回の将棋の復習を1局。新しいものを2局。なぜこう指したのかという意味が分かれば覚えやすくなるはずです。
(これのために私は久しぶりに家で盤駒を使い棋譜並べをしました。棋譜管理ソフトと何が違うのかはまた考察してみたいです。)

実戦も1局。振り飛車は待っているというか引き付けてさばくということを説明しながら。

今日学んだこと
①形勢判断の復習
②駒得ならば長期戦、駒損ならば短期決戦、ということ。
③ピンの手筋
④急がなくてよければ、小さい駒から使ってゆっくり寄せること
⑤寄せのセオリー

棋譜並べをしているといろいろな知識を学んだり繰り返し学習ができます。
コメント

第184回名南将棋大会(壱)速報

2018-04-28 | 名南将棋大会
今日は第184回名南将棋大会(壱)を行いました。結果速報です。


今日もは33人(+私)の参加で5クラスになりました。ありがとうございます。これで(壱)(弐)合わせて初めて10クラスになりました。


A級優勝
青木一さん


B級優勝
花井進さん


C級優勝
山口仁子梨さん

荒島栄一さん

櫻井秀哉さん


D1級優勝
山口稀良莉さん


D2級優勝
高松正明さん



優勝おめでとうございます。
参加いただいた皆様ありがとうございました。


過去12か月分の優勝者のまとめです。(便宜上クラスの名称を順に繰り下げています。)


コメント

大山将棋問題集 20180428

2018-04-28 | 大山将棋研究
先手番大山先生の手を考えます。

第1問


良くも悪くもこれがこの将棋の方針です。
A 63歩 B 78銀 C 74と

第2問


反撃を見た受け方は?
A 65歩 B 66同香 C 69飛

第3問


攻める番がやってきました。
A 73歩成 B 65桂 C 53銀

第4問


ゆっくりですが切れないように攻めていきます。
A 54歩 B 65歩 C 43と
コメント

大山将棋研究(868);向い飛車に棒銀(勝浦修)

2018-04-28 | 大山将棋研究
今日の棋譜20180428
昭和61年8月、勝浦修先生と第13期棋王戦です。

大山先生の向い飛車というのは珍しいですね。向い飛車自体が少ないのではありますが、気分転換でしょうか。今の将棋ならここで42玉なのですが

昔は62銀~64歩が必要で、王手飛車の筋を避けてから玉を囲うというのが常識でした。

勝浦先生は64歩を生かすべく棒銀に出ます。後手番で94歩を突いているので手が遅れているのですが

53銀~41金上を省略して攻めました。私はこれでうまくいったという例を知らないです。大山先生は手が進んでいるから堂々と75同歩。これは一般には損な手だとされていますが

角交換でさばこうというのは一番強い反撃策です。

64歩に後手が53銀の形ならば同銀上なのですが。

角を打ちこんで

金と角香の交換でずいぶん損をしています。

でも73歩には同桂くらいなので桂馬を取り返し

銀を取れば駒得になります。

へこまされても銀取りを楽しみにして、金も受けに使ってしまいました。

85飛と我慢されたところで64歩はちょっと危険でした。攻めてきなさいという手なのですが

67香には68歩を打てなくて桂合いで

桂を打ちこまれたら清算しかないです。

いろいろ清算して、角と金香の二枚換え、馬を作られています。ほぼ損得なしで形勢互角です。

勝浦先生の93角は歩を打たせて79飛をさばかせないようにという手で

馬を引き付けて持久戦の構えです。だけどこれがどうだったか。93角は打たずに寄せ合いでは自信なしなのでしょうか?

馬ができているとはいえ、二枚換えが長引くと2枚持っている方が指しやすくなるものなのです。大山先生は6筋から反撃です。

勝浦先生は少し悪いので怪しい手を考えました。銀を打ちこんで

成銀を作ってもあまり得ではないのですが、ここで逃げずに

竜 と金を作って攻めようというのが勝負手です。

大山先生も と金を作って、どうやらはっきりしてきました。

金を1枚とられるのですが

しっかり守っておいて

桂 と金で寄せていきます。

と金は速くて

成桂と香を取られましたが

べたべた打って

もう一枚 と金を作り

寄せてしまいました。

対棒銀で75同歩というのは考えない方が良いのですが、形によっては成立します。二枚換えの場合は飛=金+桂、角=銀+桂 と教えられたのですが、実際は飛飛VS金金桂桂、角角VS銀銀桂桂となっているわけで、長引けば四枚が働いてきます。二枚換えは二枚持っている方が駒得と思う方が良いでしょう。もちろんそのあとの戦い方次第ですが、長期戦で有利になるのが駒得と言うものです。
大山先生は駒得を生かし、飛車もろくに活用せずに金銀桂香 と金だけで勝ってしまったという将棋です。

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.40 棋譜ファイル ----
手合割:平手  
先手:大山十五世名人
後手:勝浦修9段
手数----指手--
1 7六歩(77)
2 8四歩(83)
3 5六歩(57)
4 8五歩(84)
5 7七角(88)
6 5四歩(53)
7 8八飛(28)
8 3四歩(33)
9 6八銀(79)
10 6二銀(71)
11 4八玉(59)
12 6四歩(63)
13 3八玉(48)
14 4二玉(51)
15 6六歩(67)
16 3二玉(42)
17 2八玉(38)
18 5二金(61)
19 3八銀(39)
20 7四歩(73)
21 5八金(69)
22 4二銀(31)
23 4六歩(47)
24 9四歩(93)
25 3六歩(37)
26 7三銀(62)
27 6七銀(68)
28 8四銀(73)
29 7八飛(88)
30 7五歩(74)
31 同 歩(76)
32 8六歩(85)
33 同 歩(87)
34 7五銀(84)
35 6五歩(66)
36 7七角成(22)
37 同 飛(78)
38 7四歩打
39 6四歩(65)
40 8八角打
41 6三角打
42 同 金(52)
43 同 歩成(64)
44 9九角成(88)
45 7三歩打
46 同 桂(81)
47 同 と(63)
48 8六飛(82)
49 8七歩打
50 8一飛(86)
51 7四と(73)
52 7六歩打
53 7九飛(77)
54 6六歩打
55 7八銀(67)
56 8八馬(99)
57 6九金打
58 8五飛(81)
59 6四歩打
60 6七香打
61 6八桂打
62 同 香成(67)
63 同 金(58)
64 6七桂打
65 7五と(74)
66 同 飛(85)
67 6七銀(78)
68 同 歩成(66)
69 同 金(68)
70 6五飛(75)
71 6八香打
72 9三角打
73 7五歩打
74 6四飛(65)
75 7八金(69)
76 3三馬(88)
77 7六金(67)
78 6六歩打
79 6九飛(79)
80 8二角(93)
81 6六香(68)
82 8四飛(64)
83 6四歩打
84 5七銀打
85 6七金(78)
86 4六銀成(57)
87 5八桂打
88 4五成銀(46)
89 4六歩打
90 8七飛成(84)
91 4五歩(46)
92 8八歩打
93 7七桂(89)
94 8九歩成(88)
95 8三歩打
96 7三角(82)
97 7四歩(75)
98 8四角(73)
99 6三歩成(64)
100 8八と(89)
101 4六桂(58)
102 7八と(88)
103 5九飛(69)
104 6八と(78)
105 同 金(67)
106 7六龍(87)
107 6七歩打
108 2四馬(33)
109 3七銀打
110 8七龍(76)
111 5五歩(56)
112 9八龍(87)
113 5八飛(59)
114 5五歩(54)
115 5七金(68)
116 8九龍(98)
117 6五桂(77)
118 2二玉(32)
119 5三桂成(65)
120 6五歩打
121 5二と(63)
122 5三銀(42)
123 4一と(52)
124 6六歩(65)
125 3一銀打
126 3二玉(22)
127 5二金打
128 6四銀(53)
129 6六歩(67)
130 1四歩(13)
131 4二と(41)
132 3三玉(32)
133 5四歩打
134 1五歩(14)
135 5三歩成(54)
136 1四馬(24)
137 4三と(53)
138 2四玉(33)
139 2二銀(31)
140 3五歩(34)
141 4四と(43)
142 3三香打
143 同 と(44)
144 同 桂(21)
145 2六香打
146 2五桂打
147 4三と(42)
148 4五桂(33)
149 4四と(43)
150 投了
まで149手で先手の勝ち




コメント

20180428今日の一手(その680);寄せの前の利かし

2018-04-28 | 今日の一手
20180428今日の一手

2月18日の名南将棋大会から、MさんとOさんの対局です。形勢判断と次の一手を考えてください。


一昨日の一手の回答

☆ 形勢判断をします。

飛と角銀の交換で先手の駒得です。
玉の堅さは38金28銀が壁なので、後手玉のほうが堅いでしょう。
先手の攻め駒は65桂と持ち駒角角で3枚。
後手の攻め駒は88飛と持ち駒飛で2枚。

総合すれば先手有利です。

先手有利ではありますが、あまり有利に見えないのは31銀28銀に働きがないからです。駒の働きを考えるのは混乱の元なのですが、攻め駒にも守りの駒にもなっていないということです。実質銀得なのに2枚の銀が遊んでいると、瞬間は駒得ではありません。つまりは形勢にあまり差がないということです。

先手としては駒得を生かすように長期戦にするか、攻め駒が多いので寄せ合いで勝つか、のどちらかです。
後手からは89飛打が厳しいので、その対応策を考えておきましょう。


× 実戦は32角と攻めました。

さらに駒得を狙った、とみると良い手ではありません。駒得は味が悪いものなのです。攻めとしては43角成~61馬同玉52金71玉61角で詰めろなので3手すきをかけたことになります。
後手Oさんは53金と歩を払ったので21角成89飛打

駒得が広がったのですが、この飛車打ちが厳しいのです。53桂成69飛成62成桂同金

先手玉は詰めろ、後手玉はほぼゼット(もう一枚桂馬があれば詰み筋があるが)で、攻防に35角と打ちましたが68飛成から即詰みです。

89飛打に79桂と打つと

68飛成同金79飛成

56桂や46桂があるのでうまい受け方がありません。

89飛打には59金

が最善で、まだ難しかったということになります。

後手としては32角の時に89飛打

として、59金に58歩同玉99飛成

で54香狙い(先手が桂馬を手に入れていないし、52歩成同金では32角が空振り)が嫌です。

58歩を同金と取ると、33金21角成29飛成

56桂や46桂を狙って、これも受けにくいです。


△ 攻めるならば52角

のほうが厳しくて、同じ3手すきですが飛車をもらえば詰み筋が生じます。53金には61角成同玉53桂不成同銀54歩

やはり2手すきが続いて、でも桂を渡したので56桂(39玉39飛89飛打79金打68飛成同金左同桂成・・)があるのでどうなっているか、難しい勝負です。(後手玉が詰みにくいので後手勝ちか。)

桂馬を渡さないで82金

と退路封鎖をしておくのもあります。89飛打には53桂不成で金が手に入るから金を打って受けられます。

桂を渡してしまったので56桂以下迫られても、今度は飛角を持っているので43角から後手玉が詰みます。

後手は89飛打ではなく43金と逃げて

44歩を誘い、46飛47金同飛成87飛成

というのが難しいです。(多分67角と打つのですが。)


○ 一度は守っておくのが良さそうで、79金とすれば

87飛成に52角53金61角成同玉96角

53桂不成~63角成を見て先手の勝ち筋です。

後手からは79金に57歩

というのが怪しい手で、52角58飛39玉68飛右成同金同飛成

この時に61角成から詰みがあるので先手の勝ち。

では52角に53金だということになりますが、

61角成同玉88金

これも後手玉が詰めろになっているようです。58飛39玉68飛成に53桂不成同銀34角52桂41飛51銀52角成



△ 39玉は早逃げですが

右が壁で16歩~17銀と二手かけないと逃げ道ができません。だけどこの位置で頑張ろうということなのです。玉の位置が変わったので、89飛打には79銀です。
89飛成79金99竜に52角

で寄せ合いです。これは後手玉が43角成から61馬と行ってもわずかに詰まないので現状は3手すき、先手玉は67香~68香成が詰めろで現状2手すき、先手番でも後手の寄せのほうが早く、攻防の手段が見えませんから、後手の勝ち筋です。

ならば52角ではなくて49歩と受けてこれから、ということでしょうか。


△ 角を打てばもう少し安全に勝てそうなのですが、78角は

78飛成同金69角67角

46歩には59飛が攻防で、先手の勝ち筋に見えるのですが

47角成同金同歩成同玉46歩同玉48飛

これが難解なのです。


○ 受けるなら67角

のほうが飛車を切られないので安全です。長くなれば駒得が生きることになるか。


△ 79角ならば先手が取れますが

87飛成に88歩を打たないと危なさそう、76竜

歩切れになって、竜で66歩65桂を取られるのでは不満があります。


☆ まとめ

53歩が生きる(攻め駒のように働く、と金ができる変化がある)ので、両取りでもある52角はかなり有力です。ただそれで勝ち切れるかというと、先手玉が薄いというか逃げるところが少ないので難しい寄せ合いになります。

一度は受けに回るなら持ち駒を打つ方が手堅いのが原則で、角を打ちます。でも角を使うと攻撃力が落ちるので長期戦覚悟。先手の駒得が生きるまでは我慢です。飛車を切られそうな78角が危なくて、ふわっとした67角は89飛打を防ぐだけですが87飛成の時にも利いているので一番良いのでした。79角では角の働きが悪いです。

角を打たない守り方としては79金と39玉。手駒を使わずに先手玉が少しでも堅くなればというところです。
79金89飛成に96角の筋が見えれば攻防になりそうです。逃げないで57歩は難解ですが、何とか勝ち。
39玉は良い手になりやすい早逃げですが、その先が詰まっているのでここでは難しいです。1手かける価値があるかどうか。さらに49歩も必要のようで、2手かけてもあまり堅くなっていないというのが不安です。

つまり、寄せに行くならば52角が有力で、その前に79金87飛成が入るかどうか、入ったら得かどうかを考えるということでした。

コメント