名南将棋大会ブログ 名古屋

名南将棋大会告知や結果のほか、
将棋が強くなるための記事を書きます。
まずは将棋上達法則を見てください。

大山将棋問題集 20180331

2018-03-31 | 大山将棋研究
後手番西村先生の手を考えます。

第1問


これがちょっと機敏な手でした。
A 73桂 B 72飛 C 62金

第2問


68銀は疑問手です。
A 85桂 B 42角 C 65歩

第3問


4筋の受け方は?
A 42歩 B 45歩 C 28角

第4問


どう対応しますか?
A 31玉 B 12玉 C 22同金
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大山将棋研究(840);居飛車力戦(西村一義)

2018-03-31 | 大山将棋研究
今日の棋譜20180331
昭和61年1月、西村一義先生と第35回NHK杯です。

どちらが飛車を振るかという出だしです。大山先生が居飛車を明示し

西村先生も飛車先を伸ばしました。

力戦型の相居飛車です。大山先生は7筋に位を取っているので凸矢倉(銀立矢倉)ですが、西村先生は7筋を狙います。

86歩同歩同角には82飛。

8筋の位も取って結局は相入玉という結果も多い戦型ですが、74歩と合わされるので85歩とするわけにもいきません。後手に35歩から位を確保されてはいけないと、大山先生は8筋は放置したままで飛車を使いました。

互いに位は消えて

駒組なのですが、大山先生の68銀が不用意でした。攻めてこいという感じの手なのですが

角筋を通されて嫌な感じです。

端を攻められ

桂もさばかれました。

44に駒を打ち込むのが反撃の筋です。

だけど駒損は拡大していきます。

34桂が入って4筋を狙い、これは良い勝負かというところで

飛車を追われます。飛車を捨てる気で35飛なら怖くても勝負なのですが、やはり勝ちにくいか。

逃げるといつでも47歩で止まるので攻撃力がないです。西村先生は遅い攻めでもよく、飛車を使って

香を取ってしまいました。大山先生は銀を打ちつけて粘りの体制ですが

これはちょっと痛いです。

22歩は唯一の反撃ですが

桂を取っても玉を端にかわされてしまいました。

端を攻めても後手玉が広くて捕まえられません。

継桂で攻めて

ちょっと食いつきましたが、飛車取りを逃げるしかない状況では破壊力がないのです。

優勢の西村先生は、攻めには桂馬ばかりで簡単ではないのですが、後手玉が安全なのでゆっくりでよいです。

先手玉をどこかに追い詰めればよいのですが、どこで捕まるかな?

攻め駒が足りなくなっても飛車取りが利きます。

先手玉は7筋に戻って飛車が使えました。

投了図。

大山先生は元は居飛車党とはいえずいぶん昔ですから、振り飛車みたいな感覚の手が出てきます。早指しだと余計にそうなるのでしょう。西村先生も事情は同じようなものなのですが、一度有利になっていると良い手を指すほうの可能性が高いわけです。振り飛車党の相居飛車というのは並べていて何か違和感を感じます。

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.40 棋譜ファイル ----
手合割:平手  
先手:大山十五世名人
後手:西村一義8段
手数----指手--
1 7六歩(77)
2 3四歩(33)
3 6六歩(67)
4 3二銀(31)
5 6八銀(79)
6 4四歩(43)
7 6七銀(68)
8 4三銀(32)
9 7五歩(76)
10 3三角(22)
11 5六歩(57)
12 5四歩(53)
13 4八銀(39)
14 8四歩(83)
15 5七銀(48)
16 8五歩(84)
17 7七角(88)
18 6二銀(71)
19 5八金(49)
20 6四歩(63)
21 7六銀(67)
22 6三銀(62)
23 6七金(58)
24 4二玉(51)
25 7八金(69)
26 3二玉(42)
27 6九玉(59)
28 7四歩(73)
29 同 歩(75)
30 同 銀(63)
31 7五歩打
32 6三銀(74)
33 7九玉(69)
34 5二金(61)
35 2六歩(27)
36 7二飛(82)
37 8六歩(87)
38 同 歩(85)
39 同 角(77)
40 8二飛(72)
41 5九角(86)
42 3五歩(34)
43 3六歩(37)
44 同 歩(35)
45 3八飛(28)
46 7四歩打
47 3六飛(38)
48 7五歩(74)
49 同 銀(76)
50 7四歩打
51 8六銀(75)
52 3四歩打
53 8七歩打
54 7三桂(81)
55 2五歩(26)
56 2二玉(32)
57 4六歩(47)
58 3二金(41)
59 9六歩(97)
60 1四歩(13)
61 1六歩(17)
62 9四歩(93)
63 2六角(59)
64 8一飛(82)
65 6八銀(57)
66 6五歩(64)
67 同 歩(66)
68 4五歩(44)
69 7七銀(86)
70 9五歩(94)
71 同 歩(96)
72 9七歩打
73 4五歩(46)
74 9五香(91)
75 9六歩打
76 同 香(95)
77 9七桂(89)
78 同 香成(96)
79 同 香(99)
80 8五桂(73)
81 9二香成(97)
82 7七桂成(85)
83 同 銀(68)
84 8四飛(81)
85 4四桂打
86 7五桂打
87 7六銀(77)
88 6七桂成(75)
89 同 銀(76)
90 6六歩打
91 同 銀(67)
92 4四銀(43)
93 同 歩(45)
94 3五銀打
95 同 角(26)
96 同 歩(34)
97 3四桂打
98 3一玉(22)
99 4六飛(36)
100 4五歩打
101 同 飛(46)
102 3六角打
103 4八飛(45)
104 9四飛(84)
105 8八玉(79)
106 9二飛(94)
107 9四歩打
108 同 飛(92)
109 8五銀打
110 9五飛(94)
111 8六銀打
112 9一飛(95)
113 5五歩(56)
114 4七歩打
115 2八飛(48)
116 8二香打
117 9二歩打
118 8一飛(91)
119 2四歩(25)
120 同 歩(23)
121 9一歩成(92)
122 同 飛(81)
123 2二歩打
124 8五香(82)
125 同 銀(86)
126 7三桂打
127 7六銀(85)
128 4五角(36)
129 9九香打
130 9六歩打
131 2一歩成(22)
132 同 玉(31)
133 2二歩打
134 1二玉(21)
135 1五歩(16)
136 9七歩成(96)
137 同 香(99)
138 9六歩打
139 1四歩(15)
140 2三玉(12)
141 3七桂(29)
142 9七歩成(96)
143 7七玉(88)
144 3四角(45)
145 2五桂打
146 同 歩(24)
147 同 桂(37)
148 同 角(34)
149 同 飛(28)
150 2四銀打
151 2八飛(25)
152 2五香打
153 1八飛(28)
154 1五歩打
155 2一歩成(22)
156 8七と(97)
157 同 銀(76)
158 8五桂打
159 6八玉(77)
160 4六金打
161 5七銀(66)
162 同 金(46)
163 同 玉(68)
164 4五桂打
165 5六玉(57)
166 5五歩(54)
167 4五玉(56)
168 3四銀打
169 4六玉(45)
170 2七香成(25)
171 1一と(21)
172 5四桂打
173 5七玉(46)
174 6五桂(73)
175 6七玉(57)
176 1一角(33)
177 5八飛(18)
178 9七飛成(91)
179 8九桂打
180 7七桂成(85)
181 同 桂(89)
182 同 桂成(65)
183 同 玉(67)
184 8六歩打
185 8八金打
186 8七歩成(86)
187 同 金(78)
188 8六銀打
189 投了
まで188手で後手の勝ち




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20180331今日の一手(その670);もっと良い手を探す

2018-03-31 | 今日の一手

20180331今日の一手

1月6日の名南将棋大会から、NさんとHさんの対局です。形勢判断と次の一手を考えてください。



一昨日の一手の回答

☆ 形勢判断をします。
先手の銀桂歩歩得です。(後手歩切れなので歩もカウントします。)
玉の堅さは後手のほうが堅いです。
先手の攻め駒は持ち駒飛角銀銀桂で5枚あります。
後手の攻め駒は59飛54角と持ち駒金で3枚。

総合すれば先手有利です。

☆ 大局観として

先手の劣っているところは玉の堅さだけです。なので守りに手を入れるのが本筋ではあるのですが、桂香を拾われると駒得が少なくなります。だからもう少し良い手を探したいのです。
後手からの79金は78銀と打てばまだ大丈夫。先手玉は薄くても逃げるルートがあるのです。
だから固めるだけの手のほかを考えてみましょう。形勢が良いので良さそうな順がいくつかあります。


△ 実戦は68銀打でした。

一目はこう打つのが自然に見えますよね。だけど29飛成とされて、65桂が気になって66歩19竜

香と金歩歩の交換ですからまだ駒得で、玉が堅くなっているので確実に有利ではあるのですが、この後は49歩69金に67銀

ちょっと手の調子が悪いですね。先に78銀と埋めておけば手堅かったし、ここで銀を逃げる価値が小さいです。85桂78銀77桂成同桂68金79銀同金同玉49竜69金76角と進行して

駒得はほぼ消えてしまいました。後手の攻め駒は5枚、後手玉に手がついていないのですから逆転されています。


△ 金取りを受けるとしたら66金と逃げてどうか。

先手玉は薄いままではありますが、79金78銀19と31飛29飛成51と71金52と

という進行ならば、後に後手玉を追ったときに75金で捕まえられるということになりそうです。

後手は79金を打たなければ、19と31飛に21金

という粘りがあるのです。先手は31飛を打てなければ、17桂か42金か22飛か、というくらいで、明快ではありません。先手有利は間違いないですが。


○ 46角と打てば

金取りを受けて74桂を狙える攻防の手です。後手は92玉では端を攻められますし、71玉も74桂同歩82銀以下寄せられてしまいます。金を使うしかないですが、64金などは(21金が無くなるので)31飛~51と が厳しいです。
64歩同角63金というのが受けの手筋ですが74桂

と捨てたほうが明快です。(角を引いていても有利ですが。)74同金53角成27角成51と

と金を使えば簡単に寄りそうです。(駒を渡しすぎないようにしなければいけませんが、どこかで68銀打を入れればよいです。)


○ 75角も攻防で

64歩同角63金なら46角と同じ順になります。64金66角29飛成31飛65桂51と

金を打たせれば31飛から攻めることができます。65桂も後手の攻め駒が減っているので怖くはないです。


△ 31角はひねった感じで

57飛成53角成27角成51と ならば寄せられます。


だけど31角に62金打

というのは後手玉が堅くなっています。68銀打か66金からゆっくりでしょう。


○ 78銀と打って

金取りを受けなくても良いのです。57飛成に75角

から53角成を実現できます。ということは29飛成で

65桂があるので66歩か66金でゆっくりということになり、68銀打の形よりも堅くなっているのではないかと思います。


× 攻める手としては31飛なのですが21金

があるというのは前の変化の中でも出てきました。


× 51と と捨てて

51同金31飛41歩

でも21金が残ります。11飛成とできて、57飛成は怖くない、とは言えるのですが と金を捨てているのでもったいないです。


○ 21金を避けるために55歩と突いて

27角成に21飛

というのはあるかもしれません。57飛成51と71金52と48竜78銀

後手玉は詰めろです。金を打って と金と交換する(ここで61金打か、最初の51と を同金同飛成61金か)ならば、先手の駒得(と金は失いましたが)を保ったまま、中途半端な57金がさばけた(78銀と入れ替わった)ということになります。


△ 66桂でも同じような意味で

27角成の時に打った桂馬が働くことになるかもしれません。でも57飛成54桂同歩68銀

問題図から見れば金桂と角の交換です。後手に攻め駒が多くなったので自陣に手を入れてどうか、というところです。


○ 95歩はどうか。

後手が歩切れなのでかなり厳しくなっています。つまり手抜きで57飛成94歩58竜78銀

後手玉は詰めろです。受けは84金くらいしかなく、93桂同桂51と

51同金93歩成同香同香成同玉99香95歩91飛

というのが狙いの寄せです。

後手が95歩を取れば、93歩同香94歩同香86桂

93金には85銀、84金には75銀です。端に手がついていれば68銀打29飛成を入れておいてもよいでしょう。


☆ まとめ

なにも考えないと銀を打ちそうなところですが、実質1手で飛車を打ち込まれて桂馬を取られるというのはマイナスです。(これが空成りならば良いのですが。)
もう少し欲張りたいところで、
金にひもを付ける攻防の手はないか、というのが46角です。
金を取らせても後手玉を寄せればよいのですが、31飛に21金があるので考え込みます。55歩と角を追ってから21飛で寄せ合い勝ちです。
端を攻めると反動が怖いですが、先手の持ち駒が豊富なので優勢になる順を見つけやすいです。

欲張りたい=もっと駒を取りたい という意味ではなく、もっと良い手はないかな?と探すのです。
攻防の手や厳しい寄せを探してみましょう。



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大山将棋問題集 20180330

2018-03-30 | 大山将棋研究
後手番大山先生の手を考えます。

第1問


45桂をみせられて忙しいのですが、軽く指します。
A 42飛 B 46歩 C 54金

第2問


37桂を取りたいのです。
A 37金 B 36歩 C 54銀

第3問


攻めを切らしに行きます。
A 92桂 B 73玉 C 73銀

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大山将棋研究(839);中飛車に左美濃(小林健二)

2018-03-30 | 大山将棋研究
今日の棋譜20180330
昭和60年12月、小林健二先生と第11期棋王戦です。

大山先生の中飛車で、小林先生は左美濃か穴熊か。

大山先生は中央から動いて

1歩交換です。これを見て小林先生は左美濃になりました。

88玉型の左美濃でも65歩の筋がなければ問題ないです。銀冠に組んだので先手玉のほうが堅いのですが、攻めがあるかどうか。38飛から

1歩交換すれば、大山先生は高く受けました。

小林先生は4筋でもう一歩もって

玉頭戦です。75同歩に74歩同銀34歩・・・では決まりませんから、75同歩には76歩同歩同金ということなのでしょう。

大山先生は6筋から反攻の構え。

44歩66歩同銀44角という細かいやり取りから

金銀交換で

互いに飛車をさばきます。

小林先生は36歩があるので忙しいです。金を打ってもたれて

74銀打に54歩52歩も決めますが

また銀を打ってもたいした戦果はありません。

36歩を避けて飛車を引いたら角で狙われ

金を打たれ銀を追われ

桂馬は歩で取られます。(こういうのが筋の良い取り方です。)

角は取ったものの後手を引いて

二枚換えで と金を作られています。ここでは大山先生が有利です。

小林先生は暴れるしかないですが

92桂~84桂で飛車が死んでいますね。それでも端に手を付け

角を打ちこむのは形つくりのようなものです。

でも角を切って詰めろ。うまくやったようですが、92歩62角成同金というのはたいした手がないです。

大山先生は92歩ではなく銀を引きました。このほうが頓死はなさそうです。飛車を取らせて逃げていくつもり。

ところが83歩同玉62角成同金91飛。受けがないです。大山先生の錯覚です。

投了図。だめそうに見えても形つくりをやっておくと、たまには何か起こることがあります。

飛車をさばき合って、先手もちに見えたのですが、右桂がさばけていなかった、取られるだけに終わった、というのが痛くて小林先生は劣勢から敗勢になりました。
大山先生はどこでうっかりしたのかなあ?角切りで詰めろだと思わなかったのか、わかっていても銀を引いて大丈夫だと思い込んでいて確認しなかったのか、92歩では負けだと錯覚したのか。

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.40 棋譜ファイル ----
手合割:平手  
先手:小林健二7段
後手:大山十五世名人
手数----指手--
1 7六歩(77)
2 3四歩(33)
3 2六歩(27)
4 4四歩(43)
5 4八銀(39)
6 4二銀(31)
7 5六歩(57)
8 5二飛(82)
9 6八玉(59)
10 6二玉(51)
11 7八玉(68)
12 7二玉(62)
13 5八金(49)
14 8二玉(72)
15 9六歩(97)
16 9四歩(93)
17 7七角(88)
18 5四歩(53)
19 5七銀(48)
20 7二銀(71)
21 8八玉(78)
22 5三銀(42)
23 6六歩(67)
24 5五歩(54)
25 同 歩(56)
26 6四銀(53)
27 6七金(58)
28 5五銀(64)
29 5六歩打
30 6四銀(55)
31 7八銀(79)
32 4二金(41)
33 8六歩(87)
34 4三金(42)
35 2五歩(26)
36 3三角(22)
37 3六歩(37)
38 7四歩(73)
39 8七銀(78)
40 7三銀(64)
41 7八金(69)
42 6四歩(63)
43 1六歩(17)
44 8四歩(83)
45 3八飛(28)
46 4五歩(44)
47 3五歩(36)
48 同 歩(34)
49 同 飛(38)
50 4四金(43)
51 3九飛(35)
52 3五歩打
53 4六歩(47)
54 4二飛(52)
55 4九飛(39)
56 4六歩(45)
57 同 銀(57)
58 4五歩打
59 5七銀(46)
60 1二香(11)
61 6五歩(66)
62 同 歩(64)
63 7五歩(76)
64 6二飛(42)
65 3七桂(29)
66 5四金(44)
67 4四歩打
68 6六歩(65)
69 同 銀(57)
70 4四角(33)
71 6五歩打
72 7五歩(74)
73 5五歩(56)
74 6五金(54)
75 同 銀(66)
76 同 飛(62)
77 4五飛(49)
78 4三歩打
79 6六歩打
80 6二飛(65)
81 6五金打
82 7四銀打
83 5四歩(55)
84 5二歩打
85 7四金(65)
86 同 銀(73)
87 6五銀打
88 6三銀(74)
89 2四歩(25)
90 同 歩(23)
91 4六飛(45)
92 5五角(44)
93 4七飛(46)
94 4六金打
95 4九飛(47)
96 6四歩打
97 5九飛(49)
98 4四角(55)
99 5六銀(65)
100 3六歩(35)
101 5五銀(56)
102 同 角(44)
103 同 飛(59)
104 4四銀打
105 7五飛(55)
106 7四歩打
107 7六飛(75)
108 3七歩成(36)
109 6五歩(66)
110 4七と(37)
111 8五歩(86)
112 同 歩(84)
113 8四歩打
114 9二桂打
115 7三歩打
116 同 桂(81)
117 9五歩(96)
118 8四桂(92)
119 4六飛(76)
120 同 と(47)
121 9四歩(95)
122 9二歩打
123 9三角打
124 同 歩(92)
125 同 歩成(94)
126 同 香(91)
127 同 香成(99)
128 同 玉(82)
129 9四歩打
130 8二玉(93)
131 4四角(77)
132 8一銀(72)
133 8三歩打
134 同 玉(82)
135 6二角成(44)
136 同 金(61)
137 9一飛打
138 3三角打
139 6六香打
140 8二玉(83)
141 9三歩成(94)
142 投了
まで141手で先手の勝ち


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大山将棋問題集 20180329

2018-03-29 | 大山将棋研究
先手番大山先生の手を考えます。

第1問


65歩とされそうです。備えましょう。
A 68銀 B 58金右 C 35歩

第2問


欲張った手が成立しました。
A 67歩 B 57金 C 79角

第3問


一本は筋ですが、確認してください。
A 75同歩 B 45歩 C 24歩

第4問


渋いです。
A 64銀 B 23歩 C 66歩

第5問


ここが急所です。
A 95歩 B 21飛 C 44歩

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大山将棋研究(838);三間飛車に持久戦(森安秀光)

2018-03-29 | 大山将棋研究
今日の棋譜20180329
昭和60年12月、森安秀光先生と第35回NHK杯です。

森安先生が三間飛車なので大山先生は居飛車です。

大山先生は3筋の歩交換を許すことも多いですが、26歩を突いていないならば38飛で逆用したい感じがします。

3筋の位を取り返しました。これで手得です。森安先生は6筋へ。

1歩持っているので66に歩が打てます。

だけど支えているのが飛角だけなのです。拠点が消えてしまうのでは作戦失敗。

大山先生は66歩を取る前に、54の歩を取ってしまいました。

飛車で追われても元の位置に戻ります。

中央の位を取り

6筋の位も取って大模様、かなり手得しているので可能なのです。

飛車を圧迫して

24歩の突き捨ては、24同飛には同飛同歩34歩から桂を取って74桂があります。

24同歩と取らせて飛車を追っていきます。縦に逃げると34歩があります。

森安先生は桂をさばきました。

ついでに飛車も交換して勝負です。

うまくやられたようでも、大山先生には74桂があります。

6筋が壁なので端攻めが厳しく

75角も先手で入ります。

ゆっくり金銀を使い

飛車を下ろして

香を取れば駒得です。金を打ちつけてしっかり守り

駒得で攻める手があります。

投了図。

早指し特有の流れかもしれませんが、森安先生にしては派手な動きでした。大山先生はそれを逆用して大模様を張って、そのまま押し切りました。駒得なので慌てない指し回しを学んでおきましょう。

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.40 棋譜ファイル ----
手合割:平手  
先手:大山十五世名人
後手:森安秀光8段
手数----指手--
1 7六歩(77)
2 3四歩(33)
3 6六歩(67)
4 3五歩(34)
5 5六歩(57)
6 3二飛(82)
7 4八銀(39)
8 6二玉(51)
9 6八玉(59)
10 7二玉(62)
11 7八玉(68)
12 3六歩(35)
13 3八飛(28)
14 3七歩成(36)
15 同 銀(48)
16 8二玉(72)
17 3六銀(37)
18 6四歩(63)
19 3五歩打
20 6二飛(32)
21 6八銀(79)
22 6五歩(64)
23 同 歩(66)
24 6六歩打
25 5八金(49)
26 6五飛(62)
27 7七銀(68)
28 5四歩(53)
29 5七金(58)
30 6二飛(65)
31 4五銀(36)
32 4二銀(31)
33 5四銀(45)
34 6四飛(62)
35 4五銀(54)
36 2四飛(64)
37 3六銀(45)
38 7二銀(71)
39 6六銀(77)
40 5三銀(42)
41 6八金(69)
42 5二金(41)
43 5五歩(56)
44 9四歩(93)
45 9六歩(97)
46 3三角(22)
47 3七桂(29)
48 4二角(33)
49 6五歩打
50 3三桂(21)
51 2八飛(38)
52 7四歩(73)
53 2六歩(27)
54 6四歩打
55 2五歩(26)
56 4四飛(24)
57 4六歩(47)
58 7三桂(81)
59 6四歩(65)
60 7五歩(74)
61 2四歩(25)
62 同 歩(23)
63 4五歩(46)
64 6四飛(44)
65 7五銀(66)
66 6三金(52)
67 6六歩打
68 2五桂(33)
69 同 桂(37)
70 同 歩(24)
71 同 飛(28)
72 2四飛(64)
73 同 飛(25)
74 同 角(42)
75 7四桂打
76 同 金(63)
77 同 銀(75)
78 6二銀(53)
79 9五歩(96)
80 1五角(24)
81 9四歩(95)
82 9二歩打
83 9七角(88)
84 5九角成(15)
85 5八金(57)
86 3七馬(59)
87 7五角(97)
88 8一桂打
89 4七銀(36)
90 5五馬(37)
91 6七金(58)
92 1九馬(55)
93 5六銀(47)
94 4六馬(19)
95 5四歩打
96 5二歩打
97 5七金(67)
98 3七馬(46)
99 2一飛打
100 3八飛打
101 1一飛成(21)
102 5九馬(37)
103 5八金打
104 3七馬(59)
105 6三香打
106 同 銀(62)
107 同 銀成(74)
108 8五桂(73)
109 5三歩成(54)
110 同 歩(52)
111 同 角成(75)
112 投了
まで111手で先手の勝ち


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20180329今日の一手(その669);攻め駒が足りないとき

2018-03-29 | 今日の一手

20180329今日の一手

1月6日の名南将棋大会から、MさんとFさんの対局です。形勢判断と次の一手を考えてください。


一昨日の一手の回答

☆ 形勢判断をします。
角桂香と飛銀の交換は損ですが、(竜馬のほかに)と金を作っています。先手の駒得と見ておきます。
玉の堅さは先手のほうが堅いです。
互いの玉の囲いに向かっているものを数えて
先手の攻め駒は52竜と持ち駒銀で2枚。
後手の攻め駒は65馬と持ち駒角桂香で4枚。数は十分にあります。

総合すれば先手もちです。

☆ 大局観として
玉の堅さがかなり違うので先手有利なのですが、25歩は先手玉頭を狙っています。これだけでは決まりませんが嫌なところを突かれました。

先手の遊んでいる駒(攻めにも受けにも役立っていない駒)は73と74飛だけですから、考えやすいと思います。この2枚を活用できるかどうかです。横からの攻めには強いですから、飛は65馬と交換してもらえば成功です。
筋は悪いですが、71金81桂91香を取りに行く順も考えられ、先手は取る駒があるのです。ゆっくりした展開は歓迎です。
寄せに行こうと思うと攻め駒が足りません。やはり攻め駒を増やしたいです。74飛73と を使うか、71金81桂を取りに行くかでしょう。持ち歩は1枚なので と金つくりは歩切れになるので不安ですし、6筋から持っていくには手数がかかります。


△か× 実戦は84飛として

飛車を取られるのを避けて と金を使おうとしました。両方できれば優勢ですが、と金は取られてしまいます。73桂74歩81香

81香はあまり良い手ではないです。73歩成84香41銀55馬

ここで46桂なら手堅いけれど戦力ダウン。46歩26歩に24桂で寄せに行ったら36桂

王手で24桂を抜く筋がありました。事件です。18玉28飛17玉27歩成同銀35角

やはり24桂を抜かれて逆転です。26歩24角38銀15歩36歩46馬37桂打29飛成同銀37馬

という進行で寄せられてしまいました。

後手としては81香はつまらなくて、26歩

というのが前に指した25歩を生かす順です。26同歩35桂73歩成27歩同銀同桂成同玉54馬

36桂に35歩として少し指せそうです。
先手の84飛73桂74歩~73歩成は桂馬を取っただけなので2手分かける意味が薄いのです。


△ 72歩とすれば金が取れそうです。

26歩同歩27歩同銀35桂71歩成

玉頭に手がついても金を取るほうが大きい(金で受けられるし)です。

72歩には82金

これを取れないです。84飛83歩85飛73桂

と金を取られてしまいました。でも65飛同桂41銀

というのは悪くはありません。攻め駒3枚なので何か受けられて寄せきれないのですが、71歩成とか、攻めながら1段目に竜を移動して91香を取る感じで有利ではあります。


△ 51竜も金を取りに行く手で

61香には62歩同金同と74馬52と

74飛は71金と交換になり、と金を使えました。これなら攻めが切れにくいです。
なお、この展開では最初に51竜ではなくて41竜だと74馬の筋に入るので劣ります(52とではなく61竜となる)。

51竜の欠点は後手玉への攻めが遠のくことです。手抜いて26歩同歩27歩同銀35桂71竜

金を取っても甘いのです。27桂成同玉54馬36銀35歩46桂

などと受けは利くのですが、馬と銀桂の交換になって、後手の攻め駒はいっぱいあります。受けきれないので攻め合いにしたい、その時に71竜の位置よりは52竜の位置が良いでしょう。


○ 66歩は飛車を取ってくれという催促で

74馬同と99飛59銀

これは先手の攻め駒が3枚。と金も使えます。後手は横からの攻めが効果なく、玉頭だけを攻めるのでは駒が足りませんし反動もあります。だから先手有利。

66歩に同馬だと

63と73歩64飛33馬

飛 と金が後手玉に一路近くなりました。51香で竜を捕獲される順もあるのですが、回避せずに72歩51香32竜同銀71歩成

もっと駒を拾えますし、金銀を持って受けやすいです。

66歩に55馬は

46銀54馬63と73歩64飛

飛車の押し売りです。


△ 56銀も飛車取りの催促で

74馬同と26歩同歩27歩同銀35桂64と27桂成同玉35銀38桂

54角(や45角)の追撃を消せば受けやすいのです。受ける展開を苦にしないならば選択肢に入ります。


○ 41銀は攻めの手で

ただし攻め駒2枚ですから後手玉を寄せきることはできません。後手に駒を渡しにくいというプレッシャーを与えたという守りの意味かも。だから喜んで32銀成同銀を決めてはいけません。
55角には39玉

で空振りにさせた感じ。

72歩には66歩

で馬と飛の交換を狙います。55馬72と36桂18玉15歩36歩16歩46桂

というのはかなり怖いですが、まだ先手玉は寄っていません。


○ 長い戦いを思えば、自玉に手を入れるのもあります。その中では59銀

と待つのが一番働いているか。後手が飛車を持つ意味がなくなっていきます。26歩以下の攻めだけなら銀を投入して受けてしまいます。


△ 玉頭を受けるなら36銀

と投入すればさらに手堅いですが過剰投資かも。悪くはないです。


× 39玉は2筋攻めから早逃げしているのですが

26歩同歩27歩同銀35桂38銀27歩

28角をみせられて嫌な感じです。


☆まとめ

問題図では先手の攻め駒が2枚しかありません。
通常は74飛や73と を使おうと考えます。 →飛車を取ってもらう66歩が候補。
と金を作ってというのもよくでてきますが、この場合は遅いです。

少し駒得、かつさらに駒を取る見込みもあるのですから、攻めるよりも長い戦いを考えたほうが間違いが少ないです。その時には後手の攻め駒が4枚ありますから、自玉の安全度が第一です。
金銀を多く手持ちにして守れるようにする順は72歩が候補。51竜だと後手玉の安全度が上がるのでちょっと嫌です。
銀を温存するなら59銀、投入するなら56銀か36銀か。

後手玉に迫りながらというのが41銀で、受けの高級手筋でもあります。こういうのはいつも好手というわけでもないので評価が難しいです。銀を渡して受けが無くなったら最悪ですからね。

論理的に考えていくと正しい方針がわかります。こういうのを実戦の中で冷静に判断できるようになると良いのですが、そのためには棋譜を残して、振り返っていろいろな角度から反省していくのです。ソフトを使うと次の一手(それが良いという手順も)は指摘してもらえますが、理論的な説明はしてもらえません。

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大山将棋問題集 20180328

2018-03-28 | 大山将棋研究
先手番大山先生の手を考えます。

第1問


駒組みの急所です。
A 26歩 B 45歩 C 65歩

第2問


こう指したくなるところでしょう。
A 47銀 B 55歩 C 68角


ここからは後手番高橋先生の手を考えます。

第3問


手厚く構えます。
A 44歩 B 34金 C 25歩

第4問


ここからの手順を大山先生がうっかりしました。
A 85歩 B 36歩 C 68角

第5問


これが急所です。
A 55歩 B 46歩 C 26歩
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大山将棋研究(837);四間飛車に四枚美濃(高橋道雄)

2018-03-28 | 大山将棋研究
今日の棋譜20180328
昭和60年12月、高橋道雄先生と第19回早指し選手権です。

大山先生の四間飛車に高橋先生は天守閣美濃です。

急戦にするのもありますが、四枚美濃。居飛車穴熊と並んで流行していたころです。高橋先生はこういうじっくりした戦型を好みます。

大山先生の4筋の位取りが大切なところですが、44歩同歩53金というのがこの戦型だけに出てくる動き方です。1歩交換するだけなので44歩同歩同銀~33銀~43金でも同じ手数なのですが。

大山先生は位を確保します。

高橋先生の(74歩は後回しで)53角というのもじっくりした指し方です。銀冠を誘って

後手も銀冠に組みなおします。

53角の位置を生かすために3筋に手を出しました。

3筋に位を取ります。

大山先生は角頭に手を付けます。

55同角としたら86飛は87歩で失敗。87歩同飛86飛同飛同角91角成という進行もありそうです。

先に47銀という方が大山先生らしいか。73桂と替ったので55角には64歩でした。86飛なら87歩83飛は後手の調子が良いですが、86飛同飛同角73角成で先手よし。さて64同歩54歩63歩成55歩53と は互角か、と思ったら64同歩54歩には33角成同金寄63歩成で先手よし。ということは64同歩には62飛68飛65歩か。それなら先手が得しているような気がしますが。

大山先生は64歩を取らずに1,2筋の突き捨てでした。25同歩なら64歩ということか。

54歩に77角。64角もあったでしょう。というか64同角同歩は調子が良いのです。玉頭を攻める味で十分だと見たのでしょうか。早指しですからそちらは深く考えなかったということかも。良さそうな手が多いと悩みますね。

高橋先生は右桂を跳ねて少しほっとした感じがします。金を上がってじっくり玉頭を手厚く指します。

大山先生は2筋を押さえるのですが、桂馬を跳ねて一気につぶす将棋ではなくなりました。

玉頭は手を出せないので8筋へ。間に合うのでしょうか。

高橋先生は4筋から反撃です。

角交換になり

58歩と手が戻るのがつらい、というのが普通なのですが大山先生なら気にしないのでしょう。

高橋先生は26歩同銀を入れて、68角から金を取ります。

あれ?両取りが受かりませんね。大山先生はこんなはずではなかったという思いでしょう。

「両取り逃げるべからず」で角2枚を据えますが、52銀で手がないです。

両取りの銀を二枚とも取られてしまいました。

桂馬は外してもこの歩が厳しく

金1枚はがしましたが

投了図。

中盤までは大山先生がずいぶん指しやすそうな形勢でしたが、良さそうに見えただけで決められませんでした。時間があれば(というか普段は大山先生は考えている様子もないのですが)ほかの手順で簡単に有利にしていそうです。後手を引いても95手目の58歩を打って、と金で攻めれば十分というようにも見えるのです。両取りの両方とも取られて終わってしまいました。

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.40 棋譜ファイル ----
手合割:平手  
先手:大山十五世名人
後手:高橋道雄王位
手数----指手--
1 7六歩(77)
2 8四歩(83)
3 7八銀(79)
4 3四歩(33)
5 6六歩(67)
6 6二銀(71)
7 6八飛(28)
8 4二玉(51)
9 4八玉(59)
10 3二玉(42)
11 3八玉(48)
12 5二金(61)
13 2八玉(38)
14 5四歩(53)
15 3八銀(39)
16 1四歩(13)
17 1六歩(17)
18 2四歩(23)
19 5八金(69)
20 2三玉(32)
21 6七銀(78)
22 3二銀(31)
23 4六歩(47)
24 5三銀(62)
25 3六歩(37)
26 8五歩(84)
27 7七角(88)
28 4四銀(53)
29 4七金(58)
30 3一角(22)
31 8八飛(68)
32 3三銀(44)
33 4五歩(46)
34 4四歩(43)
35 同 歩(45)
36 5三金(52)
37 3七桂(29)
38 4四金(53)
39 4五歩打
40 4三金(44)
41 2六歩(27)
42 5三角(31)
43 2七銀(38)
44 1二玉(23)
45 3八金(49)
46 2三銀(32)
47 6五歩(66)
48 3二金(41)
49 5六歩(57)
50 3五歩(34)
51 5八銀(67)
52 3六歩(35)
53 同 金(47)
54 3五歩打
55 4六金(36)
56 7四歩(73)
57 5五歩(56)
58 8六歩(85)
59 同 歩(87)
60 5五歩(54)
61 4七銀(58)
62 7三桂(81)
63 5五角(77)
64 6四歩(63)
65 1五歩(16)
66 同 歩(14)
67 2五歩(26)
68 5四歩打
69 7七角(55)
70 6五桂(73)
71 6六角(77)
72 3四金(43)
73 2四歩(25)
74 同 銀(33)
75 2五歩打
76 3三銀(24)
77 8五歩(86)
78 2二玉(12)
79 8四歩(85)
80 8六歩打
81 同 飛(88)
82 4二飛(82)
83 8三歩成(84)
84 4四歩打
85 2四歩(25)
86 同 銀(23)
87 2五歩打
88 1三銀(24)
89 4四歩(45)
90 同 角(53)
91 同 角(66)
92 同 飛(42)
93 4五歩打
94 4二飛(44)
95 5八歩打
96 6八角打
97 8五飛(86)
98 2六歩打
99 同 銀(27)
100 4六角成(68)
101 同 銀(47)
102 3六金打
103 6六角打
104 2六金(36)
105 6一角打
106 5二銀打
107 7二角成(61)
108 3六金(26)
109 5四馬(72)
110 4六金(36)
111 6四馬(54)
112 3六金(46)
113 6五馬(64)
114 2六歩打
115 4四桂打
116 4七歩打
117 3二桂成(44)
118 同 飛(42)
119 1七金打
120 4六桂打
121 4七馬(65)
122 2七銀打
123 投了
まで122手で後手の勝ち

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