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名将会ブログ (旧 名南将棋大会ブログ)

名古屋で将棋大会を開いています。
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SS2-13 32飛戦法(12)

2024-08-24 | 基本定跡の研究

初手から76歩32飛に96歩94歩

先手は9筋の突き合いの工夫をして、26歩62玉25歩34歩

22角成同銀65角74角

43角成47角成に48飛ではなくて、58金右74馬95歩

端攻めでどうか。後手は取れなければじり貧なので、95同歩92歩同香91飛

両取りをかけられました。でも84歩81飛成72銀があって、でもでも75歩。

65馬には84飛成、83馬には同飛成同銀65角です。取り合いしかないでしょう。81銀74歩同歩

長岡先生は後手優勢と書いているのですが、評価値は+435の先手有利です。狭いところですが83角があるというのが理由のようで、33角には77桂打で受かります。71飛が難しい受けに見えますが、24歩同歩同飛23銀26飛 (28飛でも良い)

44角には46飛43歩24歩同銀44飛同歩65角

これで74角成を見て先手優勢だというのが一例です。先手の駒得だし、後手は持ち駒の飛をうまく使えません。

さらには58金右74馬を入れないで95歩もあって

95同歩92歩同香91飛

今度は84歩81飛成72銀とされても先手の竜は殺されません。69馬同玉82金として

後手は粘るのだそうですが、95香94歩同香93歩

93同香成同桂48飛43歩94歩

85桂93歩成72銀

竜は捕獲されるのですが、93歩成81金同竜同銀83と

この図の評価値は+708.長岡先生も「先手優勢」だと。と金が大きいです。

端を突き合っていなくても、馬を作り合って58金右は後手にとって厄介でした。端を突き合うとさらに悪いようで、後手は回避せねばなりません。

 



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